【スケボー初挑戦!】はじめての「スケートボードおどおど(滑り出し編)」を解決 #あつまれ!_おどおど学生。
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『はじめてのスケートボードおどおど』を解決(必要な道具編)(1)
『はじめてのスケートボードおどおど』を解決(より楽しむためのポイント編)(3)
2021年の東京オリンピックでは、「スケートボード」で日本人選手が金メダルを獲得(しかも男女両方!)。これがきっかけでスケートボードに取り組む人が増えました。しかし、初めての場合は何を用意すればいいのか、何から挑戦すればいいのか、分からないことが多いはず。本シリーズ記事では、『ムラサキスポーツ』協力の下、スケートボードを始める際に必要な道具や注意点などをまとめます。今回は「初めてスケートボードをする際の注意点」をご紹介します。
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初心者は最初に何をすべき?
初めてスケートボードに乗る場合、まずは自分の「スタンス」を確認しましょう。スケートボードは左足を前にする「レギュラー」と、右足を前にする「グーフィー」の2種類があります。板の上に乗ってみて、どちらの方が安定しているのか確かめましょう。板選びで「試し乗り」させてもらう際に、店員さんに協力してもらって自分がどちらのスタンスなのかを確認してもいいでしょう。
次に、ボードの上でスタンスを取ってみましょう。最初はほとんどの人がぐらぐらと安定しないはず。それは重心がうまく取れていないからです。足の位置を調整して、安定する位置を探してみてください。重心をうまく取ることができれば、板の上でもぐらつかずになります。
うまく乗れるようになれば、次に「降り方」や「プッシュ(片足で地面を蹴って前進する方法)」といった、次のステップに進むことになります。
ボードから降りるポイント
ボードはスタンスの前側の足から乗るのが基本。レギュラーの場合は左足から乗り、次に右足という具合です。降りるときは反対で、スタンスの後ろ側の足から降ります(レギュラーは右足から降りる)。レギュラーで左足から降りるとボードがひっくり返ってしまうことがあります。
プッシュの方法
レギュラーの場合、スタンスの前側の左足をボードに乗せ、右足で地面を蹴って前に進みます。地面を蹴ってボードが走り出したら、右足を板に乗せます。このとき、ボードに乗せている左足の重心を意識することでバランスが安定し、勢いよくプッシュできるようになります。
『ムラサキスポーツ』では、初心者向けのレクチャー動画をまとめているので、こちらを参考に基本動作を学んでみましょう。
『ムラサキパーク東京』の廣岡耕一店長によると、特に「プッシュ」は全ての基本となる重要な動作なので、何度も繰り返し練習して、安定して乗れるようにするのが良いとのこと。初めは難しいかもしれませんが、安定してプッシュできるよう何度も挑戦しましょう。
スクールを活用するのもアリ
廣岡店長によると、「最初に変なクセをつけてしまうと後で直すのが難しくなる」とのこと。決して自己流で覚えず、最初にしっかりと指導を受けることが上達のポイントになります。そのためにも、スケートボードのスクールに参加してみるのもひとつの方法です。
例えば、『ムラサキパーク』では初心者向けの練習会を実施しています。ここでは、スケートボードの基本的な動きや練習方法のほか、パークでのマナーなどさまざまなことが学べます。最初にインストラクターの的確な指導を受けることで、変なクセがつくのを防げます。
また、『ムラサキパーク』の講習会では、スケートボードやヘルメットなど必要な道具は全てレンタル可能。道具がない状態でも参加できます。スケートボードに興味がある、という人は一度講習会に参加し、続けたいと思った場合にスケートボードやヘルメットなどの道具をそろえるのもいいでしょう。
練習場所を選ぶ際に注意することは?
スケートボードの練習をする際は、スケートボードが可能な場所や、専用の施設を利用することになるでしょう。管理人やインストラクターのいない施設では、ルールが分からず困惑する可能性があります。最初のうちは、管理人やインストラクターがいて、ルールやマナーが明確なスケートパークを利用するといいでしょう。
もし、近くにそうした施設がなく、スケートボード用に一般開放されている公園や広場しかない場合は、滑っている人とコミュニケーションを取ってみましょう。例えば、慣れている人たちがどのように使っているのか、初心者の練習はこの辺がいいなど、いろいろな情報を聞くことができるはず。そのグループとの交流が生まれ、一緒に練習したり、情報の共有ができるかもしれません。
思い切って話し掛けてみるのもいいでしょう。
解決‼ スケートボードおどおど(滑り出し編)
「初めてスケートボードをする際の注意点」をご紹介しました。まずはスタンスを確認し、乗り降り、プッシュといった基本動作から始めましょう。上でも紹介したように、『ムラサキパーク』が実施している初心者講習に参加して、イロハを学ぶのもいいですね。次回は「スケートボードをより楽しむためのポイント」をご紹介します。
文:大西トタン@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部
取材・協力:『株式会社ムラサキスポーツ』https://www.murasaki.co.jp/
⇒『ムラサキパーク東京』