【どうなる? 再開発で変貌する「渋谷」】2027年まで続く!「渋谷再開発」おどおど #あつまれ!_おどおど学生。

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進学に合わせて初めて上京する皆さんは、新宿・渋谷・池袋など、東京を代表するエリアを見て、その人だらけ・ビルばかりな風景に驚かれるかもしれません。東京は常に風景が変わる巨大都市ですが、特に渋谷はここ数年の再開発で大きく変貌しました。そこで今回は、渋谷の変わりっぷりについてご紹介します。

変貌する「渋谷」2027年まで再開発は続く!

渋谷駅周辺の街並みは大きく変わっています。もともと店舗などが頻繁に入れ替わる街でしたが、そうではなく「お店が入るビル自体」が変貌を遂げているのです。

そもそも「2020 東京オリンピック」をターゲットに再開発が行われていたのがようやく一息ついた――そんなところです。実は、渋谷の再開発は2027年まで続きます。

渋谷再開発プロジェクトを見ると、以下のようになります。

●2012年04月 『渋谷ヒカリエ』開業

地上34F/地下4Fのビルで、地下3F~地上5Fは『東急百貨店』が運営する商業施設『ShinQs(シンクス)』ですが、文化・アートの発信地でもあります。8Fには『8/(ハチ)』というクリエイティブスペース、9Fには『ヒカリエホール』という大型イベントホール、11~16Fにはミュージカル専用劇場『東急シアターオーブ』があります。『渋谷ヒカリエ』は渋谷の夜景を楽しめるスポットとしてすっかりおなじみになりました。

●2017年04月 『渋谷キャスト』開業

渋谷駅の北に位置し、明治通りを挟んで宮下公園(後述)の向かいにあります。地上16F/地下2Fのビルで、B1~2Fは商業施設ですが、2~12Fはオフィス、13~16Fは賃貸住宅です。『渋谷キャスト』に住むと、まさに渋谷のほぼ中心部に居を構えたことになります。いわゆる「キャットストリート」の起点ともいえる立地のため、原宿・青山方面へのアクセスもよく、再開発された渋谷の新たなランドマークの一つとなっています。

●2018年09月 『渋谷ブリッジ』開業

『渋谷ヒカリエ』『渋谷ストリーム』の南側に位置し、八幡通りを渡ったところにあります。新たに整備された渋谷川沿いの遊歩道(後述)の先の弓なりになったスペースに建つ複合施設で、保育所『渋谷東しぜんの国こども園 small alley』やホテル『MUSTARD HOTEL』、店舗、オフィスなどからなります。渋谷と、渋谷の西に位置する「代官山」を、文字どおり「ブリッジする」ような存在となっています。

●2018年09月 『渋谷ストリーム』開業

渋谷駅南街が地上35F/地下4Fのビルに生まれ変わりました。昔の旧東横線渋谷駅の姿を残しながら再開発されたのが特徴で、国道246号(いわゆる「246」)を渡る高架を歩行者デッキにリニューアルするなど、かつての面影を感じさせるのが粋です。官民が連携して渋谷川の整備も行われました(後述)。「stream(ストリーム)」という名前は、水流が復活した渋谷川の「流れ」から取られています。

●2019年03月 『渋谷ソラスタ』開業

渋谷駅の西側に位置し、国道246号に面した道玄坂に建設された地上21F/地下1Fのビルです。最上階には、スカイテラスとラウンジが設置されています。「ソラスタ(SOLASTA)」は「SOLA(空)+ SOLAR(太陽)+ STAGE(ステージ)の造語で、晴れやかな空の下で多彩なワーカーが活躍する舞台(ワークプレイス)となって欲しいとの意味を込めた」とのこと。

●2019年11月 『渋谷フクラス』開業

渋谷駅の西側に位置する地上18F/地下4Fのビルで、1Fは大きなバスターミナルとなっています。これまで渋谷には海外からの観光客を迎え入れるランドマークがなかったのですが、このフクラスの誕生によって空港からのリムジンバスの導入が楽ちんになりました。屋上には渋谷を一望できる「SHIBU NIWA」が設けられて、人気スポットになっています。「フクラス」は「人々の幸せを膨らす(膨らます)」からの命名です。

●2019年11月 『渋谷スクランブルスクエア』東棟開業

『渋谷スクランブルスクエア』は、渋谷駅の真上に建設されるビルです。第1期工事(東棟)、第2期工事(中央棟・西棟)に分かれており、先に東棟が竣工。すでに開業しています。東棟は地上47F/地下7F。中央棟は地上10F/地下2F、西棟は地上13F/地下5Fになります。完成した暁には、周辺で最大級「オフィス約7万平方メートル + 商業施設約7万平方メートル」の面積を持つ施設になるのです。

ここまでは、2023年02月20日現在で完了しています。『渋谷スクランブルスクエア』は第一期工事まで完了で、引き続き工事が進められています。以下はこれから竣工・開業するプロジェクトです。

●2023年度竣工予定 『渋谷駅桜丘口地区』
●2024年度竣工予定 『渋谷2丁目17地区』
●2027年度竣工予定 『渋谷スクランブルスクエア』中央棟西棟

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