就活用のアイメイクについて、実際にどのように施すべきなのか平井先生に実践してもらいました! メイクモデルを担当してくれたのは、日本大学4年生の石橋美帆さん。普段からアイメイクには悩んでいるそうですが……果たしてどのように変わるのでしょうか!?
まずはファンデーションでベースメイクです。指で塗った後は、化粧筆でなじませます。
●ステップ2 アイライナーを塗る
次にアイライナーを塗っていきます。アイライナーは「線を引く」のではなく「まつ毛のすきまを埋めるように」塗りましょう。そうすることで太く濃くなりすぎることを防ぎます。また平井先生によると、「外から中央、内側から中央という順番で塗る」ことで、上手に塗ることができるとのこと。
続いてアイシャドウです。アイシャドウは「アイホール」と呼ばれる、目頭と目尻を半円で囲んだ部分に塗るのが基本です。外から内、内から外……とワイパーのように左右に塗っていきます。こうすることで偏った塗り方になるのを防ぎます。アイシャドウの太さはだいたい3ミリほど。太くなりすぎないように注意です。
●ステップ4 マスカラでさりげなく目もとの印象をチェンジ
アイシャドウを塗ったら、次はマスカラでまつげをボリュームアップさせましょう。自分でメイクする際は、やや上向きにした鏡を、顎を少し上げるような角度で見ると、まつげがよく見えるのでマスカラが塗りやすいそう。また、ビューラーでまつげをアップさせる際には、根元・中央・毛先の3回に分けることで、ナチュラルなカールにできるとのことです。
慣れている人は、最後に目尻側のまつげ5本くらいを外側に流れるようにマスカラを塗ると、まつげがきれいな形に整います。また、マスカラは上まつげだけで、下まつげには付けないようにします。下まつげに付けると、さらにぱっちりとした目になりますが、人によっては驚いたような顔になったり、マスカラ同士がくっ付いてしまいやすいため、上だけのほうがいいのだそうです。
●ステップ5 コームでまつげをきれいに調整
最後にマスカラを付けたまつげをコームでとかして調整します。平井先生によると、「マスカラを上手に使うことで、アイライナーを使わなくても目力のある目にできる」そうです。アイライナーに慣れていない人や、コンタクトを使っていて涙が出やすい人は、マスカラを上手に付ける練習をしておくといいかもしれませんね。
ちなみにマスカラは「ダマになりやすい」のがネックですが、古いマスカラほどダマになりやすいもの。就活の面接などここ一番の場であれば、できるだけ新しいマスカラを使うといいでしょう。
これで就活用のアイメイクの完成です! 柔らかな雰囲気のナチュラルメイクではありますが、しっかりと目力を感じる仕上がりですね。
こちらはBefore&Afterでの比較です。ナチュラルメイクなのでそこまで大きな差はありませんが、就活メイクを施した下側の方が、洗練された感がありますね。
下を向いた写真だと、どのようなメイクが施されているかわかりやすいですね。
就活の場で活用できるアイメイクについて教えてもらいましたが、いかがだったでしょうか。今回の「就活用アイメイク」のポイント5カ条です。
就活に望む際は、今回紹介した平井先生のアドバイスを参考にアイメイクをしてみてはいかがでしょうか。また、本番当日に失敗しないよう、早い段階からメイクの練習をして、備えておくことも忘れないでくださいね!
平井聡子先生プロフィール
株式会社美キャリアラボ代表。P&Gマックスファクターに15年勤務。2,600名が参加したメイクアップコンテストで最優秀賞を受賞。オペレーションマネージャーとして、採用面接や店頭販売のOJT、社内外での美容トレーニングやセミナーを担当する。セミナー回数は延べ1,000回以上。独立後、1万5,000名以上のビュティーアドバイス経験に基づいた「40歳からのメイク理論」など、独自のビューティーメソッドを提唱。美容や女性のキャリアサポートのカウンセリングや講演回数は多数。
結婚相談所「30歳からの美人婚活!フェアリーゴッドマザー」をオープン。
http://fairy-gm.com/
⇒株式会社美キャリアラボHP
http://bicareer.co.jp/
文・中田ボンベ@dcp
写真・中邨誠