【はじめての横浜中華街、右も左もわかりません…】「横浜中華街」おどおど #あつまれ!_おどおど学生。

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この春から住み慣れた親元を離れ、初めての土地で暮らすことになったという方もいらっしゃるでしょう。そのような場合には、有名な繁華街エリアなどを訪問しても右も左も分からず、おどおどしてしまうかもしれません。

本シリーズ記事では、そんなおどおどを解消するためにそのエリアの歩き方についてご紹介しています。今回は、神奈川県横浜市「横浜中華街」です。

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おどおど解決ポイント
1.横浜中華街とは?
2.横浜中華街のランドマークは?

横浜中華街とは?

横浜中華街のそもそもの始まりは、1858年(安政5年)の日米修好条約によって横浜が貿易港と認定されたことです。開港は1859年(安政6年)。中国人の居住するエリアが形作られ、大きくなっていきました。関東大震災の後、現在の中華街の位置へ移動しました。

横浜中華街は、世界的に見ても最大級のチャイナタウンといわれます。現在では、中華料理店、飲茶店、土産物屋など600店舗以上の店舗がひしめく人気の観光スポットなのです。

●電車なら「元町・中華街駅」で下車
横浜中華街は、住所でいえば「神奈川県横浜市中区山下町」になります。鉄道でアクセスする場合は、みなとみらい線の「元町・中華街駅」下車がスムーズです。3番出口の「中華街口」から出ると目の前が中華街です。

中華街はほとんどひし形をしています。東北の辺は「本町通り」、南東の辺は「山下長津田線」、南西の辺は「横浜スタジアム前から西の橋までの通り」、北西の辺は「山下高砂線」です。

約500メートル四方の敷地で、それぞれの辺となる道路には、中華街に入るための門(正確には「牌楼」といいます)が設けられています。

本町通りには「朝陽門」、山下長津田線には「朱雀門」、本牧通りには「延平門」、山下高砂線には「玄武門」です。


↑朝陽門


↑朱雀門


↑延平門


↑玄武門

ちなみにどの門にも「中華街」という扁額が掲げられているのですが、中に入って反対側から見ると、それぞれの門の名前の扁額となっています。特に門をくぐらなくとも中華街には入れるのですが、せっかくですので4つの門のどれかから入ってみましょう。

ちなみに、牌楼はこの4つ以外に6つあります。

・善隣門
・西陽門
・天長門
・地久門

・市場通り門(2基あります)

●中華街は迷いやすい! なぜ?
中華街は初見殺しの道に迷いやすいエリアです。迷いやすい理由は、道の走る方角が違うエリアがあるからです。

上掲のとおり、中華街を囲む4辺と平行・直行する道(青い線)がある一方で、ほぼ45度の角度で傾いた碁盤の目状に道が走るエリア(赤い線)が中にあるのです。そのため、中に入って道に沿って歩くと絶妙に方向感覚がねじ曲げられたりするのです。ですので、初見で中華街を歩くと「あれ?」なんてことになりがちです。

中華街で迷わないためには、まずこの道の構造を理解しておくことです。また、当然かもしれませんが、スマホの地図アプリを使うのがベターです。

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横浜中華街のランドマークとは?

中華街はとにかくお店が多いので、初見では「どこに行っても中華料理屋さんだ!」という印象を受けるでしょう。しかし、中華街らしいランドマークがしっかりあります。例えば、上掲の10の牌楼はその一つです。他にも以下のようなランドマークがあります。

●横浜関帝廟

『三国志』に登場する武将・関羽は、中国では商売の神様です。横浜中華街には関羽を祀った「関帝廟」があります。

●横浜媽祖廟

海の安全と健康・幸福をもたらしてくれるという「媽祖(まそ)」を祀った媽祖廟です。媽祖は、約1,000年前の北宋時代に実在した人物ですが、修行を終えて死んだ後、女神になったといわれています。媽祖廟は中国沿岸部や台湾など各地にあります。

ただ、どこも赤・黄・青の原色を使った派手な看板が多くギラギラしていますので、ランドマークを見つけるのに苦労するかもしれません。

読者の皆さんの中にも、一度は横浜中華街に行っておいしい中華料理を食べたいという人がいらっしゃるでしょう。今回ご紹介したとおり、横浜中華街は中に入ると道に迷いやすいです。お目当ての店が決まっているのであれば、その店の位置をしっかり事前に調べて、スマホのマップ片手に訪問するのがお勧めです。

解決!!「横浜中華街」おどおど

最後にアドバイスを一つ。食べ歩きできる肉まんや中華ちまきなどを販売していますが、もし本命の中華料理店での食事が待っているのであれば、食べ歩きの方は少量にしておきましょう。でっかい肉まんはおいしいですが、それでおなかいっぱいなんてことになりかねません。それだけは、ちょっとだけ注意しながら横浜中華街を楽しんでくださいね。


文:高橋モータース@dcp
編集:学生の窓口編集部

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