【スーパーカブ乗りたい!】はじめての『スーパーカブおどおど』を解決 (乗り方編)#あつまれ!_おどおど学生。
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『スーパーカブおどおど』を解決 (基本情報編)
日本だけでなく海外でも愛されるホンダのスーパーカブ。郵便配達などのビジネスや通勤・通学だけでなく、趣味の一台として所有している愛好家も多いのです。しかし、スーパーカブは独自のミッション機能、自動遠心クラッチを搭載しているため、初めて乗る場合は戸惑うかもしれません。初めてのスーパーカブでもおどおどしないよう、『本田技研工業株式会社』協力の下、「スーパーカブの乗り方」を解説します。
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▼「おどおど」解決ポイント
1. 戸惑いがちなポイントを知っておこう
2. ミッションの操作を覚えよう
スクーターと異なるシステムに戸惑う!?
原動機付自転車の免許を取得する場合、一種、二種共に教習所ではスクーターを運転します。一般的なスクーターはギアチェンジをする必要がなく、エンジンを作動させ、ハンドル右側のアクセルをひねると加速、左右のレバーで自転車のようにブレーキをかけると習うはず。しかし、「スーパーカブ」の操作はスクーターと異なる点があり、初めてだと戸惑うでしょう。
以下に、初めてスーパーカブに乗る場合に戸惑うポイントをまとめました。
ブレーキはハンドル右側のレバーと右側足ペダル
スクーターはハンドル左右のレバーがブレーキになっています(右レバーが前輪、左レバーが後輪)。これは自転車と同じなので操作に戸惑うことはありません。しかし、スーパーカブの場合は、ハンドル右のレバーが前輪ブレーキですが、後輪ブレーキは右側足元のペダルになっていて、右足で操作しないといけません。少しでも早く慣れるためにも、「スーパーカブは足でもブレーキ操作をする」と覚えておきましょう。
セル始動とキックスターターペダルでのエンジン始動
現行モデルはセル始動(鍵を差し込んで回し、スターターボタンを押す)ですが、キックペダルを踏み込んでエンジンを始動することもできます。バッテリー上がりなどでセルが使えなくなった場合、またはキック式のみだった昔のモデルでは、キックでエンジンを始動させないといけません。初めてだと戸惑うもので、どのくらいの力でペダルを踏みこめばいいのか分からないでしょう。最初は軽く体重をかけるくらいでゆっくりと丁寧に踏み込み、徐々に強めていく方法がお薦め。慣れないうちは、いきなり強くキックするのは避けましょう。
独自のミッション操作
スーパーカブは4段式の変速機が搭載されていて、変速は自分で行わないといけません。いわゆる「ミッション操作」が必要なのです。ミッションの操作を教えてもらっていないと、「これってどうすればいいの?」と分からないはずです。スーパーカブのミッション操作がどのようになっているのか、次の項にまとめてみました。
ミッションの操作を覚えよう
スーパーカブは、左の足元にミッションを操作するペダルが設置されています。ペダルは爪先とかかとの2つがあり、ニュートラル(ギアが入っていない)状態で爪先側を踏むと「1速」に入り、さらに踏み込んでいくと「2速」に入り、同じ要領で「 3速 ⇒ 4速」とギアが上がります。ギアを下げたい場合は、逆にかかと側のペダルを踏むことで「4速」から「3速 ⇒ 2速 ⇒ 1速」と下がり、1速の状態でもう一度踏むとニュートラルに戻ります。
停止時は4速の状態で爪先側のペダルを一回踏み込むと一気にニュートラルに戻ります。これら簡便な変速の仕組みを「ロータリー式」と言います。いちいちかかとのペダルを何回も踏んで、ニュートラルポジションまで戻す必要はない、というわけです。もし、4速で走行時に誤って爪先ペダルを踏んでもニュートラルに入らない仕組みになっているので安心してください。
この一連のミッション操作さえ覚えてしまえばもうこっちのもの。慣れてくれば、意識しなくてもペダル操作ができるようになるでしょう。
解決!! 「スーパーカブ」おどおど(乗り方編)
ミッションやブレーキの操作など、一般的なスクーターとは異なる仕組みなので、初めてでも戸惑わないよう覚えておきましょう。ホンダのHPにある『オーナーズマニュアル クイックガイド』には、操作方法の解説動画もあるので、実際に購入する前にチェックしておくのもお薦めです。次回は「スーパーカブを満喫するためのポイント」をご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
⇒本田技研工業株式会社『オーナーズマニュアル クイックガイド』
→『スーパーカブおどおど』 (魅力編)はこちらから
文:大西トタン@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部
取材協力・監修:『本田技研工業株式会社』