教育学部以外でも教員免許が取れる「教職課程」って実際どうなの? 教職課程履修者に聞いてみた【学生記者】 2ページ目
・教師に絶対なってやろうという確固たるものがあったわけではなかったので、進路選択の際にとても悩みました。それこそ教育実習に行こうかも迷っていました(商学部4年・男性)
・民間企業からも内定をもらっていたので、民間企業に就職するのか教師になるのか、最後の最後までどちらにしようか悩みました。所属している学部の友人たちはみんな民間企業就職が当たり前という状況なので、自分はどうすればいいのかわからなくなったこともあります(文学部4年・女性)
教育学部でないからこそ、「教師に絶対なってやる!」という確固たる意志を持っていない学生もいる分、進路選択の際に悩むこともあるようです。もちろん、教育学部でない学部に所属しながらでも、「教職課程」の制度を利用し、本気で教師になりたいと思っている学生もいるのですが、教育学部に入学する学生に比べると、いろいろと考えることも多い傾向にあるようです。
所属学部をはじめ、周りに教師になるという人が少ないので、就職活動の時期に周りに流されたり、友人の話を聞く中で「民間企業の採用も受けようかな……」と思う学生も多いわけです。
■まとめ
教職課程履修者の声をお届けしましたが、いかがでしたか? 今回はどちらかというと「教職課程」の悩ましいマイナスな面を主に伝えてきました。それは教職課程や教育実習などには生半可な気持ちで臨んではいけないと筆者自身が周囲に散々言われてきましたし、自身としてもそのように思っているためです。
実習生として中高生の2週間〜3週間分の授業を担当したり、学生生活に関わるのであれば、それだけ必死になって取り組まなくてはならないです。そのため、厳しい面もお伝えしました。一方で、「教職課程」を取っていてよかったと感じている学生もたくさんいますので、次回はそちらを中心に紹介していきたいと思います。
文・山D
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