【例文付き】ゼミの志望理由の書き方は? 大学3年生は要チェック!
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大学における「ゼミ」はより高度な専門知識を学ぶためのもの。「高橋ゼミ」というように教官の名前が入っていることが多く、その先生に師事して知識・人脈を広げる場でもあります。ゼミに入るためには担当教官の許可が必要ですね。いわば入門許可ですが、これを得るためには、先生に志望理由書(あるいは志望動機書)を提出しなければなりません。今回は「ゼミの志望理由の書き方」についてご紹介します。
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ゼミの志望理由書に求められるものとは?
ゼミの志望理由書に求められるものは大きく以下の2点です。
・ゼミに入りたいという熱意を表明すること
・教官に認めてもらうこと
ゼミはいわば研究を目的としたサークルのようなものですが、少人数なことがほとんど。そのため特に熱意ある優秀な学生の加入を求めています。また、ゼミはあくまでも教官が管轄するものですから、教官が加入を認めてくれなければ入れません。
ゼミに所属する(できる)までの道筋は、各大学、各学部によって異なっていますが、教官に許可されることが必要な点では変わりありません。大学院へ進学することも視野に入れ、がっつりと研究を行うといったゼミでは、教官の学生を見る目はさらに厳しくなります。
また、そもそも少人数ですから人気のゼミでは競争率も高くなります。安易な気持ちで入ろうとしてもなかなか難しいのが現実です。そこで、ゼミの志望理由書をどのように書くかが重要になってきます。逆にいうと、さほど志望者が多くないと思われるゼミなら、志望理由書を簡単に済ませたとしても入れる可能性が高くなるということです。
志望理由を書く前にまずすべきたった1つのこと
ゼミの志望理由といっても書くことがないーーー。志望理由書を書こうと思っても、何も思いつかない、こんなケースも多いのではないでしょうか。実は志望理由を書き始める前にまずすべき、たった1つのことがあります。それは…
志望するゼミについて徹底リサーチすることです。
具体的には次のような方法が考えられます。
・教官が扱う講義の内容を調べる
・ゼミの方針を理解する
・教官の出した本や論文に目を通す
・ゼミの先輩に教官のツボを聞く
・研究室を訪問して話を聞く
なぜリサーチが必要なのかというと、それはあなたの志望理由をゼミの活動内容とリンクさせる必要があるためです。志望理由が「ゼミでの研究概要」や「教官の研究テーマ」とズレていると、教官の心には刺さらないのです。
何よりも、リサーチをすることで「自分だったらこんなテーマで深掘りしてみたい」といった具体的なビジョンを持てるようになります。そうすると志望理由書に書く内容も頭に浮かびやすくなるのです。
特に、ゼミ生の先輩に話を聞くことができればベター。「自分の時はこうした」「教授はここを大切にしている」といった先輩の生の声は役立つこと間違いなしです。