自己分析と聞くと「就活」というイメージを持つ人も多いとは思いますが、社会人になった後でも自己分析は役に立ちます。今回は、自己分析に役立つおすすめの本をご紹介します。ぜひ、あなたにあった本を見つけてみてくださいね。
OB・OGが「就活でもっとやっておけばよかったこと」の上位に必ずあがってくるのが、自己分析。それは、自己分析によって「自分の軸を明確にできるから」です。自分の軸が明確になれば、志望動機や面接での発言にも説得力がプラスされますし、面接時にも自分の言葉で答えることが可能になります。
自己分析をすると自分の軸だけではなく「志望理由」「自己PR」「社会人になってから仕事の指針」を考え直すときにもいかせます。自己分析を通じて再発見した自分の体験や思いは、なによりも説得力を持ち、思いを持って取り組んでいると相手に感じさせるものです。
自己分析に役立つ5つの本をご紹介します。
100枚近くのワークシートを使い、自己分析を進める方法をレクチャーしてくれる本。最近の採用傾向なども説明してくれるため、現状把握ができるのもよいポイントです。
「どの仕事に適しているのか」「どんな強みを持っているのか」自分が持つ資質を診断したい人にピッタリな本。自分の長所がわかるウェブサイト「ストレングスファインダー」へのアクセスIDも付いています。
書き込み式の「自己分析」シートの他、用途の違う数種類のワークシートがついた、就活に必要な作業が1冊にまとまった本。自己PRや志望動機への対策を効率よく行うことができます。
企業側の本音を知り尽くした著者が、あなたに合った最適な就職活動を提案。自己分析が進むワークが数多くあるのも特徴です。
「自己分析」「他己分析」「企業研究」と、ワークシートのページを進めながら、質問に答えていくうちに、自然と自己分析がすすみます。
自己分析をすることで、自分自身の言葉に説得力をプラスし、自信を持った状態で書類選考や面接に臨むことができます。説明会などが始まる前にしっかりと時間をとって、安心した状態で選考を迎えられるよう、チャレンジしてみてくださいね。
・高下 真美(たかした・まみ)
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て退職。現在は企業の採用HPインタビュー・執筆、就職・転職ノウハウ記事を執筆するフリーライターとして活動中。