2019年05月17日 更新

ズボンの干し方の正解は? 雨や冬でも早く乾かす洗濯のコツ

雨の日や寒い日には、なかなか洗濯物が乾かないもの。大学生で一人暮らしを始めたばかり、慣れない新生活において、洗濯の負担を少しでも軽くするためのコツや、ズボンの上手な干し方や便利グッズをご紹介します。特にズボンはデニムをはじめ、生地が厚いものが多いため、乾くのに長い時間がかかってしまいます。雨の日に部屋干しをすると、生乾き特有のイヤな臭いがしてくることも。乾かないから洗濯しにくい、とならないようにコツをしっかり押さえておきましょう。

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上手な干し方をするメリット

デニムなど、ズボンは乾きにくい生地が使用されていることの多い衣類。お気に入りのズボンが乾かずにイライラしたり、お部屋が生乾きの臭いになってしまったりするのを防ぐためにも、ズボンがすばやく乾く干し方を知っておくと便利です。

また、ズボンは素材によっては干し方を間違うと、シワが目立ってしまいアイロンがけが必要になるものもあります。アイロンがけなどの家事をこれ以上増やさないためにも、ズボンにシワができにくい上手な干し方を知っておくと良いでしょう。

ズボンを早く乾かすための干し方

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ズボンを上手に干し、できる限り早く乾かすためのコツを、4つに分けてご紹介します。

①裏返して干す

ズボンを干す理想的な方法は、裏返して天日干しにすることです。
ポケットの袋は布が重なっているため、とても乾きにくい構造になっています。それが内側になったままでは、その部分が乾くのに長い時間がかかることは避けられません。ポケットの袋を外側にすれば、風に直接さらされるので、乾燥時間を大幅に短くすることができるでしょう。

天日干しにすれば、紫外線が生地一枚一枚の雑菌も除去してくれます。ただし、直射日光はとても強力なので、天日干しをする際にはあまり長時間さらさないように注意が必要です。

②筒状にして干す

ズボンのポケットの部分は布が重なっており、厚みがあります。
少しでも効率的に乾かすには、ポケット部分を含め、ズボンの内側が「すみずみまで風が通り抜ける状態」になるように、筒状にして干すことをおすすめします。

③衣類同士を密集させない

洗濯物を干す際、「衣類同士の間隔をできるだけ開けて干す」ことが基本です。衣類同士が密集していると、空気がほとんど流れない状態になってしまうので、乾きにくくなります。空気の流れをよくしておくことが大切です。

④裾から吊るすとシワができにくくなる

ズボンを干す際、逆さに吊るすとシワを伸ばすことが可能です。
たいていのズボンは、腰の部分の布が最も厚く、1番重い部分です。その重みがズボン全体を下向きに引っ張るため、シワを伸ばすことができます。乾きにくい腰の部分に洗濯バサミをとめる必要がないこともメリットです。

雨の日でも早く乾かす方法

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雨の日が続いて部屋干しでズボンを乾かさなければいけないときのコツを、3つご紹介します。

①再度脱水する

お部屋で干す場合には、できるだけ脱水しておくというのが基本です。洗濯機で脱水を2回繰り返しましょう。

裏技としては、脱水が始まる前に洗濯機を一時的に停止させ、乾いたタオルを入れてください。そのあと再び脱水をスタートさせます。乾いたタオルを洗濯機に入れて脱水をかけることで、洗濯物全体における水分率が下がるため、乾きやすくなるわけです。

また、洗濯機に「部屋干しモード」などがある場合は、迷わず利用することをおすすめします。

②扇風機を使用する

洗濯物を部屋干しにする際には、扇風機がとても役に立ちます。風の力で水分を飛ばしてくれるので、洗濯物が早く乾きます。

扇風機は、洗濯物の正面には置かず、干してある洗濯物の列の真横(つまり、風の向きが洗濯物の列と平行になる方向)から扇風機をあててください。「風の通り道」ができるので、空気がうまく流れるようになります。

また、扇風機を首振り設定にして使用することで、より一層まんべんなく風が当たるようになります。

③衣類除湿乾燥機を使用する

洗濯物を部屋干しすると、衣類から出た水分が、お部屋の中に溜まっていくため、どうしてもお部屋の湿度が上がってしまいます。
衣類除湿乾燥機は、そんな部屋干しをする際にはたいへん役立つアイテムです。洗濯物を乾かしつつ、同時にお部屋の湿度も下げてくれます。


ズボンを干すときの便利グッズ

逆さ干しパンツハンガー



ズボンを干す際、裾を上にして干すのに便利なグッズとしておすすめなのが「逆さ干しパンツハンガー」です。
裾幅15cm~22cmに対応しているので、かなり細身なズボンでなければ、さまざまなタイプのズボンに使用可能です。

スラックスハンガー



こちらの「スラックスハンガー」もズボンを逆さに干すことのできるハンガーです。5本セットとなっていますので、割安です。

室内干し 布団ハンガー 



洗濯物を干すスタンドでぜひおすすめしたいのが、この「物干し 室内干し 布団ハンガー 伸縮型」です。商品名に「布団ハンガー」とありますが、布団を干す用途のためだけの商品ではありません。
ズボンはもちろん、シャツやスカートなどをハンガーにかけて、この洗濯干しスタンドに吊るすだけです。ハンガーにかけたズボンを吊り下げても、全く床に接触することなく干すことができます。
また、折りたたみ可能な構造となっていますので、使用しないときはクローゼットなどにしまっておけます。

まとめ

大学生活は何かと忙しいですが、一人暮らしでは全ての家事を自分でこなしていかなくてはなりません。毎日の生活で活躍することの多いズボンを、上手に干してすばやく乾かすコツをぜひ参考にしてください。家事の負担が少し軽減するはずです。雨や冬の日にも、「しっかり乾いてシワも少ないお気に入りの一本」をはいて、良い気分で1日をスタートさせてください。
監修:神崎健輔
実家がクリーニング店でもあったので小さな頃から洗濯を手伝い、クリーニング師の資格を取得して洗濯の知識をとことん勉強。 現在は、白洋社クリーニングと宅配クリーニングネクシーという二つのクリーニングカンパニーに所属。 「洗濯ハカセ」を名乗り、日々ストイックに「もっと洗濯がキレイに楽にできる方法」を研究しなが培った知識をブログで発信中。 家庭での洗濯が上手になる方法や、クリーニングいらずの洗濯術などを公開しながら、テレビ、雑誌、ラジオとたくさんのメディア でも活躍中

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