ミラノのおすすめ観光地20選! 最新人気スポットから知っておきたい基本情報まで 2ページ目
ミラノの街のシンボル、ドゥオーモはゴシック建築の大傑作で14世紀後半から着工し最後に正面の完成を見たのは19世紀初め頃のナポレオンでした。外観は天に届きそうな尖塔135本とブロンズの扉。内部は美しいステンドグラスで囲まれて非常に広い構造です。
ミラノ中央駅から地下鉄3号線でドゥオーモ駅に到着するとここからは徒歩で観光できます。ドゥオーモを起点にガレッリア→ポルディ美術館→スフォルツァ城→スカラ座→サンタンプロージョ聖堂など1日コースで街歩きが楽しめます。
このドゥオーモ広場を拠点に観光を組み立てると、ドゥオーモの内部を見学した後(エレベータ化階段で聖堂の上に登りたいですね)、天気のいい日はヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアからミラノ・スカラ広場(スカラ座)へ歩いてみるのもおすすめです。
ミラノのおすすめ観光地2.王宮
ドゥオーモの右側に立つヴィスコンティ家は、ネオクラシック様式の建物で、スペインやオーストリア総督の官邸に利用されたこともあります。
内部は第二次大戦で美しい装飾はなくなってしまいましたが、外層は残っており、イタリア国旗を正面に掲げ今もなお堂々とした風格を見せつけています。イタリア史~新古典時代・ナポレオン時代・王政復古時代・イタリア統一~の史実を学べる場所です。また、ミラノで有名画家の美術展、名作コレクションがある場合は王宮を利用することが多く、ここに足を運べば世界各国の作品に出会えます。向かい側にはドゥオーモの歴史を紹介しているドゥオーモ博物館があります。
ミラノのおすすめ観光地3.市立現代美術館
初期のキリスト時代の彫刻から、ミケランジェロが彫った未完の「ロンダーニのピエタ」まで市立現代美術館には作品が展示されています。スフォルツァ城にある博物館・美術館の中で恐らく最も重要な作品が収容されています。
ミラノ市内では、混雑で名画や芸術作品見られなかった、ということのないように「最後の晩餐」も見られるシティサイトシーイングが実施されています。行程に記載されているものはすべて見学が確約されていますので、ミラノでの芸術鑑賞にはツアーに参加してゆっくり見学してみてはいかがでしょうか?
ミラノのおすすめ観光地4.ガレッリア
ドゥオーモを背にして右にはガラスの天井がキラキラ輝く、アーチ型のアーケードがスカラ座まで通じています。アーケードにはレストランやカフェ、高級ブランド店が並び散歩しているだけでもセレブリティ気分が味わえます。
もちろん、このガレッリアにも天井付近に絵画が描かれ、足元にはモザイク画が広がっています。中央の十字路には、北ヨーロッパ、アフリカ、中国、アメリカを描いたフレスコ画がありますのでどんな世界観が描かれているのか忘れずに確認して見てください。また、雄牛のモザイクの上で半時計回りに3回転すると子宝に恵まれるという都市伝説があるようでその一部に人だかりができています。
ミラノのおすすめ観光地5.ミラノ中央駅
ミラノの列車の起点、ミラノ中央駅はマルペンサ空港からマルペンサエクスプレスが運行されていて空港からのアクセスも抜群です。ミラノ中央駅はホーム階(2階)と中2階、1階、地下の4階構造で、駅の外観はムッソリーニ時代の建築物だそう。地下鉄やトラム(市電)、トローリーバスも市内を走っていてとても交通の便がいいのは魅力的です。切符の購入は1階奥の自動販売機で購入しますが、いつも混雑しているので、列車を利用する場合は時間に余裕を持って行動しましょう。