理系学生の自己PRの書き方は? 実験や研究の経験をアピールする場合の注意点

理系学生の自己PRの書き方は? 実験や研究の経験をアピールする場合の注意点

2019/03/05

自己PR

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理系学生の場合、学生時代に取り組んだ研究内容は就活時のアピールポイントになります。今回は、就活における自己PRの書き方をご紹介します。

理系

理系と文系の違いとは?

理系も文系も、就活のアプローチに大きな差はありません。ただし、理系学生が各学科で学んできたことを生かし、その道のスペシャリストを目指す場合、志望会社が求める基本的な知識や技能を修得していると、アピールすることは大切です。ここはエントリーシートや面接でも注意深く確認される項目であり、文系学生とは異なる学びが生かされるポイントです。

理系学生ならではの強みを知る

次に、理系学生ならではのPRポイントについて振り返ります。理系の場合、カリキュラムや研究内容にもよりますが、勉強や研究に費やす時間は、文系に比べると多いでしょう。頑張って勉学に励んだ分、自信を持ってその経験を自己PRに盛り込めるはずです。

論理的思考力

研究職では、いくつも仮説を立て、さまざまな視点からのアプローチを試みています。成功よりも失敗の数の方がはるかに多く、日夜トライ&エラーを繰り返しながら、問題解決に取り組んでいくのです。このように答えがわからないことに対して、論理的に物事を考えていくスキルは、社会人としてチームと協働するためには必要不可欠なものです。

「論理的」といっても、過去の文献や実績にとらわれ過ぎず、チーム内で意見を交わしながら研究を進めたほうが、思わぬ発見につながるなど、よい結果を生む場合もあります。自己の思考力も重要かもしれませんが、よいムードを作り出せるようなコミュニケーション能力も同じくらい重要です。

長期的な計画力、忍耐力

研究開発には期間があり、決まった予算があるものです。社会情勢や世間の流行に合わせ、与えられた条件で成果を挙げることが、理系の社員には求められます。ゴールを見据え、そこから逆算して、どのようなプロセスでアプローチしていけば結果が出るのか、それを考える計画力も重要です。同時に簡単にあきらめない、イライラしないといった根気や精神的タフさも求められます。

プレゼン力

最終面接に近くなるにつれ、自分自身の活動や研究結果を、プレゼンすることもあります。この場合、聴きやすい声でハッキリと相手に伝わるように話すことがもっとも重要です。また熱意と力のあるプレゼンは、それだけで多くの人の心を惹きつけるでしょう。

プレゼンの為に、新たなスライドを製作する場合は、できるだけ文字を詰め込まず、見やすいデザインを心掛けましょう。社会人になれば、社外の人を対象にプレゼンを行うこともあるので、すっきりとしてわかりやすい資料が作れるかどうかも、選考対象のポイントになり得ます。

自己PRに盛り込む際のポイント

自分の強みを、志望する企業の中でどのように生かせるか。この点をうまくアピールすることが、もっとも大切なポイントです。ただ企業によっては、新たな発想を求めている場合もありますし、専門性よりも、柔軟性や応用力が評価されることもあるので、その点にも注意しましょう。

また、研究員は膨大な量の文献に目を通していますし、面接官は何人もの学生を面接しています。自分のアピールポイントを、他人の言葉ではなく、きちんと自分の言葉で伝えていくことが大切です。

例文

最後に、理系学生の自己PRの例文を紹介します。専門色が強い分野になるにつれ、専門用語や難しい用語を使いたくなってしまいますが、一般の人が読んでもわかりやすく、かつ熱意が伝わる文章にしたいところです。

【例文】※400文字以内でまとめた場合
農学部で生命科学を専攻している私は、微生物工学研究室で「酵母」の機能と成分の解明に力を入れています。酵母を利用した健康の維持・増進の可能性を追求し、長寿命化を迎える日本で、健康で長生きできる環境づくりを食生活の面からサポートしていきたいと思います。

酵母は発酵食品製造などに用いられおり「健康にいいもの」として一般の方にも広く周知されていますが、単細胞性のため実験操作が比較的容易であることから、食品だけに留まらない幅広い研究領域があると考えています。

現在は、新たな遺伝資源として注目されている海洋酵母の研究を進めています。その物質分解能力は環境汚染物質の分解に応用できるといわれていますが、食品の元になる動物が摂取するエサや水にも着目し、食物連鎖の視点から危険物質の少ない、安心できる食の環境を整備する必要があります。これらの酵母に関する社会的な視点を、御社の食品開発事業に生かしたいと考えています。

まとめ

学生時代に研究で成果を挙げれば、それを武器に企業側によい印象を与えることができるはずです。自分の志望する会社が、どのような仕事内容で社会に貢献しているのか。そこを理解した上で、自分のスキルを上手にPRしていきましょう。

(学生の窓口編集部)

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