皆さんはパソコンに「セキュリティソフト」が必要な理由を知っていますか？
なんとなく「パソコンを守るもの」とは知っていても、なぜ必要なのか、どんな働きをしているのかは分からないという人が多いでしょう。

そこで今回は、セキュリティソフトの『マカフィー® リブセーフ™』を開発・販売している『マカフィー株式会社』に、セキュリティソフトの疑問について聞きました。
お話を伺ったのは、マーケティング本部の青木大知 本部長です。

青木 大知 さん
マカフィー株式会社
マーケティング本部 本部長

この2人が話を伺いました！

山嵜さん（メディアコミュニケーション学部2年生）

光成さん（経済学部1年生）

セキュリティソフトはなんのためにある？

セキュリティソフトってなんのためにあるのでしょうか？

セキュリティソフトというと「ウイルスの感染を防ぐ」「ウイルスを駆除する」というイメージをお持ちかもしれませんが、それは昔のこと。
現在では、セキュリティソフトの重要な役割は変わってきているのです。
そもそも、パソコンが普及し始めたころセキュリティソフトはありませんでした。

そうなんですね！

1990年台の後半から2000年にかけてインターネットとメールが普及して、個人のパソコンに対する攻撃が問題視されるようになります。
最初のころはデスクトップ上に変なものを出すとか、愉快犯的な攻撃でした。それが段々と変化し、知らないうちに攻撃があって、知らないうちに大事な個人情報が盗られてしまうといったものが今は多くなっています。

そのような知らないうちに行われる悪意ある攻撃を監視して、止める。もしくは入ってきたものを駆除する。
これがセキュリティソフトのベーシックな機能です。

パソコンへの攻撃ってどんな場所から来るんでしょうか？

今、どこで個人情報が盗られるかというと、パソコンの中というよりは「インターネットのサービスを利用しているとき」であることが多いです。
ネットショッピングをしている際に怪しいサイトに誘導されたり、怪しいメール、ショートメッセージなど受け取って、そのリンクをクリックすることで自分の個人情報が盗まれたり、アカウントが乗っ取られたりする被害が起きています。
「あなたのパソコンを乗っ取りました。お金を払えば解放します」とか。

日本の有名企業や世界的企業のお客様センターを装ってメールを送り、それに返事をさせるとかです。皆さんも一度ぐらいはそんなメール、メッセージを受け取ったことがあるのではないでしょうか。

あります。

届いたメール内にあるURLをクリックすると、個人情報が盗まれるサイトに誘導されたり、お金を払わされる被害があるので注意してください。
今一番気にしないといけないのはパソコン本体だけではなくて、Webブラウザやアプリで「インターネットのサービスを利用しているとき」ですから、実はスマホ、タブレットでもセキュリティソフトは必要です。

実際、弊社のセキュリティソフト『マカフィー® リブセーフ™』もWindows、MacOSだけではなく、iPhoneのiOS、Androidにも対応しているので、インターネットにつながる部分のすべてを守る、という意識で『マカフィー® リブセーフ™』を使っていただけるかなと思います。

インターネットに接続する端末には全てセキュリティ対策が必要ということなんですね。

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セキュリティソフトの仕組みとは？

セキュリティソフトってどのような仕組みでユーザーを守っているのですか？

セキュリティソフト側では、日々危険なサイトの情報を集めていて、収集したサイトの情報とアクセスしようとしているサイトの情報を照合して、ユーザーが危険なサイトにアクセスするのを防いでいます。
その中には、行政や企業から「これは危険なサイトなのでセキュリティソフトでアクセスできないようにしてくれないか」と要望が来たものもあります。

また、ウイルスなどユーザーに悪さをするプログラムの情報も常に収集し、データベース化しています。このデータベースを照合し、パソコン、スマホ、タブレットをスキャンします。ウイルスに感染していれば駆除を行います。

行政からの依頼というのもあるんですね。

セキュリティソフトで最も大事なのは、この毎日更新されるデータベースなのです。
弊社『マカフィー』の強みは、グローバルでデータを集めていることです。
日々収集している危険なサイトの情報やウイルスの情報などをAIを使って解析し、常に最新のデータベースに保つようにしています。

今までの膨大なデータと照らし合わせていると、動きの重さにも影響があるのではないでしょうか？

昔のセキュリティソフトは、このデータベースに保存されている内容をパソコン上に保持していたので、「セキュリティソフトは重い」というイメージがついてしまいました。常に重い辞書を持ち歩いているような状態だったのです。

しかし、現在では辞書はクラウドにあって、セキュリティソフトはクラウドにある辞書を参照して動作します。そのため、昔と比べて動作はかなり軽くなっています。

なるほど。今回の取材前に改めて意識してみましたが「言うほど重いのかな？」って思っていました。

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セキュリティソフトがないとどんな不都合があるの？

怪しいものを見分けて、クリックしなければセキュリティソフトはいらないのかなとも思ったのですが、セキュリティソフトは絶対に必要ですか？

パソコンに詳しい、あるいはITリテラシーが高い人なら、何が危険なのか分かるかもしれませんが、一般の方には分かりにくいものです。
メールに返事をしても大丈夫か、リンクを開いても安全なのかといったことをいちいち気にしていては、インターネットを楽しむことはできないでしょう。

セキュリティソフトがあれば、何が安全で何が危険なのか、いちいち考えなくてもインターネットを安心して楽しめます。
これが、セキュリティソフトの大きなメリットです。簡単にいえば「セキュリティソフトを使った方が楽」ということですね。

インターネットを快適に楽しむためのセキュリティソフトなんですね。

ウイルスのことだけ考えると、「iPhoneやMacにはウイルスがないから大丈夫」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、厳密にいえばiPhoneやMacにも「あります」。
しかし、先ほども申し上げたとおり、Webブラウザやアプリ上で起こる問題がほとんどの時代になっています。

端末の種類は関係ないということなんですね。

「カフェなどで利用されるWi-Fiに接続して大丈夫なのか」「そのリンクを開いても安全なのか」「危ないサイトに接続するよう誘導するメールではないのか」など、危険を抑止するために重要なポイントが無数にあります。

例えば、弊社の『マカフィー® リブセーフ™』の場合は、そのリンクが安全かどうかを判断しますし、クリックした瞬間にそのサイトが危険と判断したら、「警告メッセージ」を表示します。
警告を無視して進むことはできますが、何か悪い動作を検知した場合にはそれをブロックします。
自分のメールアドレスが知らないうちに流出していないか、普段アクセスできない「ダークウェブ」も調べることが可能です。

流出を検知した場合は、流出したメールアドレスは使用しない、といった対応もいち早くできるでしょう。

セキュリティソフトにはそこまでの機能があるんですね。ありがとうございました。

まとめ

セキュリティソフトは、ウイルス感染を未然に防ぐだけでなく、インターネット上の危険を前もってお知らせする「屈強な水先案内人」のようなもの。
「インターネットを安全に使うため」に見えないところで皆さんの安全を守ってくれているのです。

まだセキュリティソフトを導入していない人は、ぜひこの機会に『マカフィー® リブセーフ™』でセキュリティ対策を始めましょう。

提供：マカフィー株式会社

本取材・撮影は、内閣府と業界団体により策定されたガイドラインを遵守し、十分な感染症対策を行った上で関係者全員マスク着用にて行い、撮影時のみマスクを外しております。