23日、都内某所にて映画『ブラックナイトパレード』初日舞台挨拶が行われ、吉沢亮さん、橋本環奈さん、渡邊圭祐さんが登壇しました。

何をやってもダメな冴えない男・日野三春を演じられた吉沢亮さん

全国の劇場のみなさ～ん！楽しんでいただけたでしょうか。今年の6月から撮影が始まって、12月に公開だということで、駆け足の中面白い作品を作ろうと頑張っていたので、ホッとしております。短い時間ですが、よろしくお願いします！

天才的なハッキング能力を持ち、子供たちを良い子なのか悪い子なのかを見分ける北条志乃を演じられました橋本環奈さん

この作品6月ごろに撮影して、間に合うかなって心配になりながらの作品だったので、こうして無事に初日を迎えられて、すごく嬉しく思っております。短い時間ですけども、よろしくお願いします！ 

一切笑わないイケメン料理長・古平鉄平を演じられました渡邊圭祐さん

イケメンでーす！6月から短い期間の撮影で、無事に公開することができて今非常に嬉しく思っております。そして、皆さんにちゃんと受け入れられていただけたということで、最高の年越しを迎えられそうです。短い時間ですが、よろしくお願いします！

映画の公開を迎えられた感想

吉沢亮（以下・吉沢）：安心ですね。観ていただくと分かるんですけど、結構CG処理があって、これは間に合うのかと…完成の図が想像できないままやっている撮影もあったので、そういうのがどうなっているのかと不安な部分もあったんですけど。完成したのを観て、面白い作品になっているなと感じましたし、皆さんが笑っている姿を見ると…頑張ってよかったなぁって。

橋本環奈（以下・橋本）：撮影がクライマックスからというバラバラで撮っていて、実際はどのような作品になるのか想像できず…。私たちも観たの最近なので、観た直後の皆さんと同じ気持ちです。

渡邊圭祐（以下・渡邊）：不安の方が大きかったりしたんですけど、間に合うのかなっていう。言ったら僕は何もしてなかったですし、映像入った時に僕のところ切られてないかなって思ってたんですけど、ちゃんと映ってて（笑）。よかったなって安心してますよね！？（お客さんに投げかける渡邊さん）

吉沢：それはあなたしか知らないよ（笑）。

今だから言える撮影中の裏側エピソード

吉沢：もしかしたらまだ気付いてない方もいるかもしれないんですけど、帽子さん実は…ムロツヨシさんなんですよ！分からなかった人もう一回観てください。言いたくて言いたくて、でも今日まで解禁するなって言われまして。予告見たら一発でわかるんですけど…。ムロさんとのシーンはめっちゃ面白かったですし、ちゃんとムロさんが帽子に入ってて、脱いだ姿も見ました。あとムロさんがあんな腕毛濃いんだっていう、びっくりしちゃって…めっちゃワイルドだなって思いました。

渡邊：ムロさんがテストと本番で全然違うギアでやってくるので、堪えられるわけないですよ。めちゃくちゃ僕笑っちゃって、ベルトコンベアを見るっていうのを個人的に入れさせていただいたんですけど（笑）。ただあのシーンってみんなムロさんに気を取られてると思うんですけど、必死な三春のツッコミ姿を観ていただきたいです。

吉沢：本番で3倍くらい長くやってきて、びっくりしました。（針刺されるシーンでは）針をぶすぶす刺されて、「大丈夫、これいい針だから」って急に言われるから…びっくりしました。

橋本：皆さん観たんですね、私の秘密を。撮影は1日だけど、スキンヘッドの日ってなってて。長い髪をぎゅうぎゅうに詰めてやっているので大変でした。2、3時間かかってました。

吉沢：顔の小ささにびっくりしました。こんなに顔の小さい人間存在するんだ…って。映像だと修正されて綺麗になっているんですけど、実際は髪が多いのと顔の小ささで後ろに出っ張ってて…若干エイリアンみたいでした（笑）。

渡邊：夜の撮影が多くて、そのときに福田監督と環奈ちゃんがずっとご飯を食べてて。

橋本：それで言うと、なべちゃん（渡邊さん）食べなすぎ。うさぎちゃんかな？みたいな。ガパオライスかなんかを食べた時も、上に乗っている具をちょっと食べてて、心配になるくらい。あまり食べないんですね？

渡邊：いや環奈ちゃんが食べ過ぎなのかもしれない。

吉沢：まぁ彼（渡邊さん）はちょっと食べなさすぎですね。

あの人の裏側エピソード

吉沢：志乃ちゃんの最高の変顔シーンを撮ってるときに、端っこで顔を練習してたんですよ。めっちゃストイックやん！って思いました。

橋本：三春の方を見たあとにそのまま向きを変えていく動きとか、そのままセリフを言うのた難しかったので練習していました。

吉沢：あれは変顔を降してからやってましたね（笑）。

男子チームのインナー事情

渡邊：衣装が黒のレザーパンツ履いて、コート着てってなるときに男子チームでは下にインナーを履くかどうか審議を重ねました。

吉沢：やっぱりそのインナー…どうぞ、喋ってください。

渡邊：いやいや（笑）。汗をかきすぎるとレザーがはりついちゃって脱ぐ時に大変だよね、って派と、でも…っていう派で分かれて。…結局みんな履いてました。

撮影現場で偶然生まれたシーン

吉沢：（中川）大志とかとは、セリフ合わせで自然とはじまってめちゃくちゃふざけ出すんですよ。ふざけたテンションでセリフを言ってたものが採用されることもあって。カイザーくんの部屋に僕が助けに行くシーンは、台本だと何回かアクションがあってから吹っ飛ぶ流れだったんですけど。ふざけた言い方をしたら現場で爆笑が起きて、アクション部さんとかもいたんですけど、全部吹っ飛ばして芝居が変わりました。くだらないことから生まれることもありましたね。

今年のクリスマスプレゼント何が欲しい？

吉沢：たくさんの方にこの映画を観ていただいて、たくさんの方の笑顔が僕は今いちばん欲しい。あ、でもこの映画以外の笑顔はいらないですよ。だからいっぱい観てください。

さすが主演…ただ個人的に欲しいものはありますか？

吉沢：風呂に入れるシュワシュワするやつ…バスボムって言うんですか？良い入浴剤が欲しい。

橋本：人をダメにするクッションかな？

吉沢：俺もそれかもしれない。

渡邊：靴下が欲しいです。クリスマスっぽいですし…持ってますけど、靴下とパンツはすぐダメになるじゃないですか。黒しか履かないですけど…。

吉沢：インナーもお願いします、よれよれになっちゃうので。

今年やり残したことや、やっておきたかったことは？

吉沢：正確に言うと今年のど頭にはやっているんですけど、実家に帰りたいなって。わんちゃんがいるんですけど、僕が知らない間に1匹増えてて、写真見るとめっちゃ可愛いんですよ。この間、朝の情報番組に出演したときに、今日の…子犬さんのコーナーあるじゃないですか。見てる時にめっちゃ実家にいる犬のミルちゃんにそっくりな犬が出てきて、どうしても実家に帰りたくなりました。

橋本：意外にやりたいな！ってなったらすぐに実行するので、これできなかったとかなくて。ただ今年に限っては、海外旅行に行けてないので旅行とか行きたいですね。

渡邊：実家で犬2匹飼っているんですけど、片方亡くなっちゃって。そのお見舞いに行きたくて…最後は重たい話で締めようかなと。実家の庭に骨をまくみたいなので、立ち会いたいなと思います。 

時間が余ってしまったためフリートーク

吉沢：え…昨日何食べた？

橋本：ゆるい（笑）。

盛り上がらないためお客さんからの質問コーナー

お客さんA：質問じゃないんですけど。

渡邊：じゃあ座ってもらっていいですか…。

橋本：厳しいな（笑）。

環奈ちゃんの白目を見たいと言うお客さんに対して、

吉沢：それを観たい方、ぜひ劇場で！（笑）。

お客さんB：（吉沢さんに）ハートください。

橋本：カメラの方にもハートもらっていいですか？ 

最後に主演の吉沢さんよりご挨拶

本日は本当に楽しい楽しい舞台挨拶になったなと。この映画はコメディ作品ではありますけど、ちょっとうるっと来るような家族の話や仲間の友情などいろんな要素があって、見応えのある作品です。クリスマスシーズンにも、その後の年末年始にもぴったりな作品になっているんじゃないかなと思っております。面白いと思っていただけた方は、ご家族や友達、恋人に勧めてもらって、また1人だという人もいるかもしれないですけど、この映画はクリぼっちの味方ですから。どんな世代の方にも、どのような形で観にきても面白いと思っていただける作品だと思いますので、一緒に盛り上げていってくれたらすごく嬉しいなと思います。これからよろしくお願いいたします！ありがとうございました！

映画『ブラックナイトパレード』は全国の映画館にて上映中！

取材・文／学生ライター・ほのか

編集／マイナビティーンズ編集部