【幻想的な「鳥取砂丘」に行ってみたい…】はじめての「 鳥取砂丘おどおど」 #あつまれ!_おどおど学生。
砂漠。ずーっと、ただただ砂が広がっているだけなのに、なぜか心が引きつけられる光景です。学生読者の皆さんも一度は行ってみたいと思われるのではないでしょうか。日本には砂漠ではありませんが、「砂丘」があります。誰でも知っている鳥取砂丘ですね。しかし、実際に行ったことがあるという人は少ないかもしれません。行ってみると分かりますが、砂丘は美しく、幻想的な趣があります。
今回は、「行ってみましょう!」と皆さんの背中を押す意味で鳥取砂丘についてご紹介します。
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鳥取砂丘の魅力とは?
鳥取砂丘は日本海に面し、南北2.4 km、東西16kmに広がる砂の大地です。ぴんとこないのを承知で述べると「東京ドーム約820個分の広さ」があります。
見渡す限り砂で満たされた土地は見る者を圧倒します。
風によって作られる砂の上に描かれる風紋は、自然が作り出した一つのアートといってよく、時に幻想的な風景を見せてくれます。
砂丘入り口から入ったら、砂の大地を踏みしめる感触を確かめながら海側に向かって進んでいきましょう。ひときわ高い「馬の背」という丘があります。約47mの高さで、急斜面を登って頂上まで行くと、若い大学生の皆さんでも息が切れるかもしれません。
馬の背に立つと砂丘の光景を見下ろし、日本海を見ることができます。潮風と広大な砂、海、空が作り出す眺望はこれまでに見たことがない、まさに一生モノの記憶になるはず。写真を見ているだけでは、その調和と空気感を味わうことはできません。
鳥取砂丘はまた夕日の名所でもあります。夕暮れに日本海に沈む夕日と砂丘の見事なコントラストもぜひ見ておきたいところです。
●四季折々の光景がある!
砂ばかりなので、四季の変化などないと思うのは大きな間違いです。自然は砂丘に四季それぞれの変化をもたらします。
・春
砂丘の春を告げるようにニセアカシアの花が咲きます。また、ハマヒルガオの淡いピンクの花が咲き、砂丘に見事なアクセントを添えてくれます。
・夏
青紫のハマゴウが咲き、辺りに爽やかな香りを運びます。また、ネコノシタの黄色い花が盛夏を称えるように咲くのです。夕暮れ時からは日本海にイカ釣りの漁火(いさりび)が現れ、幻想的な光景となります。
・秋
↑ラッキョウ畑があります。
海岸付近には白いかかれんなハマベノギクが咲きます。ラッキョウ畑では紫の花が開花し、一面ラベンダー色のじゅうたんのような光景が見られます。
・冬
砂丘に雪が積もると、一面なだらかな雪の丘陵となります。白一色の景色は見る者に強いインパクトを与えます。
このように砂丘は四季ごとに表情を変えます。いつ行っても一期一会な素晴らしい風景を見ることができるでしょう。