2019年03月31日 更新

洗濯ネットの正しい使い方。 その使い方、効果を発揮できてないかも

洗濯ネットを使用するコツをご紹介します。洗濯後の衣類の傷みや型崩れが気になっている方や、衣類をできるだけ長持ちさせたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。洗濯ネットはとりあえずデリケートな衣類を入れてしまえばいいと思われがちですが、洗濯ネットにもさまざまな種類があり、それぞれ用途が異なります。使い方にもコツがあり上手に使えば本来の効果をしっかり発揮してくれますよ。

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洗濯ネットの本来の役割って?

どんな目的で洗濯ネットを使っているかは、人によって多少異なるでしょう。
ここでは、本来どのような役割があるのかをご紹介します。もしかしたら、知らなかった効果もあるかもしれません。

生地の劣化防止

洗濯機の中に衣服を直接入れて洗濯すると、摩擦が生じて衣服の劣化に繋がります。デリケートな衣類を洗濯ネットに入れると、生地の摩擦を減らし、傷みにくくなります。
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衣服に付いた金具や装飾の保護

衣服の飾りやブラジャーのホックが洗濯中に取れないように保護する役割があります。ほかの洗濯物を傷つけないように守る効果もあります。

繊維付着の防止

ネットに入れずにお洗濯すると、洗濯中に槽壁のボコボコとした出っ張りに擦れて削られた衣類の繊維=白いホコリのようなものが付着することがありますが、それを防ぐ効果もあります。
また、素材的に糸がほつれやすいものや毛羽立ちやすいものをネットに入れることで、ほかの衣服に糸や毛が付くことも防げます。

型崩れやシワの低減

衣服同士が絡まりにくくなります。そのため型崩れしにくくなり、シワも減ります。乾いた後のアイロンがけも、かなり楽になるでしょう。

さまざまな洗濯ネットの種類

洗濯ネットを使うときは、洗濯物に合った種類を選ぶと、より効果があります。ご自分の持っている洗濯ネットが使用目的に合っているか確かめてみましょう。
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サイズによる種類分け

大サイズ(一辺が50cm程度)は、長ズボンやスカート、ニット・セーターなど厚手の衣類に向いています。
ただし、大は小を兼ねるといって、小さいものを大サイズの洗濯ネットに入れてしまうのは、おすすめできません。ネットの中で移動して片寄ってしまい、汚れが落ちにくくなるうえ、型崩れの原因になります。
中サイズ(一辺が30cm程度)は、ワイシャツ、ブラウス、Tシャツ、インナーなど薄手の衣服に向いており、小サイズ(一辺が20cm程度)は、ストッキング、ハンカチなどの小さなものに向いています。

小物は洗濯機の中で一箇所に片寄ってうまく洗えないことがありますが、小サイズのネットに入れるとキレイに洗えます。

目の細かさによる種類分け

目の細かいタイプは、飾りやホックの付いたもの、デリケートなものにおすすめです。
目安として、網目からボタンなどの付属物が飛び出ない程度のものを選びましょう。ストッキングの伝線を防ぐ効果もありますし、濃色衣類への糸くず付着防止にもなります。

目の粗いタイプは、型崩れを防ぎつつ、汚れを落としたい衣服におすすめです。ワイシャツやTシャツでスパンコールなどの飾りがないものは、汚れをしっかり落とすために粗いタイプのほうがいいでしょう。

専用洗濯ネットの種類

ブラジャー専用ネットや帽子専用ネットなどは、それぞれの形に合わせて作られているので、型崩れ防止に特に有効です。

特大サイズの立体ネットは、毛布、薄めの掛け布団、クッションなどを洗うのにもおすすめ。洗濯機の容量が大きければ、家でこれらのものも洗えるようになります。
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アイテム別洗濯ネットの使い方

洗濯ネット自体は衣服に合ったものでも、とにかく入れて洗えばいいというわけではありません。

洗濯ネットに乱雑に服を入れると、型崩れやシワに繋がります。ちょっと面倒に思っても、ネットの大きさに畳んで入れましょう。
1つのネットにたくさんの衣服を入れてしまうと、生地が傷むだけでなく、キレイに汚れが取れません。1つのネットに入れる衣類は1着にしておくのがベターです。

各アイテムごとの洗濯ネットの使い方も確認しておきましょう。
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ワイシャツを洗う場合

ワイシャツの袖を、正面でクロスするように畳んでネットに入れます。袖口をめくって内側部分を出しておくと、袖口の汚れが取れやすくなるためおすすめです。
襟はシワが付かないように立てておきましょう。

汚れがひどい場合は、事前に袖口などの汚れのある部分だけに食器用洗剤を少量付けて軽くもんでからネットに入れるとよいでしょう。

また、シャツ関係は面よりも内側が汚れています。おもて面に食べこぼしや、その他の外部要因の汚れが目立たない場合は、裏返してからネットに入れるのがおすすめです。

装飾付きの衣服を洗う場合

ビーズやボタンなどの装飾が付いた衣服は、裏返してから畳んで入れましょう。洗濯により飾りが取れたり傷が付いたりするのを防げます。

ファスナーやホック付きの衣類を洗う場合

ファスナーやホックは、開いたままだとネットに引っかかったり、衣服を傷めたりする可能性があります。きちんと締めてから洗濯ネットに入れましょう。

ズボンを洗濯する場合

ズボンはネットに入れないと、他の衣類と絡みやすく、型崩れ・シワの元になってしまいます。3~4つ折りにした状態でネットに入れて洗いましょう。色落ちしやすい濃色のジーンズなどは別洗いしてください。

乾燥機を使う場合

乾燥機で乾かす場合は、洗濯ネットから出しましょう。入れたままだと、乾燥に偏りがでるだけでなく、他の衣類が乾きにくいといった原因にもなります。
なお、乾燥機が使える衣類かどうかチェックも必要です。
▼乾燥機が使えるかどうかは洗濯表示で確認しよう。
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まとめ

洗濯ネットは衣類の絡まりを防ぐだけでなく、生地の傷みを低減したり、糸くずの付着を防いだりする役割もあります。サイズや目の細かさの異なるものをいくつか準備しておくのがいいでしょう。
洗濯ネットをうまく活用して、お気に入りの衣類をいい状態で長く着られるようにしましょう。
監修:神崎健輔
クリーニング師
実家がクリーニング店でもあったので小さな頃から洗濯を手伝い、クリーニング師の資格を取得して洗濯の知識をとことん勉強。 現在は、白洋社クリーニングと宅配クリーニングネクシーという二つのクリーニングカンパニーに所属。 「洗濯ハカセ」を名乗り、日々ストイックに「もっと洗濯がキレイに楽にできる方法」を研究しなが培った知識をブログで発信中。 家庭での洗濯が上手になる方法や、クリーニングいらずの洗濯術などを公開しながら、テレビ、雑誌、ラジオとたくさんのメディアでも活躍中。

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