経団連加盟企業の選考開始時期が6月スタートとなり、以前のように冬の寒い時期に面接や説明会が行われることは少なくなりました。とはいえ、説明会は3月や4月に行われるため、まだ肌寒い日はコートが必須となります。このコートですが、どんなものを選べばよいのか悩みませんか? 就活スーツ着用時におすすめのコートをご紹介します。また、みなさんは説明会などではどのタイミングでコートを脱ぎ、説明会の間どのようにすればいいのかを知っていますか? 就活におけるコートのマナーについてもご説明します。
▼こちらもチェック!
意外と重要! 就活スーツにふさわしい靴下マナーを徹底解説
大事な就活の場ですから、コートも慎重に選びたいところです。まずはコートの種類。コートには「ステンカラーコート」「トレンチコート」「ダウンコート」「ダッフルコート」などさまざまな種類がありますが、スーツに合うものとしては、
などが挙げられます。最近はカジュアルめなキルティングコートを着る人も多いですが、男性は定番のステンカラーコート、女性は男性と同じくステンカラーコート、またトレンチコートが定番です。当然ですが、コートは装飾の付いたフードやボアなどがないものを選ぶようにしましょう。
次に大事なのが「色」です。男性で人気なのは黒や紺、グレーの3つ。女性は黒やグレーだけでなくベージュも人気です。この中から就活スーツの色と合ったもの、また色が同じにならないようにチョイスするのがいいですね。
サイズは就活スーツの上着よりも少し長めになるくらいを選ぶと、すっきりとした見た目になります。店によっては採寸を行い、体形に合ったサイズをチョイスしてくれる場合もあります。
スーツの上にコートを着ていき……説明会会場に到着。さてみなさんコートはどのタイミングで脱ぎますか? 正解は「入り口の手前」です。例えば志望する会社の社内で説明会がある場合は、その会社の入り口の手前で脱ぎます。大きな会場の場合も、会場入り口の手前で脱いでおきましょう。コートを着たまま会社に入ってしまったり、会場に入ってしまうのはNGです。
脱いだコートはたたんで腕に掛け移動しましょう。説明会ではイスに座りますが、このときコートは絶対にイスに掛けないように。これはNG行為です。正解は「かばんの上に置く」です。かばんは縦に置くので、かばんからズレ落ちたりしないよう、コートはさらに小さくたたんでおきます。
説明会が終わったら、再びコートを手に掛けて移動しましょう。そして会社や会場を出てからコートを着ます。
1.コートは会場や会社入り口の手前で脱いでおく
2.脱いだコートはたたんで手に掛けて移動
3.説明会中はコートをさらに小さくたたんでかばんの上へ
4.コートは会場、会社を出てから着る
以上のことを覚えておきましょう!