ロンドンのおすすめ観光地20選 ビギナーから旅行通まで楽しめる人気のスポットは? 5ページ目
ロンドンのおすすめ観光地16.ケンジントン宮殿
この宮殿は、ヴィクトリア女王誕生から幼少期を過ごした王室関係者には思い出深い場所で、今はウィリアム王子とキャサリン妃のロンドンでの住居となっています。故ダイアナ妃も亡くなるまでこのケンジントン宮殿にお住まいになり、ウィリアム王子とヘンリー王子もこの宮殿で幼少期を過ごしました。
お隣はケンジントン・ガーデンでピーターパンの像やダイアナ妃記念噴水などがあります。小さなカフェなどが点在しますが、とても広い敷地ですのでゆっくりと休みながら巡るのがいいでしょう。
ロンドンのおすすめ観光地17.ポートベロー・マーケット
ロンドン最大のアンティークマーケット、ポートベロー・マーケットは世界のアンティーク業者が仕入れに訪れるマーケットで、アンティーク、生鮮品、日用雑貨などが販売されている市場です。
アンティークといっても取り扱いは幅広く、古着、アクセサリー、家具、陶器、時計など本当の価値がわかる人には興奮してしまうくらいの品揃い、豊富な量の取り扱いです。雰囲気を楽しむなら昼くらいがベストですが、本気で何かを探すなら朝早くの到着が望ましいでしょう。
ロンドンのおすすめ観光地18.ブリック・レーン・マーケット
下町の雰囲気が漂うイースト・エンドにあるブリック・レーン・マーケットはコックニー(イギリスの強い訛)が飛び交う日用雑貨、中古品の激安マーケットです。トルーマン・ビール醸造所跡地には、サンデー・アップ・マーケットやバックヤード・マーケットと呼ばれるマーケットもあり、この周辺は食べ物屋台や手作り品、アート販売などが多く行われています。
バングラデシュ系のレストランも多く、香辛料の香りを強く感じることもありますが、食事時にはサモサや本場のカレーを味わうのもいいでしょう。スリに注意して散策しましょう。
ロンドンのおすすめ観光地19.ノッティング・ヒル
映画「ノッティング・ヒルの恋人」の舞台となったロンドン西部の住宅街、ノッティング・ヒルはポートベロー・マーケットの最寄り駅として知られ、土曜のマーケット開催日は駅からマーケットまで行列ができます。
映画では、ノッティング・ヒルにある旅行専門書の主人(ヒュー・グラント)とハリウッド女優(ジュリア・ロバーツ)の奇跡の恋愛ストーリーでしたが、その街並みも美しくおしゃれで、ストリートを歩くだけでもワクワクするような雰囲気です。最近は、インテリアやセレクトショップの店が出店し始め、マーケットだけの街ではなくなっているようです。
ロンドンのおすすめ観光地20.グリニッジ
世界の標準時間の基本、東経0度西経0度の子午線が通るグリニッジは、旧王立天文台やプラネタリウム、旧王立海軍学校のある街です。
旧王立天文台はグリニッジ・パークの小高い丘の上にあり、子午線ゼロ地点の境界線には金属製の線があり、フォトジェニックな人達は撮影ポイントして線をまたいだ構図が王道となっています。東半球と西半球の境を跨ぐなんて、本当にここでしかできないことです! フラムテッド・ハウスのテラスからはロンドンの街並みが一望できますのでこちらも要チェックです。
もし、イギリスでテニスのスポーツ観戦をするならば、ウィンブルドンの全英テニス選手権(毎年6月最終週〜7月の第1週)をナマで観戦してください。チケットは前売り券でゲットしたいものですが、入手は宝くじほどの倍率の高さ!……しかし当日券、リセールという仕組みがあるのであきらめずに現地でプレーを楽しみましょう。
執筆:つかさあおい
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。