【まさか⁉ 乗っ取られるなんて…】はじめての「SNSアカウント乗っ取られおどおど」#あつまれ!_おどおど学生。
『Facebook』や『Twitter』などのSNSでまれに目にするのが「アカウントの乗っ取りに遭った」というもの。利用ができなくなるだけでなく、勝手に操作されて迷惑を受けたり、登録情報が筒抜けになったりなど非常に危険です。では、SNSのアカウントが乗っ取り被害に遭った場合は、どう対処すればいいのでしょうか? セキュリティーソフトの『ウイルスバスター』を展開する『トレンドマイクロ株式会社』に聞いた、「アカウントが乗っ取られた際の対処法」や「乗っ取りを防ぐ方法」をご紹介します。
落ち着いてSNSの運営に連絡
SNSのアカウントが乗っ取られてしまった場合、まず何をすればいいのでしょうか? 『トレンドマイクロ』によると、「まずはSNS運営企業のヘルプページをチェックしましょう。サービスに応じて、対応手順や復旧方法などが記載されています。そちらを参照しながら対応することを推奨します」とのことです。
各種SNSのヘルプページ
・Twitter
https://help.twitter.com/ja/safety-and-security/twitter-account-compromised
・Facebook
https://www.facebook.com/help/203305893040179
・Instagram
https://www.facebook.com/help/instagram/149494825257596
ガイドに沿って、まずは本当に乗っ取り被害に遭っているのかを再度確認します。例えば、Twitterの場合は身に覚えのないツイートがあるか、DM(ダイレクトメッセージ)のやり取りが発生しているかなどです。もし乗っ取られていることが分かった場合は、パスワードの変更、登録しているメールアドレスの安全性を確認(Gmailの場合はGoogleなど、メールのサービス側で確認)するという流れです。
乗っ取られている間によく分からないサイトが登録してあったり、身に覚えのないメッセージが投稿されていたりするかもしれません。その場合は、パスワードを変更後に、メッセージを削除するようにしましょう。
乗っ取りの被害に遭いやすいのは?
『トレンドマイクロ』によれば「アカウント乗っ取りの被害に巻き込まれる代表的な要因が2つある」とのこと。以下です。
1.複数のサイトで同じIDとパスワードを使用
IDやパスワード同じものを使い回している場合、一度被害に遭うと、同じパスワードを使っている別のSNSアカウントが乗っ取られる可能性があります。
2.フィッシング詐欺による認証情報詐取
実在するSNS運営企業を装った偽サイト(フィッシングサイト)を使って、IDやパスワードを盗み取るといったものです。この偽サイトに誘導する手段として、メールやスマートフォンのSMS(ショートメッセージ)、SNSのDM(ダイレクトメッセージ)などが挙げられます。疑わしいメールや、SMSに記載されているURLリンクには不用意にアクセスしないことが大切です。