【ギター弾きたい！】はじめての「ギターおどおど」を解決（ギター選びのポイント編）#あつまれ！_おどおど学生。

2022/08/31

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▼はじめてのギター記事一覧
・『はじめてのギターおどおど』（1）#準備編
 ・『はじめてのギターおどおど』（3）#実践編

アコースティックギターやエレキギターを購入する際、初めてだと何を基準に選べばいいか分からないでしょう。もし誤った基準でギターを選んでしまうと、後で苦労することになるかもしれません。今回は、初めてでもギター選びに失敗しないためのポイントを紹介します。

やはり好きな見た目のギターが一番

▼おどおど解決ポイント
1.ギター選びのポイントは「ルックス」
2.体格に合わせたギターを選ぼう
3.初めてなら3万～10万円の価格帯がおすすめ

アコースティックギター、エレキギター共通のポイントとして、「ルックス」が挙げられます。島村楽器によると、「ルックスが気に入らなければ楽器が好きになりませんし、練習のモチベーションにもつながりにくいと考えられます。その上で、サウンド・弾きやすさの観点から絞り込んでいくと良いでしょう」とのこと。まずは自分好みの見た目をポイントに探してみましょう。

見た目以外では、以下の2点を踏まえてギターを選ぶといいとのことです。

●どういう演奏をメインにしたいと考えているか
例えば、「バンド演奏でも使えるよう、アンプにつないでパワフルに演奏できるアコギを探している」や「ボーカルをしながらエレキギターを弾くので、ボーカルと相性が良いモデルを探したい」などです。目的に応じたモデルを選ぶのが重要とのこと。

●弾きやすさと抱えやすさ
例えば、左手で弦を押さえるネック部分の太さは、握りやすさや弾きやすさに影響するポイント。自分の手の大きさに合った楽器を選びましょう。また、ギターのボディーの大きさも大事なポイントです。弾き手の体格に合わせて、弾きやすく、疲れにくい楽器を選びましょう。

ギターを購入する際は、実際に楽器店に行き、スタッフに相談しながら選ぶのがお薦めです。どんなモデルがいいのか、どんな演奏がしたいのかを伝えると、要望に応じたギターの弾き比べ（試奏）をさせてもらえます。

ギター購入時の注意点は？

島村楽器によると、「初めてギターを購入する場合、およそ3万～10万円の価格帯の中から比較し、お選びいただけるといいと思います。もちろん、3万円以上のギターでないといけないというわけではありませんが、値段が上がると、木材・各パーツの質が良く、弾きやすさや響きの良さが違います」とのこと。

アコースティックギターの一例

写真提供：島村楽器（株）

【モデル名：James J-300A（NAT）／3万9,000円［税込］】

たくさん練習してうまくなりたいのなら、安すぎるギターよりはやや高めのギターを選ぶ方がいいかもしれません。例えば、非常に安価なギターも販売されているので、「最初はこれでいい」と安さにつられて買ってしまうケースがあります。安価な製品が必ずしも粗悪品というわけではありませんが、不具合が出やすい、チューニングが安定しない、弾きにくいといったトラブルが起こる可能性があります。

また、事前の情報収集や楽器店での試奏が不十分で、買って弾いてみたら好みのサウンドを出せる楽器ではないというケースもあります。これから自分の相棒になる楽器ですから、どのような特徴があるのか把握し、しっかりと試奏して選びましょう。

他には、「予算を抑える」という意味で安価な中古品を購入する場合もありますが、予期せぬ不具合があるかもしれません。島村楽器によると、「中古品は、同じ予算でグレードの高い楽器を買える可能性がありますが、ギターについての知識がまだ浅いうちはスタッフへの相談の下、新品でお選びいただいたほうがリスクは小さくなる」とのこと。「独学での購入」を避けることが、失敗しない楽器選びの第一歩といえるでしょう。