『はじめての美術鑑賞おどおど』を解決(チケット購入と注意点編)#あつまれ!_おどおど学生。
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絵画や彫刻、刀剣など工芸品を楽しむことができる「美術鑑賞」。しかし、どのように楽しめばいいのか分からないという人も多いですよね。例えば、どのようにして入場券を買えばいいのかも分からない人もいるかもしれません。
今回は、美術ライター・浦島茂世さんのアドバイスを踏まえた「チケット購入の流れと注意点」をご紹介します。
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チケット購入前に必ず公式サイトをチェック
▼おどおど解決ポイント
1.チケット購入は「事前決済」と「当日購入」の2種類
2.学割を利用してお得に美術鑑賞しよう
3.キャンパスメンバーズの加盟大学生か確認してみよう
行きたい美術館が決まったら、次は利用案内を確認します。例えば、美術館のホームページでは、チケット購入の案内を見ることができます。一般的に、チケットは「事前決済」「当日購入」の2種類があります。
当日券を購入する場合は、美術館の窓口など指定された場所で購入すればOKです。特に難しい手続きはありません。また、オンライン決済の場合は、美術館のホームページかチケット販売サイトで手続きを行います。この場合は、クレジットカード決済のほか、スマホ決済を用意している美術館もあります。クレジットカードがないという場合は、コンビニ店頭支払いも可能です。チケットは、従来の紙のチケットのほか、バーコードチケットが発行されることもあります。入館当日になって慌てないよう、すぐに提示できるよう準備しておきましょう。
新型コロナの影響で入場者数を制限している美術館も多く、事前決済で日付指定チケットを購入しないといけないケースもあります。他にも、特別展が開催されている場合、特別展鑑賞は入場料と別料金というケースも少なくありません。現地で入場できない事態に遭遇したり、予想外の出費に見舞われたりしないよう、必ず事前に公式サイトを確認しておきましょう。
学割利用でお得に美術鑑賞しよう
大学生・専門学生の場合は、学生割引があります。一般よりもお得な価格で美術鑑賞ができるのです。例えば、東京国立博物館は、一般の入場料が1,000円。しかし、大学生は半額の500円となっています。大学生料金で入場する場合は、学生証など大学生であることを証明できるものを忘れないよう注意しましょう。
また、浦島さんによると東京国立博物館では、「キャンパスメンバーズ制度に加盟している大学や各種学校の生徒は、常設展に無料で入場できます。自分の大学が制度に加盟しているかどうかをチェックするのを忘れないように」とのこと。
キャンパスメンバーズの加盟大学に通っていて、対象の美術館を利用したい場合、チケット売り場で学生証も提示し、「キャンパスメンバーズの加盟大学生」であることを伝えればOK。あとは観覧券を受け取り入場するだけです。事前に「キャンパスメンバーズ対象の美術館」かどうか調べるのも忘れないようにしましょう。
解決!! 美術鑑賞おどおど(チケット購入と注意点編)
「チケット購入の流れ」と注意すべきポイントをご紹介しました。特に難しいことはありませんが、大学生の場合は「学生証」を忘れないように注意しましょう。次回は「楽しく鑑賞するためのポイント・注意点」をご紹介します。
教えてくれたのはこの人!
取材協力・監修:浦島茂世
美術ライター。美術館訪問が日課。国内外問わず美術館を訪ね歩く。著書に『東京のちいさな美術館めぐり』『企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり』(共にG.B.)、『猫と藤田嗣治』(エクスナレッジ)など。美術講座講師、『All About』美術館ガイドも務める。
⇒Twitterアカウント
https://twitter.com/monoprixgourmet
⇒「東京のちいさな美術館めぐり」
文:中田ボンベ@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部