【日本三景と言えば…?】世界遺産を見に行こう! はじめての「宮島」おどおど#あつまれ!_おどおど学生。
広島県の「宮島」は、日本三景のひとつに挙げられる人気の景勝地です。修学旅行で行ったことがあるという学生読者もいらっしゃるでしょう。しかし、行ったことがない場合は、どこにあるのか、そもそもどんなところなのかも分からないかもしれません。今回は、初めて宮島に行く際におどおどしないよう、お勧めスポットやアクセス方法をご紹介します。
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▼「観光地(日本三景)」おどおど記事一覧
1. はじめての「天橋立」おどおど
2. はじめての「宮島」おどおど
神の島と呼ばれる聖域
宮島は、広島県廿日市市にある離島です。正しくは「厳島(いつくしま)」といい、宮島は通称です。島そのものが聖域とされており、古くから「神の島」として信仰されてきました。江戸時代になると「厳島詣(もうで)」と称し、宮島を訪れるのがブームとなり、全国から多くの参拝者が訪れました。また、島には手つかずの森林が広がっており、「雄大な自然」も宮島の魅力です。
宮島は参拝客を受け入れる宿場だったこともあり、現在でも島内に宿泊施設があります。明治時代から続く老舗や、シカが庭を横切る宿など魅力的な宿も多くあり、神の島で一泊というのもまた一興です。
宮島といえば厳島神社
宮島のシンボルが厳島神社です。創建は593年と古く、1168年には平清盛の手によって現在のような大規模な社殿が建てられました。厳島神社には大小さまざまな社殿が海の上に建っており、それぞれを回廊で結んでいるのが特徴。「海が敷地」という非常に珍しい造りの神社です。
初めて行く際の参考になるよう、厳島神社の「見どころ」をピックアップしてみました。
大鳥居
宮島のシンボルが厳島神社なら、厳島神社のシンボルが大鳥居です。海の中に立つ真っ赤な大鳥居は、写真映えするすること間違いなし。ちなみに、この大鳥居は埋められているのではなく、土台の上に自重で立っているそうです。
本社本殿・拝殿・祓殿
厳島神社を訪れた際は必ず立ち寄る場所ですが、美しい朱塗りの柱が並ぶ本社本殿・拝殿・祓殿も細かいところまで見ておきたいスポット。ここでは結婚式が行われることもあります。
廻廊
社殿をつなぐ国宝の回廊も注目ポイントです。回廊の床板は1間に8枚。実は板と板の間は少しだけ隙間が空いていて、ここから打ち寄せる波のエネルギーを逃がすことで、壊れにくくなっています。
高舞台
厳島神社の高舞台は、四天王寺の石舞台、住吉大社の石舞台と並んで日本三舞台のひとつとされています。海の上に建つ唯一の舞台で、祭事が行われたり、時にはコンサートが行われたりしています。
鏡の池
海の上に建つ厳島神社には、実は「池」があります。それが鏡の池です。普段は海の中に沈んで見ることはできませんが、干潮で海の水が引いたときにだけ現れます。池は全部で3つ。1つは客神社(まろうどじんじゃ)近くにあります。残り2つはぜひ探してみてください。
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