【はじめて下北(しもきた)に遊びに行きます… 】はじめての「下北沢」おどおど #あつまれ!_おどおど学生。
大学生になった皆さんは20歳になれば飲酒もできますし、これまでよりももっと遊び場や繁華街に出かけることが多くなるでしょう。しかし、大学生になって初めての地域では、繁華街といわれても、その場所に暗いことが多いはず。
本シリーズ記事では、大学生の皆さんがおどおどしないで済むように、有名な繁華街についてご紹介しています。今回は東京都世田谷区「下北(しもきた)」です。
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▼おどおど解決ポイント
1.下北はどこにあるの?
2.下北のランドマークの魅力を知ろう
「下北」ってどこ?
「下北沢(しもきたざわ)」、略して「シモキタ」ですが、実は「下北沢」という住所はありません。地名でいうと「東京都世田谷区北沢」で、繁華街としての「下北」はざっくり小田急線の下北沢駅の周辺一帯ということになります。
小田急線下北沢駅は京王線の下北沢駅と隣接しています。下北は両線の結節点として利用され、新宿(小田急線)、渋谷(京王線)まで、両方とも所要時間は約10分と近いため、交通の便が良いのもポイントです。
また、昭和の時代から音楽・演劇など「サブカル」の拠点として知られており、今でも多くの若者で賑わう街です。
現在では小田急線の下北沢駅のホームは地下化されており、地上から線路が撤去されました。そのため、線路だった場所が道路となるなど、かつてと駅周辺が様変わりしています。昔から慣れ親しんだ人が行くと、ちょっと変わった下北になっているのです。
もちろん現在大学生の皆さんにとってはあまり関係ありませんが…。
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下北のランドマークは魅力いっぱい!
下北には幾つかのランドマークがあります。覚えておくと、初めて行ってもおどおどすることが少なくて済むでしょう。
●小田急線下北沢駅
ホームの地下化に伴い、小田急線の下北沢駅はリニューアルされました。カフェや居酒屋も入った商業施設となっています。
●下北沢南口商店街
左右にカフェ・居酒屋・ファストフードなどの飲食店、ファッション・雑貨屋・古着屋さんといったお店が軒を連ねる「下北」のメインストリートです。おしゃれな店舗も多く、若い世代から大人まで、人気のある商店街です。
●本多劇場
芝居の街、下北にはお芝居の劇場が複数ありますが、「本多劇場グループ」の中心劇場であり、下北を代表する名劇場です。
●ミカン下北
2022年、井の頭線の高架下に開業した商業施設。「常に未完」の思いを込めて名付けられており約30テナントが入っています。コワーキングスペースやシェアオフィスもあって、下北の最新ランドマークです。
●ザ・スズナリ
下北の名所です。演劇の劇場と飲み屋が同居するという東京でも異色の建物で、現在でも日々お芝居の公演が行われ、ファンが集っています。どのように『ザ・スズナリ』が始まったのか、『本多劇場グループ』の説明を見てみましょう。
<引用 >
1981年、本多一夫によってグループ初の劇場として下北沢に開場。
1969年(昭和44年)築、木造二階建ての“鈴なり横丁”は一階が飲み屋、二階がアパート(アパート名は下北沢荘。「すずなり荘」と表記されたWebページもあるが誤りである)という造り。
そこへさらに劇場が造り込まれた。
建物全体が鉄骨で補強され、下宿部屋の半分はホールに改築、残り半分は下宿部屋のまま楽屋や事務所、ロビーとして利用された。
こうしてスズナリは「飲み屋」+「下宿アパート」+「劇場」という異形且つ、生活者空間のなかに誕生することとなった。
⇒参照・引用元:『ザ・スズナリ』公式サイト「1981年 上演の軌跡」
http://r.goope.jp/the-suzunari/free/rekishi1981
伝説の俳優、松田優作さんが『ザ・スズナリ』の近所で酔っていた――なんてまことしやかな伝説も残っています。今でも演劇を志す人やファンにとっては聖地のような場所です。
●『LADY JANE (レディジェーン)』
下北沢駅から少し歩きますが、この『LADY JANE』は昭和から続く伝説のジャズバーです。松田優作さんがこよなく愛したお店として有名ですが、若き日の坂本龍一さん、野田秀樹さん、蟹江敬三さんや石橋蓮司さんが通ったといわれるお店で、このバーこそが下北の生き証人といってもいいぐらいです。熱量の高い若い皆さんもぜひ一度訪問して、下北の歴史を感じてみてください。
解決!! 下北(しもきた)おどおど
下北は現在でもわさわさした熱気を持つ素敵な繁華街です。初めてでもあちこちのお店を見回って、ぜひ下北の魅力を堪能してください。特に、芝居・演劇、ライブが好きな皆さんならきっと気に入ることでしょう。
文:高橋モータース@dcp
編集:学生の窓口編集部
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