2019年05月15日 更新

干し方で乾くまでの時間短縮! 上手に洗濯物を干す方法

洗濯物を早く乾かすためのポイントをまとめました。アイテムごとやシーンごとの干し方のコツもご紹介します。一人暮らしを始めたら、面倒でも自分でやらなければいけない洗濯。洗うこと自体は、洗濯機に入れさえすればいいので楽ですが、ちょっと面倒なのは干すとき。厚みのある衣類がなかなか乾かず着られなかったり、早く乾かないせいで嫌な臭いがついたり、といった問題が起きます。また、女性なら下着やストッキングの干し方に悩むこともあるでしょう。基本とコツを知り、家事を少しでも楽にしましょう。

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洗濯物を干すときの基本的なコツ

洗濯物を早く乾かし、かつ仕上がりも良くするために注目したい6つのポイントを紹介します。

洗濯物の間隔を空ける

他の洗濯物との間を10センチほど開けるように干すと、風通しが良くなり、乾きやすくなります。
目安としては拳を横にして一つ分くらいです。少なくても指3本分は空けるようにしましょう。

ベランダが狭い、部屋に干すしかないなど、干すスペースが限られているなら、一度に洗濯する量を少なめにすると、早く乾くので洗濯のサイクルを上手に回せます。
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アーチ状に干す

ピンチハンガーで干す場合は、両側の1番外の部分に長いものを干し、内側に向かって丈の短いものを干しアーチ状にすると、風の通りが良くなります。

長い衣類を真ん中に干すV字干しや、長短ばらばらに干す長短干しよりも乾きがいいです。
洗濯物を隠すようにタオルで囲いを作るのは、風通しが悪くなるため避けましょう。

生地を裏返して干す

ズボンは表向きのまま干すと、ポケットが乾かない場合が多くあります。ズボンは裏側に返してから干しましょう。生地の表側の退色を防ぐこともできます。

洗濯ネットごと干す

洗濯ネットに入れたまま干すのは横着のように感じられるかもしれませんが、メリットがあります。
薄手のもの、特にストッキングにおすすめです。風に吹かれてどこかに引っ掛かって伝線してしまうという事態を避けられ、目隠しもできるので一石二鳥です。
▼洗濯ネットを上手に使うにもコツがあります
洗濯ネットの正しい使い方。 その使い方、効果を発揮できてないかも

洗濯物のサイズにあったハンガーを使用する

肩幅に合った大きさのハンガーを選びましょう。大き過ぎても小さ過ぎても、型崩れのもとです。

シャツやブラウスは、クリーニング店でくれるような針金ハンガーではなく、太めのハンガーに干すのがおすすめです。胸元に空間ができることで風の通りが良くなり、早く乾きます。

型崩れしやすい洗濯物は平干しする

ハンガーにかけて干すと伸びてしまうニットや、型崩れが気になる衣類、平干しの指示のある服などは、平干しにします。
平干しというのは、衣類を縦に吊るすのではなく、広げて水平に干すことです。

今はインターネットで平干し用のネットなどの便利なグッズが売られています。専用のグッズがない場合は、ピンチハンガーの上に載せて干し、落ちないようにピンチで止めることもできますし、百均にある壁掛け用の編み格子や、チェーンなどで道具を自作することも可能です。


洗濯物ごとの干し方のポイント

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洗濯物の種類によって、干し方に違いがあります。それぞれ注意すべきポイントを見ていきましょう。

Tシャツは2つ折りにしてハンガーに吊るす

Tシャツは針金ハンガーに干すと、襟の部分が弱くなったり、伸びたり、ハンガーの跡がついたりします。
太めのハンガーに、胴のところで2つ折りにして干す方が負担を減らせます。袖が長い場合は、袖もハンガーにかけて、伸びないようにしましょう。
ただし速乾性は劣るので、部屋干し臭発生の原因になりますので、屋外で干す場合のみにしましょう。

シーツやバスタオルはなるべく風にあたる面が増えるように

シーツやタオルは大きいので乾かしにくいものです。タオル類は厚みがあるので、湿っている時間が長過ぎて菌が増えてしまうことも。
なるべく早く乾かすためには、テントのようにして干す星型か三角干しがおすすめです。タオルであればハンガーにマントのように羽織らせるマント干しか、前後をずらして干すずらす干しの方が乾きやすいです。

しかし量を多く干そうとするあまり、風通しが悪くなっては早く乾きません。基本は風が衣類と衣類の隙間を通れるか、どこか通りを邪魔しているところがないかを意識するだけでも早く乾きます。

ズボンやスカートは筒状に干す

ズボンやスカートは、2つのピンチだけで干すと生地が重なって乾きにくくなります。筒状になるように干しましょう。
円形のピンチハンガーがあると干しやすいですが、長方形のピンチハンガーでも、1着につき4つのピンチで止めれば可能です。特に冬物は生地が厚いですから、筒状に干して空気を通しましょう。

靴下はピンチで留めて干す

靴下は履き口を上にして、ピンチで止めましょう。上下のどちらか下部分に頂点ができるように干すと、その部分に水が溜まろうという動きが早まるため、頂点が作れるように意識するのが早く乾かすコツです。

場所別の洗濯物の干し方

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洗濯物を干す場所によっても気をつけたいポイントがあります。シーンごとに、干し方のコツをご説明します。

1階に住んでいる場合

女性が1階に住んでいる場合、犯罪を防ぐうえで、男性物の服も一緒に干すことをおすすめします。いつも同じ服を干していると、防犯上のものだと分かってしまう恐れがあるため、男性用の服を何枚か用意しておきましょう。室内着にその服を使えば、無駄であるという感じもしなくなります。

ピンチが多めのピンチハンガーを選べば、下着を内側に干し、囲むようにタオルを干すことで目隠しできます。生乾きの原因にはなりやすくなるので、干す時間や天候を気にして干しましょう。
4辺の外側にタオルを干せるバーがあるピンチハンガーも売られています。


ベランダの場合

1人暮らし用のワンルーム、特に都心の物件では、ベランダが狭くて物干し竿を2列にかけられないところもあることでしょう。

そんな場合は、100円均一で売っているチェーンを取り付けることも1つの手です。
ピンチハンガーにチェーンを引っ掛け、チェーンの下にもう1つのピンチハンガーをかけるのです。こうするとデッドスペースのようになっていた下の部分を有効活用できます。

また、バスタオルハンガーを使えば、省スペースでバスタオルを干すことが可能です。このとき、ずらし干し、つまりタオルの片方の端をもう片方より長く伸ばして干すと、重なっている部分が減るため、早く乾きます。
また、マントのようにハンガーに肩がけして干すと省スペースでの干し方もおすすめです。


室内干しの場合

梅雨の時期だけでなく、花粉の時期や、PM2.5などの影響を考えて部屋干しにする人も少なくありません。しかし問題となるのは、生乾きの臭いです。

室内に干す場合は、扇風機やサーキュレーターの風を直接洗濯物にあてるようにします。できれば風通しの良い部屋の中央に、部屋干し用スタンドを置くのがベターです。可能であれば、天井付近に洗濯ロープを通して高さを求める方が、1時間以上早く乾くようになるでしょう。
また、湿気が部屋に溜まらないように、エアコンのドライや、リビングであればキッチンの換気扇をつけましょう。

もし浴室乾燥機があればぜひ利用してください。種類にもよりますが、4~5時間で乾きます。部屋干し用のグッズも活用しましょう。たとえば100円均一にもある浴室ランドリーフックは、シャワーフックに設置してハンガーをかけられるようにするものです。浴室乾燥機が付いているならなおのこと有効活用できるでしょう。


まとめ

大学生の一人暮らしは、勉強に遊びに家事にと忙しいので、洗濯物がさっと乾いてくれると助かります。乾くのに時間がかかった上、生乾きの嫌な臭いが付いてしまうとがっかりですね。着ていても気になりますし、洗い直しも面倒です。
お気に入りの服を早く乾かしておしゃれを楽しむためにも、この記事でご紹介した方法を試してみてください。
監修:神崎健輔
実家がクリーニング店でもあったので小さな頃から洗濯を手伝い、クリーニング師の資格を取得して洗濯の知識をとことん勉強。 現在は、白洋社クリーニングと宅配クリーニングネクシーという二つのクリーニングカンパニーに所属。 「洗濯ハカセ」を名乗り、日々ストイックに「もっと洗濯がキレイに楽にできる方法」を研究しなが培った知識をブログで発信中。 家庭での洗濯が上手になる方法や、クリーニングいらずの洗濯術などを公開しながら、テレビ、雑誌、ラジオとたくさんのメディア でも活躍中

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