就活では、メールのやりとりも非常に大切なポイントです。基本的なビジネスマナーを身に着けている就活生であるとアピールするチャンスとも言えるでしょう。就活メールの書き方の前提は、「相手の視点に立つ」こと。相手に手間をかけさせたり、不信感を抱かせたりしないように、思いやりを持って、丁寧かつ端的に書くことが大切です。メールで自分の評価が少しでも下がってしまうのは、非常にもったいないことですよね。ライバルに差をつける就活メールの書き方を、例文とともに見ていきましょう。
◆就活メールの書き方その1: 基本の構成を知ろう
メールの構成はメール送信の基礎中の基礎。就活メールはもちろん、ビジネスメールには守るべき基本的な構成があります。まずは「件名」です。件名はひと目でメールの内容がわかるように書きましょう。(例文: ○日の面接日程変更のお願い【△大学山田】)
メールの冒頭は宛名で始まります。
企業名、役職名、名前を書きます(例文: ○○株式会社 人事部 ○○様)。
そして次に「お世話になっております」などの挨拶と自己紹介(例文: ○○大学 ○○学部の ○○です、など)です。
宛名、挨拶、自己紹介が書けたら、簡潔でわかりやすい本文を書きます。本文の最後には結びの言葉(お忙しいところ恐れいりますが、宜しくお願いいたします、など)を書きましょう。
そして最後には署名を入れます。
就活メールの構成に基づいて結びの言葉まで書いたら、それで終わってはいけません。
最後の署名はビジネスマナーとして必要不可欠です。メールアドレスと名前だけではどこの誰とやりとりをしているのか、相手にはわかりませんし、急に連絡を取りたいときにも役立ちます。署名は忘れないように必ず書いてください。
署名には、
大学名、学部・学科名、氏名、電話番号、メールアドレス
を記入しましょう。
電話番号が固定電話と携帯電話など複数ある場合は、どちらも記載しておきましょう。連絡漏れなく就活が進みます。署名は就活が終わってからも作成するものですから、今のうちからしっかりと身に付けておきましょう。
署名の例文
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〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 3年
山田 太郎(やまだ たろう)
e-mail:xxxxxx@xxx.co.jp
自宅TEL;000-1234-5678
携帯TEL:090-1234-5678
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