就活に有利な資格も? 在学中に取得しておきたい資格と勉強法まとめ【大学生の資格のトリセツ】
大学生のみなさんにぜひおすすめしたいのは、就活や社会人生活でも役に立つ資格の取得です。
大学生の間は時間の融通が利くため、自分のペースで勉強を進めることができますが、社会人になると忙しさからまとまった時間を確保することが難しくなってしまいます。
大学4年間は、実は資格を取得するのに絶好のタイミングなんです!
ここでは、大学生の先輩がおすすめする資格や、就活で自己PRにも使える資格などを紹介します。
就活には資格があると有利なの?
就活をするとき、資格があると自己PRや面接でのアピールなどに有利です。
- ・資格を取得しようと思ったきっかけ
- ・資格を取得するまでに努力したこと
- ・資格を取得して実現したいこと
などのエピソードが豊かになります。
また、志望業界に関連した資格を取得することは業界研究の一貫にもなりますし、「資格を取得するほどに入りたい業界であり、就きたい職種である」というアピールにもつながります。
就活に資格があっても意味ないパターンとは
資格があった方がアピール時に有利というお話をしましたが、資格取得のためにかかった期間があまりにも長かったり、明確な理由もなく資格を取得している場合はアピールにつなげるのが難しくなります。
他の学生が半年程度で取得した資格を「やる気が出なくて」「本番試験に寝坊して」などの理由で数年かけて取得した場合などがこれにあたります。
資格を就活におけるアピールポイントとして使いたいなら、ポジティブな反応をしてもらえるようなエピソードとセットにしましょう。
「就活に資格はいらない」と初心者向けの資格を隠す必要はない
例えば、簿記なら4級、IT系の資格ならITパスポートのように初心者向けとされる資格があります。こういった初心者向けの資格について「アピールするのは恥ずかしいから履歴書にも書かない」という人がいますが、隠す必要はありません。
資格はないよりはあった方が良いものです。しかし、取得した資格の時期や関連性によっては、履歴書に記載するかどうかを検討する必要があります。たとえば、小学校時代に取得した「漢字検定4級」のような、今の年齢から離れすぎている時期に取得した資格は、関連性を考慮して検討することが重要です。一方、大学生時代に取得した資格は、基本的には積極的に履歴書に記載するべきです。
就活にも使える!大学生のうちに取得しておきたいおすすめ資格
大学生のうちに取得しておきたい資格を紹介します。
就活にも使えますが、取得しておくと大学生活が充実するようなものをピックアップしました。
文系・理系関係なくあった方が「ツカエル」資格ばかりなので、時間に余裕がある人は取得を検討してみてくださいね。
大学生の就活に有利な資格1. TOEIC
学部によっては必修で受けなければならないことも多いTOEIC。学生にとっては一番身近な資格かもしれません。
グローバルを視野に入れた企業も多いですから、英語の資格は取っておいて損はしないでしょう。
URL:https://www.iibc-global.org/
大学生の就活に有利な資格2. 日商簿記
入社後、経理や財務関係の仕事に関わりたいと思っている人は持っていたほうがいいスキルでしょう。就活中も簿記をアピールすることで、本気度も伝わるはずです。
URL: http://www.kentei.org/boki/
大学生の就活に有利な資格3. MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
WordやExcelなどを使いこなすことができるスキルが証明できる資格です。
社会人になると必要になるパソコンスキルを、学生のうちに身につけることができるので、就活の間だけでなく入社してからも役に立つはずです。
URL: http://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
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大学生の就活に有利な資格4.普通自動車運転免許
普通自動車運転免許は、業界によってはあって当たり前の資格になっています。地方の外回りの営業担当者でなくても車を使う業務は当然のようにあるのです。
「就活に有利になるから」というよりは「ないと不便な職種の方が多いから」取得しておきましょう。マニュアルでもオートマティック限定でもいいですが、自動車のディーラーなどお客様の車を運転しなければならない職種を目指すならマニュアルで取得しておくべきです。
理系大学生が就活前に取得しておきたい資格とは
理系の大学生が就活前に取得しておくべき資格は、専門分野のアピールになる資格です。
学部の勉強で取得済みかもしれませんが、
- ・基本情報技術者試験に代表されるIPA主催の資格
- ・LPICなどのプログラミング系資格
- ・建築士や技術士などの専門知識を活かした資格
は取得しておいて損はありません。
「学部でやったし、今さら資格という形にしなくても」という考えもあるかもしれませんが、学部名だけではどんな勉強をしてきたのかわからない場合もあります。そのため、採用担当者に通じやすい資格を持っておくことで、自分の専門知識やスキルをアピールしやすくなります。
文系大学生が就活前に取得しておきたい資格とは
文系の大学生が就活前に取得しておきたい資格は、志望する業界別に絞り込みが必要です。
行きたい業界に専門資格がある場合は、下位資格から始めて上級資格へ挑戦するといいでしょう。資格取得に至るまでのストーリー性が重要になってくるので「なんとなく」「有利になると思って」程度の理由で取得しても採用担当者の心に響きません。
あえて「これだけは取っておくべき」という資格をあげるとすれば、英語系の資格になります。
英語力は文系・理系の範囲を超えて使われますし、一定以上のスコアがなければ書類を送付する資格すら与えられない可能性もあります。
就活のガクチカにも使えるかも?ちょっと珍しい資格を紹介
「葬祭ディレクター」や「家電製品アドバイザー」など、ちょっと変わった資格をご紹介します。
「大型特殊自動車免許」や「フォークリフト運転技能講習」などの技能系の資格もチェックしておいて損はありません。
種類によっては持っていると就活に有利に働くケースもあるので、自分が入社したい就職先を考えて選択しましょう。
就活に向けた資格を効率的に取得するための学習法とは
取得したい資格を決めて、資格の勉強をいざ始めようと思っても、サークルやバイトなどの時間を犠牲にしたくはないですよね。
「せっかく大学生になったのだから、勉強も遊びもバイトも全部思いっきりやりたい!」と思う人も多いと思います。
そんな忙しい大学生でも資格の勉強を効率よく行える方法やコツがあります。
特に「コーネル大学式ノート術」は、資格試験だけではなく大学の試験勉強にも使えるのでマスターしてみてくださいね。
TOEICの効率的な勉強方法をスコア別に紹介
どんどんグローバル化が進み、共通の言語として英語が求められてきていますよね。
語学力を必須としている会社も増えてきているため、就活対策として英語を学ぶ人も多いと思います。大学生のみなさんも、在学中に本格的に英語力をアップさせておきたいところでしょう。
英語力の指標として多くの企業や大学に採用されている「TOEIC」の効率のいい勉強方法や、点数を上げる効果的なテクニックを紹介します。
近い将来英語をいかしたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
運転免許を在学中に 一発で免許取得するための方法
大学生が在学中に取得しておくべき資格の中に「普通自動車運転免許」があります。
実は運転免許証は就活に有利になるだけでなく、持っていると社会人になったときに身分証明書としても重宝します。
「運転免許証はどの時期に取ればよいのか」などについて紹介します。
免許を取得するためには自動車学校に通いますが、どういった自動車学校があるかに関する説明や、一発で試験に合格するコツを紹介します。
自己分析や業界分析をしてから資格を選んでも遅くない
文系・理系問わず取得しておきたいのは、英語に関する資格です。特に「TOEIC」は「スコア〜〜以上」のように指定されている場合があります。
他にも「日商簿記検定」などの定番の資格から、「フォークリフト運転技能講習」などのす少し変わった資格まで、業界によってはアピールになる資格がありますので、検討してみてくださいね。
実は日本には500種類以上の資格が存在しています。まずは就職に有利なメインとなる資格の取得を目指すのがおすすめです。
もし時間に余裕があれば、いろいろな種類の資格にチャレンジするのもおもしろいかもしれませんね。
○ 学生生活のトリセツ 一覧