中国のおすすめ観光地18選! 4000年の歴史が作り出す?! 中国の魅力あるスポットを紹介
世界遺産の黄龍風景区や紫禁城、万里の長城を見に行くなど、観光スポットが多くある中国。日本からも行きやすく、学生旅行にぴったりの国のひとつでもあります。安近短の要素が凝縮されている中国は、出かける側から考えるとプランは選び放題。ツアーなどを選べば、更におもしろい旅ができそうです。今回は中国のおすすめ観光地を、特に世界遺産を中心にピックアップしてみました。旅の参考に、治安情報などと共にご覧ください。
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■治安
中国の治安は、外国人居住地域や観光スポットは、比較的安定しています。突発的な事故や強盗、詐欺などの他一般的な注意をしていれば、犯罪に巻き込まれる可能性は低いでしょう。しかし、日本人への対日感情の悪化は目には見えませんので注意が必要です。特に7月7日の盧溝橋事件発生の日(8月15日の終戦記念日、9月3日の「抗日戦争活利記念日」、9月18日の満州事変(柳条湖事件)勃発の日、12月13日のいわゆる「南京事件」など日本とのかかわりが注目される歴史上の記念日には特に気をつける必要があります。渡航する際は注意して下さい。
中国国内については、新疆ウイグル自治区では引き続き暴動や無差別殺傷事件に注意しましょう。またチベット自治区では、僧侶等によるデモが一部暴徒化し多数の死傷者が出た過去がありますので引き続き注意が必要です。そして、テロについては2016年7月に在キルギス中国大使館でテロによる爆発事件が発生したため、中国政府のテロ対策も強化されています。旅行の際も入国管理等の規制が強化されていますのでご注意ください。
■時差
日本と中国の時差はマイナス1時間で、日本の方が進んでいます。中国では国内に時差は設定していませんが、実質4時間程時差があります。新疆ウイグル自治区などでは「新疆時間」として北京マイナス2時間の設定を用いる場合も。
■飛行時間
日本から中国までのフライト時間は、東京から北京までえ4時間10分位、大阪関西国際空港からは4時間30分位、名古屋から4時間40分、札幌から6時間、福岡から4時間となっています。
香港、上海、マカオも東京からはそれぞれ、東京~香港(4時間30分から5時間)東京~上海(3 時間 15 分)、東京~マカオ(4時間30分)です。
ヨーロッパ旅行に比べては、フライト時間も短めで地方空港からもたくさん飛行機が飛んでいるので、中国への旅行は比較的簡単に、楽に旅行できると思います。荷物も少なめで思い立ったらすぐに飛び立てますので次の休みには中国を目指してもいいでしょう。
■旅費
日本から北京は、東京(成田・羽田)から1 日10 便以上もフライトがあり、上海や香港も同様に1日に20便以上の飛行機が飛んでいます。また日本の地方空港からも経由便や直行便が飛んでいるため、旅行代理店各社はしのぎを削って安価な旅行商品を企画したくさん販売しています。よって旅行費用も自分の旅の優先順位で決定していけばいいと思います。例えば、東京発着(成田・羽田)でも時間帯を優先すれば(午前便または夜便、深夜便など)出発の時間が決定します、その次の優先順位は何か(例えば料金、滞在時間、行先など)で自分にあったプランを見つけて予約を行って行きましょう。
旅費も、東京発北京2泊3日で1.98万円~ありますので、予算的には安価設定が多いため自分の「こだわり」をどこに持って行くかに焦点を当てましょう。
■言語
中国での公用語は漢語の北方方言を基にしている「普通話」ですが呉語、福建語、広東語、客家語などの方言にわかれているので、場合によってはうまく会話が通じないこともあるでしょう。観光地や都市部であれば、基本的には「普通話」を使用すればほとんどの場面で通じます。
■その他の注意事項
日本と中国の関係や日本との体制・制度の違いについても、旅行前に調べて行ってほしいと思いますが、お互いの国を十分に理解し、旅行中は適度な距離をつくることをおすすめします。
最近中国では国家安全法、反スパイ法、反テロリズム法、外国NGO管理法などが新たに施行されるなど国家安全への取締りを特に強化していて、2017年4月には北京市では「市民による反スパイ行為の手掛かりの通報を奨励する」という規則を制定しました。
例えば、軍事施設の写真撮影や未開放地域への侵入、スパイ行為の疑い、無許可での測量や地質調査等で身柄を拘束されることがあり得ます。観光中も周囲をよく気にして、また公共の場所でのルールを守って行動しましょう。