想定外?! 第一志望よりランクが高い大学に合格・進学した大学生は約2割
いよいよ待ちに待った夏休み。高校3年生にとっては受験の天王山と呼ばれる季節でもありますね。この夏のすごし方が大学の合否を分けるといっても過言ではありません。なかには記念受験で受けた第1志望より難関な大学に受かってしまい、通っているという学生もいるでしょう。そんな棚からぼたもち大学生はどのくらいいるのか? 現役の学生に聞いてみました。
■大学受験の際に、挑戦校として記念受験で受けた難関大学に受かってしまった経験はありますか?
はい 78人(21.8%)
いいえ 279人(78.12%)
なんと2割の大学生が挑戦校に合格してしまい、その大学に通っているという結果が。センター試験や筆記試験では受験本番にならないとなにが起こるかわかりません……。さっそく理由をみてみましょう。
■棚からぼたもち? まさかの難関大学に合格!
●第1志望より上のランクに合格
・理学部に入学したかったけど、滑り止めもすべて落ちて、腕試しで受けた薬学部だけ受かった(女性/22歳/大学4年生)
・農学部を目指していたけど、薬学部を受けたら受かったから薬学部になった(男性/22歳/大学院生)
・予想していた点数よりセンターで取れたため、ワンランク上の大学に出願した(女性/23歳/大学院生)
・目標とする大学は受験できず、ランクが上の大学に受かってしまったから(女性/25歳/大学院生)
●AO入試&推薦入試で合格!
・どうせ受からないけどせっかくだから受けておこうと思って受けたAO入試に運よく合格したから(男性/23歳/大学院生)
・中学高校が大学附属校だったので内部推薦で受かった(女性/24歳/大学3年生)
行きたかった学部・学科はすべて落ちてしまい、腕試しで受けた学部に合格したという学生も。気持ちは少し複雑ですが、入学した学部に運命を感じてしまいそうです。またAO入試や推薦入試などをうまく使って合格したという人もいました。