就職試験の流れといえば、エントリー後に書類審査を経て、面接という流れが一般的ではないでしょうか。おそらく面接官は、自分の履歴書やエントリーシートに一度は目を通しているはずですよね。
そこで今回は、面接のときに相手が知っているだろうエントリーシート通りの答えでいいのか、あるいは違った答えがよいのか、就活を経験し社会人となった先輩がたに聞いてみました。
▼こちらもチェック!
就活経験者に聞いた! 実際に面接で聞かれた、難解すぎる質問6選
ある 33人(18.8%)
ない 143人(82.2%)
・複数の企業に応募していて、間違って他の企業のESに書いたことを話してしまったから(男性/24歳/医薬品・化粧品)
・書いてあることは見ればわかるので、より話を膨らませようとして(男性/38歳/自動車関連)
・エントリーシートでは書ききれないから(男性/38歳/小売店)
・アドリブで通した(女性/22歳/その他)
・書いていないことを聞かれたから(女性/33歳/学校・教育関連)
・よく覚えていないけど、話の流れで書いてないこともしゃべっていたと思う(女性/25歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・他の企業の面接を受けたときに、他の人が言っていたことを参考にできると思ったからその場で付け加えた(女性/41歳/情報・IT)
●ESに沿って話した!
・ESの内容を確認していたから(男性/33歳/商社・卸)
・自由に話したら止まらなくなる(男性/20歳/機械・精密機器)
・他の話はしなかった(男性/25歳/小売店)
・頭が真っ白になってしまうので、暗記したことしか出てこなかったから(男性/37歳/その他)
・ESの内容だけ(女性/24歳/学校・教育関連)
・ボロが出そうだから気を付けるようにした(男性/40歳/情報・IT)
・めずらしいことをESに書いたので、その話ですんだ(男性/32歳/電機)
・ESの内容を頭に叩き込んでいくから(女性/29歳/人材派遣・人材紹介)
結果は「書類に記入した通りに答えた」と回答した人が8割を超えました。面接では緊張してしまうため、ES通りに答えるので精いっぱいという声が多かったです。面接官に興味を持たれるエピソードをESに盛り込んであったため、その話だけで事足りたという人も。
いかがだったでしょうか? 基本的にはESに沿って話を組み立てて、それに対して質問されたことに答えていった人が多いようです。面接官にうまくPRポイントが伝わるように、ESだけではわかりづらいと思った部分は補足して説明するといいかもしれませんね。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年1月
調査人数:社会人男女176人(男性87人、女性52人)