優良企業とは? 知っておきたい優良企業の特徴と見つけ方!

優良企業とは? 知っておきたい優良企業の特徴と見つけ方!

2018/08/20

企業研究

優良企業とは、継続性(事業の安定性)があること、ユーザーからも求められていること、社員の信頼も厚い=ホワイト企業である企業を指す言葉です。定義は明確に決まっていないものの、「優良」の言葉の意味である「他のものよりも優れていること」と照らし合わせると、この3つが揃っていたら優良企業といっていいでしょう。就活生のみなさんの中でも、「社員にとってよい企業であるか」という点を気にしながら就活をしている人もいるのではないでしょうか? 今回は優良企業の意味から、優良企業の特徴、そして優良企業の見つけ方についてご紹介していきます。

優良企業 特徴 見つけ方

優良企業とは? 優良企業の8つの特徴

優良企業と呼ばれる会社には、どんな特徴があるのでしょうか? 優良企業の特徴を3つご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

特徴1:財務状況がいい

会社の経営状態を表す財務状況がよいということは、収益性の高いモデルで仕事をしており、今後も安定性が見込める可能性があるといえます。社員を大切にし、働きやすい環境を作っていても、財務状況がよくなければ、企業の成長は見込めません。福利厚生だけではなく、直近の財務状況を確認していきましょう。

特徴2:継続的な成長を遂げている

伸び率がそこまで高くなくても、順調に毎年少しずつ伸ばしているなどのポイントがあると、今後も少しずつでも伸びていけば社員としては安心できるポイントです。市場に需要がない、成長性が見込めない企業は優良企業とは言い難いです。

特徴3:圧倒的な技術力がある

世界中から注目される圧倒的な技術があり、他の商品にも活かせる可能性が高いものなども今後成長していく見込みがあります。

特徴4:社会的に価値のある取り組みを続けている

株式会社は営利団体ではありますが、社会貢献できる取り組みを続けている意志を見れば、企業を存続させてくれている地域や国に還元するという考えがあるということがわかりますね。

特徴5:社員のストレスが少ない

職場環境や人間関係から生じるストレスが少なく、コミュニケーションが取りやすいということは働く上で非常に重要です。実際に働いている社員からストレスや不満があまり出ないというのは優良企業の特徴であり、ゆえに社員の定着率の安定につながります。

特徴6:働き方の柔軟性がある

従業員の働く環境に合わせて、リモートワーク、時短やフレックス、制度など新たな働き方を取り入れてくれる企業は、社員も働きやすく、ここで長く仕事を続けたいと考えられるのではないでしょうか。このような働き方の柔軟性も優良企業の特徴といえます。

特徴7:社員に還元しようと考えてくれる

会社の売上げが伸びた場合、設備投資に資金入りしたり、臨時ボーナスとして支給、特別休暇をつくるなど、社員に還元がある企業も優良企業の特徴です。

特徴8:定着率がよい

上記のような働き方ができれば、定着率が安定している理由も納得できますよね。人によって置かれている状況が違うため、どこに価値を感じるかはそれぞれの感覚次第ではありますが、このような働き方がもっと増えていけば、優良企業で働きたいと思う人材が多くなるのではないでしょうか。
離職率が低く、社員の定着率が高い企業も優良企業である基準のポイントです。


あなたが気になったポイントはどれでしょうか? あなたが気になったポイントは就活全体や、会社を選ぶ際の軸になっていくはずですので、ぜひそこに着目して企業選びを進めてみてくださいね。

優良企業を探すにはどうしたらよいのかを知っておこう

では優良企業を自分で探すためには、どのようなことをすればよいのかを知っておきましょう。

求人情報やIR、ニュースなどの情報から要素を探す

企業が出している求人情報やIRニュースなどの情報から、さまざまな情報を得ることができます。その中からあなたが優良企業だと思える項目を探して選んでいきましょう。

IR=InvestorRelations(投資家向けの広報活動)

投資家向けの広報活動ですから財務情報や現在の経営判断など、企業活動に欠かせない決断部分をこの資料で見ることができます。

・業務推移
・収益性と従業員数
・財務状況

どれだけクライアントあるいはユーザーに受け入れられたのかという業績の推移、従業員数で粗利を割ったときの収益性が高いかどうか、または運用がうまくいっているかどうかなどをこの資料で確認できますので、ぜひ確認してみてくださいね。これらがうまく回っているようであれば、比較的安定性の高い企業経営ができているということでしょう。

ニュース

ニュースなどで発信される技術力や商品力、そして国内だけでなく海外に受け入れられるプロダクトなどさまざまなものがニュースで流れています。テレビで特集されるほどの注目度合いであれば、業界内でも特に注目されているということで、ほかにはない取り組みを行っている可能性が高くなります。他社との違いを考える際のヒントになるでしょう。

・商品力、技術力
・海外への展開

求人情報

求人情報に書かれている働き方、人の魅力、理念やビジョンなどを感じさせる内容が含まれていれば、会社が意志を持って事業を行っているという一気通貫したメッセージを受け取ることができます。

・働き方
・人に魅力があるか
・理念やビジョンが明確か

人の魅力や働き方、そして理念やビジョンに含まれているメッセージ通りに成長していっていれば、有言実行な企業であるといえます。

軸の優先順位を考えてみよう

このようにたくさんある項目の中で、自分が大切にする軸はどこになるのか、優先順位を考えてみてください。この優先順位は実際に自分が成長する企業を決める際の決め手にもなりますし、自分が企業に求めていることを客観的に見ることができます。企業選びの軸がしっかり決まれば、企業への応募動機なども定まってくるようになりますので、ぜひこの軸で優先順位を決めて就活に活用してみてください。

説明会、面接、OB訪問などで優良企業か確認しよう

説明会や面接、OB訪問などで実際に働いている人の話を聞いて優良企業かどうかを確認しましょう。本当に自分にとって優良企業かどうかは会って話してみればわかるはずです。ぜひ実際の体験談を聞いて、自分の本気度を高めてみてください。また、体験談を聞くことで、より自分の志望動機を磨くことができますし、説得力のある内容を作ることができるようになります。

まとめ
今回の記事では、優良企業とは? や、優良企業の特徴についてご紹介しました。知っておきたい優良企業の見つけ方は、人それぞれが大切にしていること(指標)によって異なります。あなたの人生や仕事において大切にさいたいことを選んで、ぜひ自分の納得できる就職先を見つけてくださいね。

執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手 IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの執筆など、フリーライターとして活動中。

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