就活ですぐ使える! 押さえておきたい面接の基本テクニック7つ

就活ですぐ使える! 押さえておきたい面接の基本テクニック7つ

2015/11/16

面接

面接とは相手があるものです。その相手を考慮に入れた上で臨んでいる人と、「上手に言えるかな」と自分のことだけで意識がいっぱいな人とでは大きな差が出ます。

1.面接はエントリーシートから始まっている

 面接官は履歴書やエントリーシート(以降ES)に目を通し、「この点を質問しよう」とプランをもって臨みます。よって、ESでサークルに触れたならば、「サークルについて質問されるだろうから、3部から2部リーグへの昇格を目標に全員で一丸となって頑張ったことを話し、次に、忙しかったけれども、アルバイトや勉強も両立させたことに展開してみようかな」と、あなたもプランを立て臨みましょう。

2.無言のコミュニケーション

 自己PRや志望動機を回答する前段階、つまり、入室から着席するまでに面接官に与える印象が面接を左右すると言っても過言ではありません。そこで、「無言のコミュニケーション=アイコンタクトと会釈」を上手に使いましょう。例えば、面接官が二、三人の場合は、それぞれと無言のコミュニケーションが交わし、あなたに共感しやすい雰囲気を作りましょう。

3.おやっと小さな驚きを与えるエピソード

例えば「おとなしそうな方だな」等、第一印象を面接官はもちますし、おそらく、あなたも初対面の相手に、どのような第一印象をもたれるかを自覚しているはずです。この印象を覆すようなエピソードも用意しておき、「そんな一面もあるんだ」等の驚きを与えることで、よりあなたに興味をもたせましょう。

4.視覚に訴える

 例えば、「大勢の友達がいて中心的な存在である」とか「レポートに力を入れた」ことを言葉でアピールしても表現しきれず、はがゆい思いをすることもあります。そこで、集合写真や実際のレポートなど、見せられるものを用意してアピールの説得力を高めましょう。

5.やや前傾姿勢を保つ

 着席時は、やや前傾姿勢を保ちましょう。これにより、あなたが集中しやすくなります。また、この姿勢で『目』を面接官に近づけることで、より意欲的なコミュニケーション姿勢を表現できます。

6.頷きながら聞く

 不動の着席姿勢で面接官の質問を聞くのではなく、軽く頷きながら聞きましょう。この頷きによって、面接官に「質問しやすい人=コミュニケーションをとりやすい人」との印象を与えると同時に、スムーズに回答するための、あなた自身のリズム作りにもなります。

7.ボディーランゲージ

「回答しながら、どんどん調子が上がってゆく」そんな状態を作るために必要なのは、両手を使ったボディーランゲージです。「口は動かすが、首から下は不動」では、調子に乗りにくいのです。頷きと同様に、ボディーランゲージも、あなたのリズムを作るものです。

あなたと面接官の間に、よい雰囲気、よいリズムを作ることを目的としたことが、ここで紹介したアドバイスです。他にも気づくことがあれば、どんどん実践しましょう。

文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)

現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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