【日本古来の下着! 推しは「越中ふんどし」】日本ふんどし協会に聞いた! はじめての「ふんどし」おどおど #あつまれ!_おどおど学生。
学生読者の皆さんは「ふんどし」は着けてないでしょう。もしかしたら、お祭りなどで着用した経験があるかもしれませんが、普段は着けませんよね。しかし、ふんどしはなかなか機能的な下着で、お勧めだったりします。今回は日本古来の下着である「ふんどし」についてご紹介します。
「ふんどし」とは? お勧めは「越中ふんどし」
「ふんどし」と一口にいっても実は種類があります。お祭りなどで男性がしているふんどしは、ねじねじになってお尻の部分が丸出しになっているものではないでしょうか。これは「六尺ふんどし」といって、締め付け強度も高いものです。お祭りのように気合いを入れたいときなどにはぴったりのふんどしといえます。
学生読者の皆さんにご紹介したいのは「越中ふんどし」です。これはふんわりゆったり感があって、男性だけではなく女性にもお勧めできます。ゴム入りの下着と違って、締め付け感も自分で調整可能です。
●「越中ふんどし」の着用は簡単!
越中ふんどしは、のれんのような形をしています。着用は簡単で、以下のような手順です。
1.腰の後ろに当てて、おなかの前で紐を結びます。
2.股に布を通して、前に持ってきます。
3.前で結んだ紐に布を通して引っ張ります。
4.形を整えて完成です。
お尻の部分もふんわりと覆われますので安心ですし、ウエスト部分の紐をどう締めるか、長さを自分で決められますから締め付けの調整が可能です。
●トイレでは……
用を足すときにどうすればいいかというと、布を後ろに回して手で持つようにするのがお勧めです。
「ふんどし」のメリットとは?
『日本ふんどし協会』によると、ふんどしの着用は就寝時や風呂上がりなどリラックスしたいときにお勧めとのこと。
特に「通気性のよさ」が大きなメリットです。
「ふんどしは太ももの付け根である鼠蹊部(そけいぶ)にもゴムが不使用なため、適度に風が通る隙間ができ、パジャマを着用するにしても、寝返りの度に風が通ります。風通しが良いとデリケートゾーンに熱や湿気がこもることがないので、快適、かつ衛生的にも効果を発揮するのです。
一方で、一般的なタイトで肌に密着する(鼠蹊部の部分もゴムが入っている)ショーツだと、蒸れた空気や湿気が外に出ていかないため、ジメジメと菌が増え、実は不衛生。特に就寝時は冬でもコップ1杯分の汗をかくといわれているで、パジャマやシーツ、そして下着は肌触りがよく吸収性の高い素材がオススメなのです」
と『日本ふんどし協会』は説明しています。
解決!! はじめての「ふんどし」おどおど
ふんどしについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。越中ふんどしは、通気性がよく、暑い時期には特にお勧めできます。下半身の開放性がよくゆったり過ごせるので、リラックスタイムには最適といえるかもしれません。興味を持った皆さんは、一度ふんどしを試してみませんか。
文:高橋モータース@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部
取材協力:『日本ふんどし協会』中川ケイジ会長
http://www.japan-fundoshi.com/
中川ケイジ Profile 大学卒業後、美容師に。その後、30歳で転職し営業マンになるも成績が悪く思い悩み「うつ病」を患う。その時たまたま出会った「ふんどし」の快適さに感動。2011年「ふんどしで日本を元気にしたい!」と強い使命感が芽生え独立。
おしゃれなふんどしブランド『sharefun®(しゃれふん)』をスタート。同時に、日本ふんどし協会を設立。さまざまなメディアにて紹介され「ふんどし」のイメージをリラックスウェアへと一新した。著書に『人生はふんどし1枚で変えられる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『夜だけふんどし温活法』(大和書房)がある。
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