ミラノのおすすめ観光地20選! 最新人気スポットから知っておきたい基本情報まで 3ページ目
イタリアサッカー、セリエAでミラノを本拠地にしているサッカーチームといえばACミラン(エーシー・ミラン)です。インテル(ミラノ)、ユヴェントス(***)、ASローマ(ローマ)と並ぶイタリアの名門クラブチームです。
ホームはジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)スタジアムでチームの愛称はイタリア語で「悪魔」のディアボロ。日本代表本田圭介選手も2017年までプレーしていました。
その熱戦が繰り広げられるスタジアムでサッカー観戦するのもよし、ガイド付きの見学コースでじっくりスタジアム見学するのもおすすめです。
ミラノのおすすめ観光地7.メルカンティ広場
ドゥオーモ西側にあるメルカンティ広場は、広場中央に井戸があるのどかな空間です。週末には屋台が並び時代を先取りしている世界の最先端であるミラノとは思えない中世の雰囲気が広がっています。アーチ型の柱廊は何度も改修が続いていたであろう修復後が残っていて趣があります。ドゥオーモ屋上からメルカンティ広場を眺めるのもミラノに暮らしている雰囲気を味わえるでしょう。12月はクリスマスマーケットで賑わうため、冬の時期に訪れるとまた違った楽しみ方を味わえます。
ミラノのおすすめ観光地8.ポルディ・ベッツォーリ美術館
ミラノに住んでいた貴族の邸宅が美術館となったポルディ・ベッツォーリ美術館は1300年代から1800年代のコレクションが豊富な美術館です。ミラノの貴族の生活をちょっとのぞくことができるほか、普段の生活で利用されていた食器や陶器、武具などを見ることができる観光地。
末裔のジャン・ジャコモが主をつとめた美術館は、コレクションの一部にトスカーナ地方の美術作品、特にルネサンス期の絵画が300点ほど収蔵しています。ピエロ・デル・ポッライウオーロの「貴婦人の肖像」やサンドロ・ボッティチェッリの「死せるキリストへの哀悼」は、東京BUNKAMURAや阿倍野ハルカスでの美術展でも日本で展示され目玉となりました。ポルディ・ベッツォーリ美術館は、ひっそりとスカラ座そばに佇んでいますので混雑しない、貴族邸宅でゆっくり作品に触れてみてはいかがでしょうか。
ミラノのおすすめ観光地9.スカラ座
世界三大オペラ座のひとつ、世界的にも有名なミラノ・スカラ座は、2004年に改修工事が終わりオペラを鑑賞することができるようになりました。
2016年冬には日本でも公開されたアート・ドキュメンタリー「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」では、240年間の間にスカラ座で起きた奇跡、ジュゼッペ・ヴェルディ、トスカニーニ、カラヤン、ヴィスコンティという偉人達が紡ぎだした芸術の数々と、大スターマリア・カラスやアレッサンドラ・フェリなどの人気ダンサーを排出するなどの歴史と背景をしっかりと映像で伝えています。長きに渡り、芸術の世界をリードし続けたスカラ座を、実際にみて触れてみることに意味があるでしょう。
入手困難だ、とあきらめてしまわずにオペラ公演のチケットキャンセルが出る場合を待ちましょう。インターネットで開園ぎりぎり間際までチェックするのも重要です。内部のスカラ座博物館の見学も日本人に人気があります。オペラをあまり楽しめない、という方は博物館だけでも見学してみてください。
ミラノのおすすめ観光地10.サンタマリア デッレ グラツィエ教会
1980年にサンタマリア デッレ グラツィエ教会および修道院とレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は、世界文化遺産に登録されています。
建物はミラノルネッサンス様式の外観で茶褐色の大きなクーポラが特徴です。その教会の左側にある修道院の食堂にレオナルドダビヴィンチの「最後の晩餐」があります。
「汝らのひとり、我を売らん」というキリストの言葉からのひとりひとりの表情を表現したダヴィンチの芸術作品をしっかりと目に焼き付けてください。