2021年版! 手帳の種類・選び方を知って自分に合った1冊を選ぼう 2ページ目
3. 記入欄で探す
手帳で最も重要なのが、スケジュールを記入するフォーマットがどのようになっているかです。
例えば、1日の予定を細かく記入する人と、月間の予定が必要だという人では必要なフォーマットが異なります。
記入欄の分類は細かく分けられます。
マンスリータイプ
一般的なカレンダー式がマンスリータイプです。
1ページもしくは見開きで1か月となっており、1日1コマで区切られています。
マンスリータイプの記入欄は、出張や面接など決まった日にちの予定がある人におすすめです。
ただし、1日の細かいタイムスケジュールを書き込むには欄が狭すぎるため向いていません。
ガントチャートタイプ
ガントチャートタイプとは、記入欄の縦軸がプロジェクトやタスク、横軸が日程になっているフォーマットのことです。
建築現場の監督やシステムエンジニアなど、期間が決まった複数の予定を管理する際に大変使い勝手の良い記入欄となるでしょう。
また、就活中で複数社の合同説明会などに赴く際にも最適です。
週間バーチカルタイプ
見開きで1週間の予定を管理でき、横軸は日付、縦軸には時間が書かれているフォーマットが特徴的です。
時間ごとの予定を書きこめるため、学生であれば就職活動、習い事など、社会人では商談など複数の予定を同時に管理しなければならない人におすすめします。
週間レフトタイプ
「ホリゾンタルレフトタイプ」とも呼ばれる週間レフトタイプは、見開きの左ページに1週間の予定を書き込む欄、右ページはフリースペースという構成です。
「週間バーチカルタイプ」と違い、1日の細かい予定を書くことに適していないものの、フリースペースをメモに使えるという利点があります。
週間ホリゾンタルタイプ
見開きで1週間の予定を管理するフォーマットの一種で、左ページに4日分と右ページに3日分の記入スペース・メモ欄があります。
1日当たりの記入スペースが「週間レフトタイプ」より広くなるので、複数の予定を書きこむのに最適です。
週間ブロックタイプ
見開きで1週間の予定を管理するフォーマットで、1ページが4分割され、1日1ブロックで使用します。
1日当たりのフリースペースが大きくなるので幅広い用途に使えるでしょう。
ただし、細かいタイムスケジュールを記入するのには不向きだと感じてしまうかもしれません。
1日1ページタイプ
名前の通り、1ページに1日が割り当てられているフォーマットです。
その日のメモや日記として活用可能ですが、自分でけい線を引いてタイムスケジュールを書き込むようにカスタマイズしても使える自由度が高いフォーマットだと言えます。
セパレートタイプ
ページが上下に分かれており、別々にめくれるという珍しい構成が特徴です。
例えば、上部は月間の予定、下部は週間の予定を書き込める手帳なら、ある月の大まかな予定と、個別の週の詳細な予定を同時に確認できます。
4. 開始日や開始曜日で選ぶ
手帳の中には、1月でスタートするものや、4月・9月など開始月や開始曜日によってもタイプが異なります。
開始曜日の場合は、「日曜始まり」と「月曜始まり」の2種類が一般的です。
開始月は手帳を使い始める時期によって選べますし、開始曜日については好みで選んで問題ありません。
昔は日曜始まりのカレンダーが一般的でしたが、近年は「1週間の始まりは月曜」という考えから月曜始まりのカレンダーを好む人が増えています。
手帳を使う際に混乱しないためにも、自分が見慣れている形式かどうか確認してから購入しましょう。
5. 巻末の付録で選ぶ
手帳の中には、巻末にさまざまな付録が掲載されています。
・路線図
・世界地図
・ToDOリスト
・ウィッシュリスト
など、手帳の種類によって用意されている内容も異なります。
「3」の記入欄と併せて自分にとってあると嬉しい巻末の付録も選択基準の参考にしてみるのも良いかもしれませんね!