次は女性編です。佐藤さんによると、「女性は男性よりもさらにはっきり顔が見えるスタイルがいい」とのことで、前髪は1:9くらいで思いきって分けることが重要です。また前髪のカーブが緩やかにできるので、柔らかな印象を与えることができます。できれば両方の眉が丸々しっかりと見えているのが良く、隠れるとしても片方の眉尻が隠れる程度に留めておくのがポイントなのだそうです。ということで、実際に阿部さんの髪型をアレンジしてもらいました!
前髪は1:9でしっかり分けます。おでこが狭い人は前髪のカーブがきつくならないよう、片方の眉尻だけ見えているスタイルでもOK。就活ヘアにおいては、前髪はできれば長くしておくのがいいとのこと。その方が前髪を流したときに耳に掛けることができ、スタイリングしやすいのだそうです。
前髪を分けたら、次は髪全体にワックスをなじませます。まとめる髪型であれば、ソフトめのワックスがいいそうです。
前髪もしっかりとワックスをなじませて、髪にまとまりを出します。こうすることで見栄えがよくなります。
ワックスをなじませたら、次は後ろの髪を結びます。後ろの髪はオーソドックスにポニーテールにするか、シニヨンがよく見られるスタイル。より女性らしさが求められる企業であれば夜会巻きやハーフアップも候補となります。今回はポニーテールを採用しました。
後ろで結んだ後に、クシの柄を写真のように髪に差し込んで、前から後ろにスーッと通します。こうすることで髪の表面がきれいに整えられます。
ゴムが見えないように巻き付けたら、ピンで留めます。このとき、ピンは見えにくい位置に刺すのがポイント。ヘアゴムが見えなくなることで、より見栄えがよくなります。
次は前髪をクシできれいに流して整えます。
流した前髪の毛先を耳の後ろに持って行き、耳の後ろの見えない位置で留めます。
写真のような位置なら、前からピンが見えず、横から見ても分かりにくいでしょう。
次にヘアスプレーを少量指に吹き付けます。
指についたスプレー剤を前髪に付けて整えます。こうすることで崩れやすい前髪をきれいにキープすることができ、また後れ毛が出ることを防げます。
最後に全体にヘアスプレーをかけて完成です!
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こちらも顔の表情がはっきりと見える髪型になりました。しっかりと整った前髪がフレッシュな印象を感じさせますね!
アレンジ前とアレンジ後を比べてみると、アレンジ後の方が明るい印象を受けますね。分けるサイドは一緒でも、分ける位置が少し違うだけでここまで印象が変わるのはかなり驚きです。
髪の毛が短めの女性の場合も、やはり顔がはっきりと見えるようにすることが重要です。前髪は上で紹介したアレンジヘアと同様に1:9が理想。髪は耳に掛けるようにすると、すっきりと顔が見えるようになります。前髪も、耳の後ろまで流して見えない位置でピンで留めると、見栄えがよくなります。
短めだからといって、ワックスやスプレーで固めすぎると、固まった状態で髪が動いて見栄えがよくない場合もあるので、固めすぎに注意です。スタイリング剤で固めるよりも、ドライヤーを使ってしっかりと「クセづけ」することが重要。佐藤さんによると、「半乾きの状態でしっかりと分けてからドライヤーで乾かし、ワックスを全体に揉みこむようにする」のが良いそうです。
就活で好印象を与える髪型のコツを教えてもらいましたが、いかがだったでしょうか?男性も女性も、やはり大事なのは清潔感! 今回のアドバイスを参考に、しっかりと顔の表情が分かる、爽やかな髪型で就活に臨んでみてはいかがでしょうか? 今回ご協力いただいた『アトリエはるか』さんで、就活にふさわしい髪型にビシッと整えてもらうのもいいですね!
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佐藤汐里さんプロフィール
アトリエはるか教育事業部所属。
2009年アトリエはるか入社。入社一年で福岡、天神店の店長に就任し、年間約3000名以上のお客様を担当し、2016年からは店長と兼任で福岡のスタッフの技術教育を担当する。
2018年に関東の教育部に異動になり、関東エリア約35店舗の技術育成を担当している。ブライダルショーややモデルの撮影ヘアメイクも行っている。
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http://www.haruka.co.jp/
(中田ボンベ@dcp)