未経験でもスポーツ選手として働けるって本当? スポーツ選手の働き方のリアルに迫ったイベントに密着!

学生の窓口編集部SK

PR 提供:平塚競輪場
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就活をしていると、「体を動かすことを仕事にしたい!」「今までの運動経験を活かして働きたい!」と考える学生もいるのではないでしょうか。

‟スポーツに関わる仕事をしたい“
そんな学生に向けたイベント「マイナビ 学生の窓口 体験型就活セミナー - 競輪から学ぶプロスポーツ選手の世界 - Supported by 平塚競輪場」が2024年12月7日(土)に開催されました。

イベントでは、実際に現役競輪選手から働き方についての話を伺えただけでなく、競輪選手のトレーニングを体験できるパートもあり、多くのことを学べて参加者も大満足の様子でした。今回はそんなイベントについてレポートします!

そもそも競輪選手ってどんな仕事?


競輪選手は国家資格を有するプロスポーツ選手。2024年11月現在、男子2,196名、女子201名の合計2,397名が選手として活躍している競輪は、日本のプロスポーツ界で最もプロの選手数が多い競技です。レースの賞金が直接収入になるため、平均年収は男子選手が約1,400万円、女子選手が約900万円、トップ選手の年収は2億円以上と夢のある仕事でもあります。10代から60代までの選手がいて、長く現役でいられるのも特徴のひとつです。

マイナビ学生の窓口 体験型就活セミナー
- 競輪から学ぶプロスポーツ選手の世界 -
Supported by 平塚競輪場

スポーツに関わる仕事や競輪についてのお話を伺うセミナーパートと、選手のトレーニングを実践する体験パートで構成された本イベント。まずは、前半のセミナーパートの様子を紹介します。

Part1

スポーツ就活セミナー

セミナーパートの最初は、スポーツに関するキャリアに詳しい講師の高橋啓介さんのお話を伺いました。(※正しくははしご高)

高橋さんは、「スポーツを職業という視点で考えると、スポーツ選手に目がいきがちです。しかし、スポーツに関わる仕事は、トレーナーやスポーツ栄養士などの選手を支える仕事、テレビ業界やウェブ媒体などでスポーツを伝える仕事、スポーツ製品のメーカーなどスポーツ環境を整備する仕事などさまざま。『社会人になってもスポーツに関わりたい』という思いは、視野を広く持つことで現実にすることができます」といいます。 高橋さんのお話に集まった学生たちも興味津々な様子。スポーツに関わる仕事やスポーツ選手のキャリアの築き方を熱心に聞いていました。

Part2

競輪ガイド

競輪とオートレースの振興と実施を担う公益財団法人JKAの木村卓さんからは、競輪の歴史と選手になる方法、田中宏昌さんからは競輪開催を支える仕事をご説明していただきました。

競輪は戦後の日本復興のために始まった公営競技で、柔道に続いてオリンピック種目となった日本生まれのプロスポーツです。売上金の一部は補助事業として『社会福祉事業の振興』や『地方財政の改善』など、社会貢献のために活用され、その額は年間91億円にものぼっています」と木村さん。

競輪は歴史が長く、日本でもなじみのあるスポーツだということが分かりますね。では、プロの競輪選手になるためには、どうしたら良いのでしょうか?

「競輪選手になるには、まず日本競輪選手養成所に入所して約1年間訓練を受けます国家試験に合格したらプロ選手としてデビューするというのが流れです。選手になると、全国で開催されるレースに毎月2回ほど出場します」とのこと。

スポーツ選手が国家資格というのは意外です。このような話を聞くと競輪選手になることはハードルが高く思えてしまいます。しかし、競輪に関わる仕事は選手になるという道だけではありません
「競輪に携わる仕事には、競輪選手がトレーニングする環境を整えたり、レースを準備したりするというような仕事もJKAにはあります。運動は自信ないけれどもスポーツに関わる仕事がしたいという方はぜひJKAについても一度調べてみてください」と田中さんは話します。

競輪選手にならずとも競輪に携われる仕事の選択肢はさまざまあるよう。イベント参加者のなかには、「『スポーツ=選手』のイメージが強かったので、確かにその選択肢もあったか!」と驚く人もいました。

もっと競輪について知りたい!

スポーツ選手を間近で感じて大興奮!

セミナーでしっかりと競輪について学んだあとは、普段、選手がレースを行っているバンクに出て、競輪選手の走行を間近で体感していきます。バンクに入ること自体が貴重な経験ということもあり、参加した学生たちもワクワクしている様子。ピストレーサーと呼ばれる、ブレーキや変速機がなく、タイヤが細いことが特長の競技用の自転車に乗ったプロの選手が現れるとさらにテンションが上がっていました。

選手によるデモンストレーションでは、平塚競輪場所属の塚本瑠羽選手が実際にバンクを走ってくれました。間近で見るとそのスピードにビックリ。レース時は最高時速80kmも出るそうです。30度ほどある傾斜を利用しながら目の前を一瞬で走り去るスピード感と臨場感には学生たちも大興奮でした。

いざ、学生もトレーニングを体験

選手の走りを見学したあとは、多くの学生が心待ちにしていた体験パートです。体験では3つのグループに分かれて、選手と一緒にバンク走行するほか、ワットバイクやレッグプレスといったプロの選手が行っているトレーニングを体験してみることに。

選手と体験するバンク走行に密着!

実際にバンクを走行できるパートでは、塚本選手の先導でゆっくりとしたスピードで走行体験。体験後の学生からは、「ゆっくり走っても疲れる!」「傾斜が怖かった」などの声が聞かれました。

選手の登竜門! ワットバイク体験

次は室内に入り、普段選手たちが行っているトレーニングを体験。まずは、日本競輪選手養成所の適性入所試験にも導入されている室内用のトレーニング機器で、ペダルを漕ぐパワーをワット数で測定するワットバイクの様子を紹介します。

今回の体験では6秒間挑戦していただきました。競輪選手の場合、6秒間で男子選手の平均が1,865w、女子平均が1,032wなのだとか。 実際に挑戦してみた男子学生は1,014wを記録していて「すごい!」と声が上がっていました。女子学生も挑戦すると、結果は741w。「漕ぎ方が難しかった」と悔しそうでした。

競輪選手の脚力の基礎 レッグプレスに挑戦

続いてはレッグプレスを体験。レッグプレスは、足の力で重りを持ち上げることで、足の筋肉を鍛えるトレーニングマシンです。実演ではガールズケイリン選手の塩田日海選手が250kgの重りを軽々と上げていました。学生の体験時は150kgでしたが、スポーツ経験のない学生は「ムリムリ!」と足がぷるぷるしている様子。スポーツ経験のある学生は体験後、額に汗を流しながらも「まだいけそうです」と余裕そうでした。

競輪を知りたい!

愛好会で体験してみよう!

選手にも直接話を伺いました!

左から川越勇星選手、塩田日海選手、塚本瑠羽選手

体験後には、選手にじっくりお話を聞けるトークセッションパートが。競輪選手になったきっかけをはじめ、働き方についてもお伺いしました!

プロフィール


川越勇星選手

父親が元競輪選手だったため、幼いころから競輪選手に憧れがあった。中学生の頃から本格的に競輪選手を目指す。


塩田日海選手

就活中に競輪という職業があることを知り、未経験ながらも受験し合格。現在はガールズケイリンで活躍中。


塚本瑠羽選手

長年柔道を行い、大学卒業時に実業団か警察で柔道を続けるか迷っていたところ、競輪選手の適性試験があることを知って競輪の道へ。

Q.1日にどれくらい練習をしていますか?

僕は午前中にバンクでの練習、午後はウエイトトレーニングが基本の練習スケジュールです。トレーニングは自分で決められるので、練習は午前のバンク練習だけにして、午後は体のケアをする日もあります。

僕は基本的に朝6時半から昼前ぐらいまで練習をして、それ以降はフリーです。ウエイトトレーニングをする日もあれば、休む日もあります。

私も朝から練習をやっているものの、朝が苦手で……。起きられないときは練習を午後に回すなど、自由に時間を決めてトレーニングしています

Q.競輪選手になってよかったと思うことはありますか?

自分の時間がたくさんあることです。1日のスケジュールを自分で考えて組み立てられるので、会社に勤めるよりも自分の時間が多いと思います。

自分の頑張り次第で賞金が稼げることだと思います。特に物欲があるわけではないのですが、賞金という目標にできるものがあるので常に上を目指して頑張れる点は魅力です。

自分でスケジュールが組め、頑張っただけ報われるのは競輪選手のいいところかなと思います。刺激的な世界で勝負できるのも楽しいです。

Q.競輪選手になって大変だなと思うことはありますか?

収入が変動することが大変です。私は骨を折ってしまい、1ヶ月ぐらい休んだ時期がありました。競輪選手の収入は賞金なので、レースに出ないと収入がありません。これはほかの職業と違って厳しいところです。

レースが月に2〜3回あるのですが、レース期間の5日間ぐらいは外部と通信できないので個人的にはつらいです。あとは、競輪はオフシーズンがないので、レースと練習と休養のバランスを取るのが大変だなと思います。

僕は怪我が多いので、怪我の処置を自分でやらなくてはいけないのは大変です。ほかにも、土日はレースが入って、友達となかなか会えないのは寂しいところですね。


競輪選手の生活ややりがいを覗き見ることができました。スポーツ選手と聞くとハードな練習の日々というイメージですが、自由な時間も多いのは意外でした。収入が賞金のみというのはドキドキしますが、自分の頑張り次第で収入アップできるのは夢がありますね。

競輪の養成所についても知りたい!

まずは愛好会で体験してみよう!

もっと知りたくなった競輪選手の世界


競輪選手の大変さを感じつつも、自分で日々のスケジュールを組めるなど、面白い発見もあった本イベント。お話を聞いたり体験をしたりしたことで、より興味が湧いた学生も多かったようです。

ここで改めて競輪選手のポイントをまとめてみましょう!

競輪選手のポイント

✓国家資格を持つプロスポーツ選手
✓女子も男子も自分の頑張り次第で高収入が実現可能
✓オフシーズンはなし。レース参加は月2回ほどで、それ以外の日程は自分のペースでスケジュールを組める
✓現役選手のなかには60代もいて選手生命が長い


未経験で選手を目指せるというのも魅力的ですよね。気になった人はぜひ、平塚競輪場や日本競輪養成所についてチェックしてみてはいかがでしょうか?

毎月競輪の体験会(愛好会)も開催中


平塚競輪場では毎月体験会が行われています。自転車やトラック競技に関心があり、競輪選手に興味があれば誰でも参加可能。まずは見学だけという方も大歓迎です。希望すれば選手による指導を受けることもできます。競輪が気になった人は、まずは体験会に足を運んでみるのがオススメです。
※昨年のイベント参加をキッカケに選手を目指している方もいるそうです。

\平塚競輪場で競輪選手のトレーニングを体験できる/
愛好会開催予定


2025年1月9日(木) 13時~
2025年2月3日(月)13時~
@平塚競輪場

まずは愛好会で競輪に触れてみよう!

平塚競輪場(愛称:ABEMA湘南バンク)



場所:神奈川県平塚市久領堤5番1号

問合せ時間:8:30~

開門:10:00~
※開門時間が変更となる開催についてはお知らせ掲示板で随時告知

電話番号:0463-21-3935

入場料:無料

平塚競輪場についてはこちら

日本競輪選手養成所についてはこちら


競輪とオートレースの売上の一部は、機械工業の振興や社会福祉等に役立てられています。

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