【明治の先輩社員】栄養商品開発部 開発2G:鈴木美記子さん 2ページ目

編集部:はまみ

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学生時代編答えがないことを考えるのが好きで、研究に没頭

▲学生時代の鈴木さん

鈴木さんのガクチカ(学生時代一番力を入れていた活動)は?

大学1・2年生の時はそんなに勉強も忙しくなかったので、塾講師や飲食店でバイトをしていました。実家が料理店をしていたので、元々食に興味はあって。もともと人と接するのが好きだったので、バイトを通していろいろな人と知り合えたことは楽しかったです。 3・4年生になると国家試験の勉強や実習などで忙しくなり、大学院に入ってからはずっと研究一筋でした。血管新生の研究が専門分野で、試行錯誤しながら2年間ひとつの研究を進めていきました。研究というのは、ひとつのことをずっと突き詰めて考えるものです。どうしてだろうと考えに考えないと結果は出てきません。私は元々、答えのないことを考えるのが好きで、答えが決まっていないからこそ考えるのが楽しいと思うタイプ。だから、研究には向いているのだと思います。

仕事で役立っている大学生時代の経験は?

塾講師や飲食店のバイト以外に、大学院の時には看護専門学校で講師をしていました。講師は私ひとりで、生徒は約30人。大勢の前で1コマ90分ぐらいの授業をこなすのはやはり緊張もしますし、大変でした。でもそのときの経験を通じて、人前で話したり、物事を伝えたりするのに慣れたのはよかったなと思います。会社に入ってからも学会発表などプレゼンをする機会は多いので、経験が役立っていると感じます。

また、大学院時代の指導教官が他校の先生だったので、週に1回しか会えなかったんです。だから研究で迷っても、ひとまず自力で解決しなければならないことが多くて。そのときは意識していませんでしたが、試行錯誤を続けるなかで自然にPDCAサイクルが身についたと思います。
※PDCAサイクルとは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する手法のこと。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

私自身の体験から言えることとして、大学で専攻している領域も大事ですが、それにこだわりすぎないほうがいいのではないでしょうか。私は医学部でしたが医療の道には進まず、食品メーカーに就職しました。同期のほとんどが病院か製薬メーカーに就職しているので、かなり異色ですね。でも、自分が好きなことはなんなのかを専攻にこだわらず考えたことによって、働きやすい環境でやりがいのある仕事ができていると思います。

粉ミルクの研究・商品開発に従事している鈴木さんは、産休時期も自らの体験を仕事に活かそうとした、根っからの研究者という印象を受けました。でも、それは義務感からではなく、学生時代から本当に研究が好きだったからなのでしょう。好きなことを仕事に生かして活躍する姿は、とても頼もしく見えますね。

DATA
趣味:ランニング、カフェめぐり
特技:料理、折り紙
就活で受けた企業数:10社程度
就活で志望していた業界:製薬、食品
現在の会社の魅力:人の一生の健康に貢献できる

文・写真:イマーゴ
取材協力:株式会社 明治

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