銀行口座の暗証番号を忘れたら。 暗証番号の確認&変更方法を解説
銀行口座の暗証番号を忘れてしまったとき、どのような対応をすればいいのか、暗証番号を変更したいと思ったときに変更できるのか解説していきます。
銀行口座を開設する際には、必ず4桁の暗証番号を設定します。暗証番号は、引き出しや振り込みなど、出金操作を行う場合に必要となるので、忘れてしまった場合には窓口での変更手続きが必要となります。
キャッシュカードの暗証番号を忘れた場合
キャッシュカードの暗証番号を忘れてしまった場合は、口座の店舗、あるいはキャッシュカードを作った店舗などで手続きを行います。電話による口頭で、暗証番号を伝えてもらうことはできません。
例えば、みずほ銀行の場合、以下の4点を持参して変更手続きに入ります。
通帳
キャッシュカード
取引印鑑(銀行印)
本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)
取引印鑑とは、銀行口座を開設したときに用いた印鑑です。また、本人確認書類は銀行によって指定のものが異なる場合があります。事前に必ず銀行に確認しましょう。
インターネットバンキングの暗証番号を忘れた場合
インターネットバンキングの暗証番号(第1暗証番号)を忘れてしまった場合は、電話、あるいはホームページから銀行に直接問い合わせます。
例えば、みずほ銀行の場合、「みずほダイレクト[テレホンバンキング]」という専門の番号を通じて問い合わせを行います。もしくは、みずほ銀行のホームページから申込書を請求します。急ぎの場合は、店頭に取りに行くこともできます。
第2暗証番号を忘れてしまった場合は、「ご利用カード」を使用停止にしてから、再発行を申し込みます。もし、ログインパスワードや合言葉を忘れた場合は、ホームページのログイン画面または電話で再度設定できます。
暗証番号の変更手続きと必要なもの
キャッシュカードの暗証番号を忘れたわけではないが、キャッシュカードの暗証番号を変更したいという場合、基本的には窓口か電話での申し込みとなります。ただし、各金融機関によって他の対応が設けられている場合もあるので、事前に確認をしましょう。
例えば、みずほ銀行の場合、ATMやコンビニATM(イーネット・ローソン銀行)で変更することができます。三井住友銀行の場合は、銀行のATMでのみ変更することが可能です。番号を忘れた場合とは異なり、この場合は自分で簡単に手続きできます。暗証番号は定期的に変更しておくと、より安全です。
また、三菱UFJ銀行の場合、インターネットバンキングに申し込んでおけば、インターネットでキャッシュカードの暗証番号を変更ができます。このように、変更の場合は各金融機関で比較的簡単な対応が設けられています。それぞれの対応方法については、それぞれの銀行のホームページなどで確認してください。
まとめ
銀行口座の暗証番号を忘れてしまった場合には、電話や店舗の窓口で申告すれば、照会や変更ができます。一方、忘れてはいないが変更したいという場合、多くの銀行で、より簡単な方法が用意されています。安全の面からも、定期的に変更することをおすすめします。
(学生の窓口編集部)