【天体観測の楽しみ方】はじめての「天体観測おどおど」を解決(天体観測の事前準備編)#あつまれ!_おどおど学生。
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秋の夜長は「天体観測」に挑戦してみるのはどうでしょうか? 美しい星々の姿を天体望遠鏡で見たり、空全体を肉眼でゆっくりと眺めれば、日々の喧騒も忘れることでしょう。とはいえ、初心者の場合は「天体観測のイロハ」が分からないはず。本シリーズ記事では、『石垣島天文台(国立天文台)』協力の下、初めてでもスムーズに天体観測を楽しむポイントをご紹介します。今回は、「事前準備」についてまとめました。
▼「おどおど」解決ポイント
1. 天体観測をするための事前準備を整えよう
2. 望遠鏡を組み立てて調整しよう
3. 観測する際に注意することを知っておこう
天体観測を行う際の事前準備を覚えよう
『石垣島天文台』の室長・花山秀和さんによると、以下の2点が事前準備の大事なポイントとのことです。
●必要な物、場所、星が見える時間・月齢・天気予報などをチェックする
何事も準備が大切です。持ち物のチェックだけでなく、現地にスムーズに行けるよう場所の確認や、いざ観測する場合に慌てないよう、見える時間・月齢・天気予報も事前に確認しておきましょう。調べる際は、以下の『国立天文台』のサイトを参考にするのもお勧めです。
参考:『国立天文台』「惑星がどこに見えるのかはどうすればわかるの?」
→ https://www.nao.ac.jp/faq/a0503.html
参考:『国立天文台』「満月や新月の日を知るにはどうすればいい?」
→ https://www.nao.ac.jp/faq/a0205.html
参考:『国立天文台』「天文・宇宙に関する情報源について教えてください」 → https://www.nao.ac.jp/faq/a1008.html
●道具は組み立て手順や設置を方法を把握しておく
望遠鏡などは事前に説明書をよく読んで、使い方を身につけておきましょう。現地で「組み立て方が分からない」といった事態に陥らないためにも、自宅で練習するなど、使い方を把握し、慣れておくことが大切です。
星の位置や見える時間の確認や、望遠鏡の組み立ては、普段の生活の中ではまず行わないことです。経験がないまま本番を迎えると、不測の事態が起こりやすくなります。文字どおり「おどおど」してしまうはずです。初心者なら、なおさら事前準備を入念に行いましょう。
また、日の入り時刻や天体の出没時刻にも注意が必要です。天体観測をする際は、以下のサイトを参考に、日の出・日の入りの時刻を調べてみましょう。
参考:『国立天文台』「日の出・日の入りの時刻を知るにはどうすればいいの?」
→ https://www.nao.ac.jp/faq/a0103.html
望遠鏡を組み立て・調整をしてみよう
初心者の場合、「望遠鏡の組み立て」にも苦戦するかもしれません。そこで、花山さんに「望遠鏡を組み立てる際のポイント」を伺い、以下にまとめました。
●望遠鏡の組み立てる際のポイント
三脚・架台を設置して鏡筒、接眼レンズ(アイピース)、ガイド鏡(ファインダー)、微動ハンドルを取り付けましょう。その際、三脚がしっかりと開いているか確認します。開き切っていないとバランスを崩し倒れてしまいます。
●望遠鏡を調整する際のポイント
遠くの建物などを用いて「望遠鏡」と「ガイド鏡」の視野中心を合わせ、フォーカス(ピント)を調整します。調整にはガイド鏡のネジを回します。望遠鏡とガイド鏡の視野中心が合っていないと、ガイド鏡で天体が導入できていても望遠鏡の視野内に天体が導入できない場合があるため、事前の視野調整は大切です。フォーカス調整には鏡筒の合焦(がっしょう)ハンドルを回します。
望遠鏡の視野内に天体を導入する場合、
(1)ガイド鏡に天体を導入します。見たい天体に鏡筒を向けガイド鏡の視野内に天体を導入してみましょう。
(2)望遠鏡の微動ハンドルを使って、ガイド鏡の「視野の中心」に天体が来るよう調整します。うまく導入できたら望遠鏡をのぞいて、鏡筒の合焦ハンドルを使ってフォーカス調整を行います。
初めはうまく調整できないかもしれませんが、何度も挑戦して少しずつ慣れましょう。例えば、自宅の場合、まずは遠くの建物にうまくフォーカスできるように練習するといいかもしれませんね。
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