Excelの共有設定がおかしい? シートの保護や共同編集機能の不具合対処法を解説

2019/12/09

ITスキル

複数人で同じExcelを開いて作業をしていた場合。共有設定や保護設定に問題がおこると、作業の順番待ちをしなければならなくなったり、触ってほしくないところを編集されてしまったりとさまざまな問題が起こる可能性があります。
今回は、共有設定やシートの保護など、Excelの共有設定が機能しなくなった場合の対処法を解説します。

<目次・お困りごとの解決策>

1.ブックの共有設定ができない場合の対処法
2.ブックの共有が解除できない場合の対処法
3.保護設定または解除などができなくなった場合の対処法
4.シートの保護の解除ができない場合の対処法
5.ロックや解除ができなくなった場合の対処法

▼<上記に解決策がないときは・・・>
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ブックの共有設定ができない場合の対処法

ブックの共有設定が機能しなくなった場合には、通常「校閲」タブに表示される「ブックの共有」のコマンドが表示されていない可能性があります。

まずは「リボンのユーザー設定」でコマンドを表示させる方法を試してみましょう。

(1)「校閲」タブを選択した状態で、右クリックして、「リボンのユーザー設定」を選択します。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(2) 「Excelのオプション」のダイアログボックスを表示させ、コマンドの選択から「ブックの共有」を探します。

「基本的なコマンド」の中に、「ブックの共有」が見つからない場合には、「リボンにないコマンド」や「すべてのコマンド」を選んで、探してみることをお勧めします。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(3) 「ブックの共有」を見つけたら、それを選択し、「追加」のボタンを押します。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(4) 「コマンドは、ユーザー設定のグループに追加する必要があります。グループを作成するには、リストからタブを選択し、[新しいグループ]をクリックします。」というエラーメッセージが表示されるので、そのまま「OK」を押します。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(5) 右下にある「新しいグループ」のボタンを押します。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(6) 「新しいグループ」がメインタブに追加されたので、「新しいグループ」を選択したままの状態で、右クリックをし、「名前の変更」を選択します。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(7) 「名前の変更」のダイアログボックスが表示されたら、表示名に任意で名前をつけます。ここでは、わかりやすく「共有」とつけていきます。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(8) 先ほどの「共有」という新しいグループを選択したまま、コマンドから先ほど見つけた「ブックの共有」をクリックし、中央の「追加」を押して、左側から右側に移動させます。

(9) 「ブックの共有」が右側に移動されたことを確認したら、「OK」を押して操作は終わりです。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(10) 確認をしてみると、ツールバーに「ブックの共有」が表示されました。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(11)あとは「ブックの共有」を左クリックして、「複数のユーザーによる同時編集と、ブックの結合を許可する」という項目にチェックを入れれば、作業完了です。

ブックの共有が解除できない場合の対処法

共有を解除しようとしても、「ブックの共有の解除」がグレーになっていて、選択できないという場合があります。その場合は「ブックの共有」から解除を行っていく方法があります。

Excel 共有設定 エラー 対処法

(1) 「校閲」タブから「ブックの共有」を選択します。

(2) 「ブックの共有」のダイアログボックスが表示されたら、「編集」にある「現在このブックを開いているユーザー」を選択し、右下の「ユーザーの削除」をクリックします。

なお、接続しているユーザーにブックを閉じてもらう方法でも共有の解除は可能です。

(3) 「新しい共同編集機能ではなく、以前の共有ブック機能を使用します。」のチェックを外します。

(4) 「OK]を押すと、共有が解除されます。

Excel 共有設定 エラー 対処法

保護設定または解除などができなくなった場合の対処法

Excelには、編集を禁止するためのシートの保護という機能があります。シートの保護設定や解除ができなくなった場合には、以下の方法を試してみましょう。

一部のセルだけを編集できるようにしたい場合のシートの保護設定の方法

シートの保護設定で、一部のセルのみの編集を行いたい場合は、先に編集を可能にしたいセルの保護設定を解除していきます。

(1) 編集を可能にしたいセルを選択した状態で、右クリックをして「セルの書式設定」を選びます。今回は、編集したいセルを複数選択しています。

Excel シートの保護 エラー 対処法

(2)「セルの書式設定」のダイアログボックスが表示されたら、「保護」タブにある「ロック」のチェックを外し、「OK」を押します。

Excel シートの保護 エラー 対処法

(3)「校閲」タブから「シートの保護」を選択します。

Excel シートの保護 エラー 対処法

(4)「シートの保護」のダイアログボックスが表示されたら、「OK」を押します。

Excel シートの保護 エラー 対処法

(5) 選択したセルのみ編集が可能になり、他の場所はシートの保護によって編集ができないようなります。

Excel シートの保護 エラー 対処法

シートの保護の解除ができない場合の対処法

シートの保護を解除したいが「シートの保護の解除」が選択できなくなっている場合は、「ブックの共有」が設定されていないか確認します。

「ブックの共有」が設定されている場合は、先に「ブックの共有」を解除しなければ、「シートの保護」の解除はできないようになっています。

(1) 「ブックの共有」が設定されていることを確認できたら、「校閲」タブから「ブックの共有の解除」をクリックします。

Excel シートの保護 エラー 対処法

(2)「シートの保護の解除」ボタンが選択できるようになり、解除できるようになります。

Excel シートの保護 エラー 対処法

ロックや解除ができなくなった場合の対処法

一部のセルを編集可能にして、保護したシートを元に戻したい場合は「シートの保護の解除」→「セルロックの設定」という順番で解除をしていく必要があります。

この順番が反対になると、シートの保護はうまく解除できず、操作は、元に戻りません。

(1)ロック設定したいセルを選択した状態で右クリックをしても、「セルの書式設定」を選ぶことができません。

Excel シートの保護 エラー 対処法

(2)先に「校閲」タブから「シートの保護の解除」をクリックし、解除します。

Excel シートの保護 エラー 対処法

(3) ロックをしたいセルを選択し、右クリックをすると、「セルの書式設定」が選択できるようになります。

Excel シートの保護 エラー 対処法

(4) 「セルの書式設定」を選び、ダイアログボックスを表示させ、「保護」タブにある「ロック」にチェックを入れていれていくと、元に状態に戻ります。

Excel シートの保護 エラー 対処法

まとめ

Excelにおけるブックの共有やシートの保護については、操作ができなくなった場合の対処法を知っておくことが非常に大切です。

これを機会に対処法を習得し、いざという場合に困ることがないようにしていきましょう。

(学生の窓口編集部)

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