「受かる人」と「落ちる人」は表現力に差がある - 伊藤春香(はあちゅう)×霜田明寛スペシャル対談

「受かる人」と「落ちる人」は表現力に差がある - 伊藤春香(はあちゅう)×霜田明寛スペシャル対談

2015/03/07

就活の悩み・疑問

就活において合否をわけるものはなにか。大学時代からカリスマブロガーとして活躍するはあちゅうこと伊藤春香さんと、就活に関する書著多数の霜田明寛さんあ注目するのは「アピール力」。「『伝える力』を鍛えることが大事」だというお二人に、面接における自己アピールのポイントについて語ってもらいました。

伊藤春香さん、霜田明寛さん

伊藤春香(写真右)/ブロガー・作家。大手広告代理店コピーライター、株式会社トレンダーズを経て、昨年フリーに転身したばかり。
霜田明寛(写真左)/1985年生まれ。就活アドバイザー・ライター。現・トレンダーズ勤務。ソーシャルトレンドニュース編集長。著書に『テレビ局就活の極意:パンチラ見せれば通るわよっ!』、『マスコミ就活革命(レボリューション)~普通の僕らの負けない就活術~』など。


アピールポイントは「結果」ではなく「過程」に

霜田:学生時代に同じような経験をしていても、「受かる人」と「落ちる人」がいるのは、実際の経験の差というよりも、表現の差でしかないと思うんですよね。せっかく貴重な経験をしているのに、アピールする部分が間違っているというか。

伊藤:それは確かに。学生向けのイベントをやっていて思うのが、質問コーナーの時に、私への質問というよりも、「俺ってすごいだろ」アピールをしてくる人がすごく多いなということ。例えば「僕は大学でこういう活動をしているんですけど、どう思います?」とか。

霜田:ははは(笑)。

伊藤:どんなに素晴らしい経験だとしても、面接ではそれをいかに面白く伝えられるかが大事だと思うから、その点はすごくもったいないなと。

霜田:そもそも、アピールポイントを「結果」にしてしまっているのが良くないですよね。例えば、「大学3年生の時、アメフトで優勝しました」って言うのはいいんですけど、その結果をアピールする前に「2年の時はレギュラーに選ばれなくて……メットの下では泣いてました」と過程の話をしたほうがより引きつけられる。「イベントで1000人集めました!」というよりも、「自分たちの演奏で一人のおばあちゃんがすごい感動してくれて……」みたいな。自分のしたことの価値が証明される話のほうが、実は重要なんじゃないかと思います。

伊藤:同感です。

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