「なぜ僕は『かっこいい』と言われると思う?」外見のコンプレックスに悩む学生へ UVERworld TAKUYA∞がアドバイス #大学生の相談窓口
大学生が抱えるさまざまな不安や悩みに対して、突破口になるようなアドバイスを著名人の言葉で贈る「大学生の相談窓口」。今回学生の悩みに答えてくれるのは、大人気ロックバンド 「UVERworld」のボーカルTAKUYA∞さん。2005年にメジャーデビューして以来、第一線で走り続けているTAKUYA∞さんに、外見のコンプレックスに悩む学生へのアドバイスを伺いました!
Q.外見にコンプレックスがあります
もともと自分の外見の全てが嫌いで、まわりの目を気にして生きてきました。コロナによる自粛で、誰にも顔を合わせないで済む生活が快適すぎて、社会に出たくなくなりました。顔が可愛かったら外に出られるのかな……と考えてしまいつらいです。
(女性/21歳/大学4年生)
A.内面が充実していると、人は魅力的に見えるよ
なぜ、UVERworld TAKUYA∞はかっこいいのか?
ミュージシャンとして日々さまざまなステージに立たせていただいていることもあり、まわりから「TAKUYA∞さん、かっこいい!」と言ってもらう機会が多いです。
でもね、よくよく見てみたら、本当は僕そんなにかっこよくないんですよ(笑)。ではなぜ、かっこよくない僕をみんな「かっこいい」と言ってくれるのか? それは、「才能」が人をかっこよく見せてくれるんだと思います。UVERworldとしての活動を通して、魅力的に感じる、惹かれるものがあるからこそ、ファンの方は「かっこいい」と言ってくれるんですよね。
なので、卓越した才能、つまり内面や能力を1つでもいいから持っていると、人を惹きつけられるんです。 例えば、異性で自分にはない優れた能力を持っている人がいたら、興味が湧きませんか?外見は可愛いけれど、内面が空っぽな人とは、長い付き合いはしづらいと思いますし、人として尊敬するのは難しいのかなと感じます。
「外見がもっと可愛かったら……」と考えてしまいがちですが、外見ではなくてまずは内面や自分のスキルを磨いていくほうが、大切だと思いますよ。
自分の好きなことをして「内面」を磨こう
内面を磨く方法はたくさんあると思いますが、一番は「自分の好きなことをする」じゃないかな。
そもそも自分の好きなことでしか伸びないと思うので、ひたすら好きなことに没頭しているだけでいいと思うんですよね。「どうやってアウトプットしようかな」と発信方法を考えたり、職業に繋げたりなど工夫してみると楽しいかもしれませんよ。
僕のまわりには内面が充実した面白い人たちが大勢います。綺麗な人は世の中にごまんといますが、僕は内面的な魅力を持っている人とこれからも繋がっていきたいですね。そうすることで、同じような人がまわりにもどんどん増えていくと思います!
【まとめ】
「才能」が人をかっこよく見せる。まずは、中身を充実させよう!
何かに没頭している人は、イキイキとした表情になり、不思議と「楽しそうだな」と魅力的に感じますよね。外見ばかりにとらわれて動けなくなる前に、まずは自分の好きなことに没頭する時間を作ってみてはいかがでしょうか。内面が充実してくると、自分に少しずつ自信がついてくると思いますよ!
文・取材/田中さやか
写真/島田香
編集/学生の窓口編集部
<UVERworld TAKUYA∞さんが回答したお悩み一覧>
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#2:「外見のコンプレックス」に悩む学生へ
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