■青山学院大学 Aさん(総合商社、コンサル、広告志望)
小学生のころから、発展途上国の支援に携わるのが夢だったというAさん。「それも単なるボランティアではなく、共に何かを創ったり、対価を支払ったりするビジネスがしたかったんです。相手と対等な関係を築きながらの支援を実現したいと考えてきました」と言う。
Aさんの志望は、そのようなプロジェクトを実現できそうな総合商社やコンサル企業。また、アルバイトを通じてマーケティングの面白さにも触れたことで、今は広告業界も視野に入れている。
「本当に受けたい会社しか応募しないので、エントリー社数は少なめです」というAさん。志望動機が明確なので、エントリーシートや面接で苦戦することもあまりない。募集が早かった外資系メーカーを1社も受けなかったことは後悔しているが、今後も同じスタンスで就活を進めるつもりだ。
「企業研究をいくらしても、自分の本質は変わらない。まずはやりたいことありきで、それにはどんなタイプの企業が合っているかを見極めることが大事だと思います」(Aさん)。