短期や長期の海外留学に! 海外留学支援の奨学金について解説

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海外へ留学をして自分の能力を高め、可能性を広げていきたい。そんなふうに考えてはみるものの、いざ準備に入ると、結構な費用がかかることに驚かされます。ここでは海外留学の際に利用できる奨学金制度について解説していきます。
(監修協力:FP 鈴木幸子)

海外留学 奨学金

海外留学にも利用できる奨学金

日本学生支援機構などでは、海外留学のための奨学金制度を実施しています。日本学生支援機構の貸与型奨学金など一部の制度を除き、多くの海外留学奨学金は返還の義務がない給付型です。

給付型では、日本学生支援機構による学部学位取得型や大学院学位取得型などの海外留学支援制度が用意されています。
そのほかにも、アメリカによる「フルブライト奨学金」、ヨーロッパでは「フランス政府給費留学生」、「英国外務省チーヴニング奨学金」、「イタリア政府奨学金」など。アジアでは「中国政府奨学金」、「インド政府奨学金」、「スリランカ政府奨学金」など、世界各国でさまざまな奨学金が準備されています。

貸与型奨学金では、日本学生支援機構による有利子貸与型の第二種奨学金(海外)、第二種奨学金(短期留学)などがあります。

給付型の奨学金

給付型の奨学金には返還の義務がありません。前述の日本学生支援機構による奨学金の他にも、多くの外国政府による奨学金はこの給付型となっています。

その国・地域の大学などへ留学する日本人を対象に実施されており、支給期間は主に1年以内。留学先校を本国側で指定される場合が多くなっています。

また、日本学生支援機構が募集・選考に協力している外国政府等による奨学金も数多くあります。

貸与型の奨学金

貸与型の奨学金は有利子で、後に返還を行います。前述の日本学生支援機構による有利子貸与型の第二種奨学金(海外)、第二種奨学金(短期留学)などの他に、貸与型を検討する場合には、公的あるいは民間ローンを比較して選択することになります。

その中の一つに日本政策金融公庫の「国の教育ローン」があります。海外留学資金(一定の条件付き)の場合は最高450万円まで借り入れることができ、利子は固定金利で年2.25%(2023年10月2日現在)となっています。

金融機関の教育ローンについては留学にも利用できる制度が他にもありますので、個々の金融機関に直接問い合わせてみてください。

まとめ

海外留学で利用できる奨学金制度については、さまざまなものが用意されていることを理解いただけたことと思います。それぞれについて、自分でじっくりと中身を調べて、行き先や自分の留学に関する方向性になるべく即した奨学金を検討してみることをおすすめします。

(学生の窓口編集部)

監修協力:鈴木幸子
2010年よりFP活動を始め、子育てファミリーの家計相談、住宅購入相談を実施。フジテレビ「Live News it!」でコメンテーターを務めるなど、地元金融機関、住宅メーカーでの講演実績を持つ。保有資格AFP・証券外務員2種・相続診断士。
https://www.gyl-h.com/

編集部:ベッシー

編集部:ベッシー

昔ながらの大学生活でイメージされるような大学生活を謳歌し、就職活動はちゃんとやらず、社会人のスタートではつまづき、いろんな会社を転職しながらキャリアビルド。学生や若い人のチャレンジを応援したい、頑張れる場を提供したいという想いを持って編集部で活動中。伝えたいメッセージは「自分で考え、自分で動き、人にはどんどん頼りましょう」

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