「お客さまの気持ちに寄り添う」アクサ損害保険で働く先輩社会人に、ここでしか聞けない就活テクニックや業務内容について聞いてみた! #先輩ロールモデル
「将来の“なりたい自分”がまだわからない」という悩みを抱えるみなさんに、いろいろな企業で活躍する先輩たちの姿を通してロールモデルを見つけてもらう企画「#先輩ロールモデル」。
今回は、顧客のニーズに寄り添う自動車保険会社「アクサ損害保険」の先輩社会人にインタビュー。損害サービス本部で働く富井沙耶さんに、業務内容や就活のテクニックについて深掘りしました!
交通事故で被害を受けたお客さまに対して保険金のお支払いを行う担当者。事故に遭われたお客さまから状況をお伺いし、責任割合の交渉、損害認定、示談、保険金の支払いまで幅広い業務を行う。
――自己紹介をお願いいたします。
アクサ損害保険 損害サービス本部 自動車損害サービス第2部に所属している富井沙耶と申します。2023年に入社しましたので、今年の4月で入社3年目となります。
――現在のお仕事内容について教えてください。
交通事故で被害に遭ったお客さまに対して保険金をお支払いする担当者として、業務に取り組んでいます。
具体的な内容としては、事故に遭われたお客さまから事故状況を伺い、責任割合の交渉、損害認定、示談、保険金の支払いまで幅広く対応しています。また、サービス向上のための社内会議などにも参加しています。
――仕事上で気を付けていることを教えてください。
お客さまの気持ちに寄り添うことです。事故というインパクトの大きい出来事に直面されたお客さまと、どれだけ同じ目線に立てるかが大切だと考えています。
―― 一つの事故の示談が成立するまでに、どれくらいの期間がかかりますか。
1か月ほどで解決する事故もありますが、過失割合が決まるまで、長ければ1、2年を必要とする場合があります。ですので、同時に複数の事故を担当しています。
――2024年の4月から、アクサジャパンでは「We Careプログラム」が導入されているとのことですが、そちらについて解説をお願いします。
「We Careプログラム」は、ライフステージの様々な場面において、従業員が安心して活躍できる環境を整えるためのプログラムです。
妊娠・出産・育児のケアや家族のケアなどを行うための休暇を取れたり、専門の支援サービスを活用できたりします。これらは普通の有給休暇とは別に与えられるものなので、アクサならではの制度だと思います。
また、男性の育休取得も推奨されていて、取得率も非常に高いです。福利厚生の制度は非常に充実していると思いますよ。
※We Careプログラム
――入社直後の研修制度や環境について、教えてください。
研修制度はとても充実していて、すぐに現場に出されるようなことはないので心配しないでください(笑)。座学だけでなく、ロープレをしたり裁判所に行ったりして、実体験を積めるようなプログラムが整っています。
また研修を終えて配属が決まった後も、新入社員1人につき2人の先輩がついてくれるので、困ったときにはすぐに質問できるような環境になっています。
※内定式の様子
――アクサ損害保険の社内の雰囲気について教えてください。
温かい会社だと思います。お客さまの感情に寄り添う仕事ですので、どうしても緊迫した場面に遭遇することもありますが、社員みんながそういう経験をしてきているため、経験を共有して頑張っていこうと、励まし合うような環境がありますね。
――事前情報によると、アクサ損害保険に内々定したのは、大学4年の7月頃だったそうですね。
そうですね。
――内々定に至るまでの経緯を教えてください。
大学3年の就活当初は、多くの企業を受けていく中で、自分に合う会社や職種を見つけていければよいかなと思っていました。ですので、業界や業種を絞らずに、さまざまな企業のイベントや、インターン等に参加していました。
※大学時代_友人と
そのおかげで、大学4年の4月にはいくつかの企業から内々定をいただいていたのですが、依然としてやりたいことの定まっていないわたしが、このまま就活を終えてよいのかというモヤモヤは最後まで消えませんでした。
――モヤモヤが消えた結果、アクサ損害保険への入社を決めたと思うのですが、どのような工夫があったか教えてください。
このまま必要以上に就職活動を続けても無駄だなと思い始めたので、一度就活から離れました。そして、家族や友達と話し合い、自分という人間や、やりたいことを明確にしました。その後、就活を再開し、自分に合った会社であると判断できたアクサ損害保険に就職したいと思うようになりました。
※大学生時代のモチベーショングラフ
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――自己PRをする際に、気を付けたことはありますか。
自分が行動を起こした動機や、周囲にどんな影響をもたらしたかまで伝えるように心掛けていました。自分が出した結果をアピールすることはもちろん重要ですが、モチベーションや周囲への影響、抱いた感情を詳細に伝えることに、より注力していました。
――面接中に長所と短所を聞かれると思いますが、どのように答えていましたか。
自分の長所は一つではないと思います。面接の中で、どの長所を強調すべきかがわかると思いますので、臨機応変に答えるように心掛けていました。
※大学時代_友人と
短所に関しては、ただネガティブなことを言うだけで終わってしまうのではなく、克服するために現在工夫していること等も話すようにしていました。
――具体的なエピソードがあれば教えてください。
わたしの短所は、マルチタスクが苦手なことなので、一つの業務に注力してスピーディーに終わらせてから次の業務に取りかかるように意識している、と面接では伝えていました。
――最後に、大学生に向けてメッセージをお願いします。
自分のゴールに向かって、突き進んでほしいです。ただ、無理をしすぎてはいけません。躓いてしまったとしても、休息期間を作り、前向きになれたタイミングでリスタートできれば十分だと思います。応援しています。本日はありがとうございました。
取材:近 由梨子(ガクラボメンバー)
執筆:浅井 宏允(ガクラボメンバー)
編集:学生の窓口編集部
取材協力:アクサ損害保険