「説明会で前の席に座る」はアピールになるのか?

「説明会で前の席に座る」はアピールになるのか?

2015/03/06

人事担当者のホンネ

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あなたは説明会でいつも、どの席に座りますか?

説明会で1番前の席に座るのは、アピールになると思いますか?

アピールになりそうだけど、恥ずかしいから座らない・・・という人が多いのではないでしょうか。

結論から言うと、「1番前の席に座る」だけで選考に有利になることはありません。むしろ、場合によってはマイナスになることも。今回はそんなお話をしていきましょう。



筆者は採用コンサルタントをしておりますが、会社説明会などに人事側として参加すると、1番前に座る学生は大きくわけて3タイプいるように思います。

A やる気があり自分をアピールしたい

B 早く到着した

C 遅く到着した


上記3タイプです。

Aは、自分をアピールするためにその席を選んでいるというケース。

Bは、前から順に詰めるよう指示されるケース。

Cは、時間ギリギリに来て他に席がないので仕方なく前に座るケース。

やる気のある人というのは時間に余裕を持って行動することが多いので、実はAとBは重なるケースも多いです。しかしCはやる気がない人、もしくはやる気があっても行動が伴わない人が多いため、AとBとはだいぶ異なります。前に立って見ていると、1番前の席はそういったわけで玉石混淆です。

「良い部分も悪い部分もよく見える」という意味では、1番前の席は諸刃の剣でもあります。例えば、聞いている時の姿勢や反応(うなずきなど)がいい人は好感触です。また、質疑応答で指されやすいので、人事がグッとくる質問をすることができれば、強い印象を残すことができます。逆に、頻繁に携帯をいじっていたり、眠そうにしていたら、それは大きなマイナスポイントになるというわけです。

全ての会社が、会社説明会を「説明をするだけの場」としているわけではありません。会社説明会を選考の一環とし、気になった学生の印象などを書きとめ、それが一次面接官に申し送られることも多々あります。

良い印象の学生は優先して面接が設定されたり、反対に悪い印象の学生は「説明会で◯◯という行動をとっていたので要注意」とメモが付けられたりすることもあるのです。

しっかり事前準備し、早めに到着して、1番前の席に座り、積極的に話を聞き、良い質問をする。

これが出来れば、前の席に座ることはおおいにメリットになるのではないでしょうか。


文・森暁子


【プロフィール】森 暁子(もり あきこ)

人事採用コンサルタント兼、人事ライターの肩書きも持つ。ベンチャーから大企業まで様々な企業にて人事業務をコンサルティングする。人事ライターとしては、年間800人の面接経験を活かした人事目線の文章が人気。趣味で朝活を行う。著書に『ソーシャルメディア時代の朝活術』(アスキー・メディアワークス)。

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