Excelで範囲指定やセルの結合などができない場合の対処法は?

2019/11/20

ITスキル

Excelを利用していて、範囲指定やセルの結合などができなくなって困ったことはありませんか。今まで問題なく使えていたのに、操作しているうちに突然使えなくなってしまうこともあります。そんなときの対処法について解説します。

範囲指定できない場合の対処法

複数のセルを選択して行う範囲指定ですが、特定のセルの選択状態が解除できず、どこをクリックしても、そのセルからの範囲指定になってしまうことがあります。

例えば、このように、常にB2セルを起点にした範囲指定になってしまいます。

これは「選択範囲の拡張」という機能が働いていることによります。この機能は、通常は「Shift」キーを押しながら複数セルを選択するところを、「Shift」キーを押さずに操作可能にするものです。「F8」キーを押すことで有効になります。
意図せず有効になっている可能性があるので、Excel画面の左下に「選択範囲の拡張」と表示されていたら、再度「F8」キーを押して解除しましょう。

セルの結合や文字の結合ができない場合の対処法

セルの結合は、Excelメニュー「ホーム」→「セルを結合して中央揃え」から実行できますが、「セルを結合して中央揃え」がグレーアウト(ユーザーの操作対象から外れている)していてクリックできないことがあります。

また、そのほかの主な原因としては次のようなことが考えられます。
・「ブックの共有」が設定されている
「ブックの共有」は複数のユーザーがひとつのファイルを同時に編集できる機能です。この機能が設定されていると、セルの結合ができません。ファイル名の横に「共有」と表示されている場合は、次の操作で解除しましょう。
Excelメニュー「校閲」→「ブックの共有を解除」を選択

・「テーブル」が設定されている
「テーブル」は表を利用する際に便利な機能が一括で設定できるものですが、テーブルを設定するとセルの結合ができなくなります。テーブルは次の操作で解除できます。

テーブルに設定されている範囲の任意のセルを選択し、Excelメニュー「テーブルデザイン」→「範囲に変換」→「はい」を選択

また、テーブルに設定していると、表の先頭にある見出し行では文字の結合もできないので注意しましょう。
文字の結合は、任意のセルに「=[セル番地」&[セル番地」」と入力することで、複数のセルに入力されている文字を結合できる機能です。

セルの書式設定ができない場合の対処法

セルの背景色やフォントの色などの書式設定を変更しても適用されない場合、「条件付き書式」の設定が影響していることが考えられます。条件付き書式でセルの書式が設定されていると、そちらの設定が優先されてしまうため、次の操作で解除しましょう。

範囲を選択し、Excelメニュー「ホーム」→「条件付き書式」→「ルールのクリア」→「選択したセルからルールをクリア」を選択

行や文字の挿入・削除ができない場合の対処法

行や文字の挿入・削除ができない場合、原因としてまず考えられるのは「シートの保護」機能です。シートが保護されていると、Excelの編集が制限されるため、Excelメニュー「校閲」→「シート保護の解除」と操作して、保護を解除しましょう。

保護されていないのに行の挿入ができない場合には、最終行のセルに文字や値が入力されている可能性があります。Excelの行の最大値は1048576行で、この最終行に値が入力されていると、それ以上行を増やせません。「Ctrl」+「↓」キーを押すと最終行まで飛べるので確認してください。

まとめ

紹介してきましたように、「テーブル」や「条件付き書式」といった設定や、意図しないキー操作が、実行したい操作を妨げていることがあります。それぞれのケースについて頭に入れておき、突然のトラブルにも対処できるようにしましょう。

(学生の窓口編集部)

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