【サイバーエージェントの先輩社員】株式会社アプリボット取締役:黒岩忠嗣さん 2ページ目
黒岩さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
▲大学時代の黒岩さん
大学ではアサリの研究に打ち込んだり、通信教育のアルバイトで100人のスタッフをマネジメントする幹部のようなポジションを経験し、自分がやるべきことを自分なりに考えて、それをやり切っていました。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
特に、特別な経験はしていないのですが、ただ、今考えると通信教育のアルバイトの経験は役立っているかもしれませんね。所属する100人近い講師たちの教え方のスキルアップ、スケジュールを管理して、この日までに生徒さんに返信をしたほうがいいなどアドバイスをしたり、講師の返信に誤字やおかしな指導がないかなどのクオリティチェックをしていました。
100人もいると、それぞれみんな響くポイントが違ったり、得意なことが違うので、どうやったら伝わるか、どうやったらうまくまわせるかなど、自分なりに考えて工夫をして、できることをやり切ったという自信はあります。それが、今のマネジメントにも生きていると思います。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
あまり、就活のために何かをしたということはないのですが、知人からOB訪問は最低でも20人はしたほうがいいと聞いていたので、それだけはしました。OBの中には大きな会社で働いている方もいましたが、お話を聞いて、すごいなとは思ったのですが、自分が働いているイメージが沸かなかったのです。むしろ「こういう働き方は自分のイメージとは違う」と再認識をすることになり、経営者になりたいという気持ちがより固まりました。たくさんのOBの方の話を聞くことができたおかげで、目標を定めることができたので、多くのOBの方に会ったりして、話を聞きながら自分の目標を絞りこんでいくというのは大事だなと思います。
「何か特別な経験をしなければ」と考えがちですが、大学時代は、自分のやるべきことを自分で考えて、それを実行していったという黒岩さん。そのなかで培った経験が、今若くして会社を率いるための礎となっているのかもしれませんね。
趣味:温泉サウナ
特技:どこでもすぐに寝れること
就活で受けた企業数:1社
志望していた業界:IT系
今の会社の魅力:自分で自分の仕事を創れるところと、尊敬できる人がとても多いところ
文:イマーゴ
取材協力:株式会社サイバーエージェント