【麻布台ヒルズ】のオフィスに学生記者が潜入!ITとデジタル技術を活用し、日本企業のビジネス変革を支援する!日本TCSのオフィスに潜入してきた!

学生の窓口編集部

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こんにちは!学窓ラボ、学生ライターのななです。

今回はITとデジタル技術を活用し、ビジネス、 テクノロジーおよび、エンジニアリング分野のサービスとソリューションで、日本企業のビジネス変革を支援するITサービス企業である日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)のオフィス見学ツアーに学生記者として参加いたしました!

開催場所は、2023年11月に開業し注目を集めている「麻布台ヒルズ」の中に立つ、日本一の高さを誇る「森JPタワー」です。

麻布台ヒルズ

オフィスツアー開始!

オフィスに入ると、「Welcome Lounge(ウェルカムラウンジ)」と呼ばれる広々とした空間が広がっていました。

この空間は空港のラウンジをイメージしてデザインされており、グローバルとつながる会社であることを意味しているそうです。

壁面には巨大なモニターがあり、圧倒されました。

続いて、会議室を紹介いただきました。ここでの注目ポイントは、会議室の名前です。

それぞれの部屋にはTCS開発拠点のある世界の都市の名前が付けられており、部屋のデザインコンセプトも少しずつ異なっています。

私たちが実際に入室した部屋は「ムンバイ」(インド最大の都市名)と呼ばれる部屋で、壁の模様などからインドを感じることができました。

ムンバイにはTCSグローバル本社があるため、TCSにとっても重要な都市です。

次に向かったのは、「History Hall(ヒストリーホール)」です。

ここでは、来社していただいた方にTCSや、他のタタ・グループ企業とのつながりについて知ってもらうことを目的に、会社の沿革やエピソードについて写真と共に紹介しています。

また、ここにはタタ・グループの発展に寄与した創業家の写真も飾られていました。

続いて紹介いただいたエリアは「Envision(エンビジョン)」です。ここでは、TCSの持つ先端技術に実際に触れ、デジタルの可能性を感じることができます。

例えば、スマートファクトリーと呼ばれる工場の製品を検品、梱包、出荷するまでの一連の工程を再現したミニチュアの模型は、顧客企業が抱える課題に対する解決策として提案するデジタルソリューションやその効果について、実際に可視化して示すことができるそうです。

先端技術は言葉で聞いただけでは具体的にイメージすることが難しいため、実際に動きや効果を見て触れることができる場を設けることは、お客様との信頼関係を築いていくうえで非常に大切ではないかと思いました。

また、TCSでは慶應義塾大学と産学連携協定を結んでおり、「リアルハプティクス」という日本発の力触覚伝送技術をビジネスに応用する取り組みも行っています。

リアルハプティクスとは、ロボットに位置と力を同時に制御する機能を与えることで、ロボットを介して操作者がモノの感触を感じながらロボットを操作できるようにする技術です。

この技術は、これまで位置信号のみで動きを制御していたロボットにとって画期的なことであり、今後は、工場をはじめ、多くの場所で活用されることが期待されています。
近い将来、機会と人間が共存する世界を実現することができるかもしれない、夢のある技術だと思いました。

最後に紹介いただいたのはオフィスエリア!

ここでは社員の方々が働いている姿を見ることができました。フリーアドレス制になっているため、一人ひとりの社員が働く環境を自分で選ぶことができます。最近、駅ナカなどでよく見かけるような個室のブースが設置されていたり、可動式のホワイトボードが設置されていたりするエリアもありました。

このエリアでは、社員に自由な発想が浮かびやすくなるよう、部門や職種を超えてコミュニケーションが活発になるような工夫がされていました。また、オフィス移転を機に経営陣とフロアが同じになり、姿を見ることができるようになったことで、これまで以上に近い距離感で仕事ができているそうです。

最後に社員の方への質問タイムがあり、今回オフィス移転をした理由を改めて伺う質問が出ていました。その理由として、社員同士の交流がより活発になってほしいという願いがあるからだという答えが挙がっていました。TCSはプロジェクトごとに人が動く仕事であるため、職種を超えたつながりを大切にしたいという思いがあるそうです。対人コミュニケーションは、オンラインよりもリアルの方が伝わる情報量が多いため、より多くの社員が出社する環境づくりを目指しているそうです。

また日本TCSの社員は33F「ヒルズハウス」(メンバーラウンジ)が利用できるようで、社員のみなさんもランチやミーティング、社内イベントで利用しているとのことでした。

しかし、コロナ禍で定着したリモートワークの便利さから、社員の出社機会は減っているそうです。そのため、機能的で働きやすいオフィスを作るだけでなく、社員同士のノウハウを共有する勉強会の開催や、リアルイベントを企画するなど、さまざまな取り組みを行っているそうです。

ツアーを振り返って

今回は日本TCSの社内ツアーに参加させていただきました!

エントランスから会議室、オフィスエリアまで、非常に細かな部分にもこだわりが感じられ、説明を聞くだけでとても面白く、私もこのようなオフィスで働いてみたいと思いました。

またオフィスツアーを通して、お客様との関係性や社員同士のコミュニケーションを大切にする会社であることが伝わってきました。先端技術の活用により、多くのお客様の課題解決に貢献している会社のこだわりを感じることができました。

【日本TCSの関連記事はこちら】

⇒ 会社の魅力は「日本にいながら海外メンバーと関われること」。 日本TCSのプロジェクトリーダーの仕事観

⇒ 「SAPの道でプロフェッショナルになりたい」。 日本TCSでシステム移行プロジェクトを担う社員が描く未来

文・写真:なな(学窓ラボ  学生ライター)
編集:学生の窓口編集部

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