複数社内定を受けた時の会社選びの判断基準

複数社内定を受けた時の会社選びの判断基準

2014/12/12

ニュース&コラム

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2つ以上の企業にエントリーした場合、複数の会社から内定をもらうこともありえますよね。「A社とB社どちらにしよう……!」なんていうのはある意味嬉しい悩みかもしれませんが、できるだけ自分にとって良い選択をしたいもの。

複数内定をもらった時の会社選びの判断基準について、人事コンサルタントの楠田祐先生に聞いてみました。

「どの企業が自分に合ってるかを考える時、会社のブランド・扱っている商品・給料・親の勧めなどいくつかの判断材料があるかと思います。その中でも忘れがちなのは、『入社後、会社が自分をきちんと育ててくれるか』という点。上司や先輩が目をかけてくれるかどうかで、入社後のモチベーションは随分変わります」

確かに入社したものの、上司や先輩がまったく自分に無関心だったら働く意欲も下がりそうですよね。とは言え、入社前にそれを見極めるのは難しいのでは?

「人材育成に力を入れている会社は、懇談会や研修・セミナーなど、内定後も学生に対して何らかのアプローチをするはずです。特に、2016年に卒業する学生は就活の期間が短い。優秀な学生は短期間でいくつも内定をもらいますから、自然と辞退者も増えることになります。企業側も学生の囲い込みをしようと、より内定者に目をかけるようになるでしょう」

逆に、内定はくれたもののまったく音沙汰がない会社は、入社後も放任主義だったりする可能性があるわけですね。『入社前に企業からアプローチがあるかどうか』、これはひとつの見極めポイントとなりそうです!

キャリア形成の第一歩となる新卒入社。慎重になる気持ちも分かりますが、楠田先生いわく「複数内定をもらって悩んだとしても、20年、30年務めると多くの人は、『今の会社でよかった』と言うものです」とのこと。長く務めるといろんな会社の良し悪しが見えてくるのかもしれません。「隣の芝生も青いばかりではないことが分かってくるんでしょうね」と、楠田先生。会社の雰囲気など、入社してみないと分からないこともあるので、どの会社にするか迷ったら、最後には思い切りも必要となりそうです。

文●松原麻依(清談社)

■識者プロフィール

楠田祐

中央大学大学院戦略経営研究科 客員教授(戦略的人材マネジメント研究所 代表)東証一部エレクトロニクス関連企業3社の社員を経験した後にベンチャー企業社長を10年経験。2009年より年間500社の人事部門を5年連続訪問。人事部門の役割と人事の人たちのキャリアについて研究。多数の企業で顧問も担う。主な著書は『内定力2016 ~就活生が知っておきたい企業の「採用基準」~』(マイナビ/2014年7月31日発売)1400円(税別)。

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