【渓流釣りに初挑戦】はじめての『渓流釣りおどおど』を解決 (竿・道具選び編)#あつまれ!_おどおど学生。
【診断】「恋愛おどおど」さん必見! あなたの恋愛力をチェック
▼はじめての渓流釣り記事一覧
・『渓流釣りおどおど』を解決 (1)(場所選び編)
・『渓流釣りおどおど』を解決 (2)(竿選び編)
・『渓流釣りおどおど』を解決 (3)(服・装備編)
・『渓流釣りおどおど』を解決 (4)(マナー編)
アウトドアレジャーの人気が高まっている昨今、「釣り」に挑戦する人が増えています。例えば、自然の中で釣りが楽しめる「渓流釣り」は、特に注目が集まっているコンテンツです。しかし、渓流釣りは注意しないといけないことも多く、初めてだと困惑することもあるでしょう。そこで、釣りライター・ともぞうさんに聞いた「渓流釣りでおどおどしないためのポイント」をご紹介します。今回は「渓流釣りの竿選び」についてです。
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渓流釣りの竿はどう選ぶ?
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▼おどおど解決ポイント
1.竿選びのポイントをつかもう
2.初心者は仕掛セットを活用しよう
3.その他の必要な道具を揃えよう
まずは「竿選び」です。竿にもさまざまなタイプがありますが、初めての場合、竿1本、針1本と非常にシンプルで、魚とのダイレクトな引き味が楽しめる「延べ竿」はどうでしょうか。延べ竿は、ルアーやフライ同様にビギナーから上級者まで幅広く楽しめる竿の一つです。
竿選びのポイント
川幅が3メートルくらいなら3メートル以上、5メートル以上なら5~6メートルの「渓流竿」を選びましょう。多くの場合、釣り具屋に行けば渓流竿コーナーがあるので、そこから選択するといいでしょう。オンラインショップで購入する場合も5メートル前後の渓流竿を選ぶといいですね。いきなり高価な釣り竿を選ぶ必要はないので、まずは入門用で多い1万円前後の竿を基準に選んでみてください。
また、延べ竿には「調子」と呼ばれる竿の曲がり具合を表す基準があります。もし、店頭でどの調子を選べばいいか分からない場合には「先調子」を選択してください。先調子は、竿の穂先近くが曲がる延べ竿のことで、比較的振り込みがしやすく初心者でも扱いやすいものです。
仕掛け
渓流釣りのベテランにもなると、ラインや針、目印を好みに応じて購入しますが、初心者だとどれが良いのか分からないでしょう。その場合、釣り具屋やオンラインショップなどで「初心者向けの仕掛けセット」を購入するといいでしょう。仕掛けセットには、「仕掛けの長さ」が記載されているので、仕掛けの長さに応じて釣り竿を購入してもOKです。仕掛けセットを竿に結べば、あとは餌をつけるだけで釣りが始められます。
参考:『株式会社オーナーばり』「山女魚アマゴ仕掛」
仕掛けケース
仕掛けケースは、その名のとおり「使用した仕掛けを収納するケース」のことです。次の釣り場へ向かう際に、危険な針先を収納でき、安全に持ち運べます。また、仕掛けをきれいに収納しておけば「現場でラインが絡まってしまった」などのトラブルも回避できます。
渓流釣りでは「仕掛け巻」という名称で販売されているので、釣り具屋やオンラインショップでそろえておきましょう。
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餌
餌は、釣り具屋で「ぶどう虫」や「ミミズ」が購入できます。しかし、初めての渓流釣りで「生き餌」を使うのに抵抗があるという人も多いでしょう。
その場合は、釣り具屋で購入できる「イクラ餌」を使用してみましょう。解禁早期の渓流であれば、イクラでも渓流魚を釣ることができます。
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また川によっては、浅瀬にある石をひっくり返すと「川虫」が生息していることがあります。ともぞうさんによると、「川虫は普段から渓流魚が捕食している餌なので、抵抗がなければ最もお薦めの餌です」とのこと。川虫が生息している川は、栄養豊富で健全な生態系が保たれている証拠。自然を観察することで新しい学びを得ることもできるでしょう。
釣り具まわりで必要な道具は?
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針外しまたはフォーセップ
針が魚の口の硬い部分に深く刺さってしまい、針が外れにくいという場合に使います。また、体温の高い人間の手で安易に触れてしまうと渓流魚にやけどを負わせてしまいますので、それを防ぐためにも針外しやフォーセップを使用します。
針を奥(食道近く)まで飲み込んでしまい、針外しを使用してもうまく取り除くことができず流血してしまう状況では、魚が瀕死の状態に近づいてしまいます。このようなケースでは、リリースするのではなく、感謝の気持ちを込めて持ち帰り、おいしく命をいただくという選択肢がいいでしょう。
そのほかにも、飲み込んでしまった針のチモト(針とラインを結ぶ部分)からできるだけ近いラインをカットするという方法もありますが、賛否が分かれる方法であるため、本記事では紹介をいたしません。
ランディングネット
釣った魚を取り込むときに使用する網です。渓流釣りでは「渓流タモ」と呼ばれることもあります。足場の悪い場所が多い渓流釣りで、安全に魚を取り込むのに必要です。また、渓流魚は人の手で安易に触れてしまうと火傷を負い、最悪の場合、死んでしまいます。
手で安易に触れないことを徹底する意味でも、ランディングネットは必要です。30cmまでの渓流魚を釣ることを想定すると、枠の長さが30cm程度のランディングネットを選ぶのがお薦めとのこと。
解決!! 渓流釣りおどおど(竿・道具選び編)
「渓流釣りの道具編」として、竿や仕掛けなど釣りに必要な道具をまとめてみました。初めての渓流釣りに挑戦する場合は、今回の記事を参考に道具をそろえてみるといいでしょう。
次回は「服装」と「あると便利なアイテム」を紹介します。
教えてくれたのはこの人!
ともぞう(釣りブログ運営者)
釣りライター。幼少期より渓流釣りに親しみ、特に延べ竿の釣りが得意。ヤマメやイワナなど渓流魚の美しさにハマる渓流釣りフリークである。渓流釣りの道具やラインの結び方は釣りブログ「釣りパラダイス」も参考にしてください。
『釣りパラダイス』
文:中田ボンベ@dcp
取材協力・監修:ともぞう(釣りブログ運営者)
編集:マイナビ学生の窓口編集部
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